音楽
岡咲美保1stアルバム発売記念インタビュー

岡咲美保さん1stアルバム「BLOOMING」発売記念インタビュー! 12曲中10曲が新録曲、バラードやダーク系の曲にも初挑戦!!

「インフィニット」はさわやかさと強さを併せ持った曲で、アルバム全曲を引っ張る存在

――それでは、「インフィニット」について詳しくお聞かせください。

岡咲:初めて聴いた時、さわやかさと力強さを併せ持つ曲だなと思いました。
 
歌詞は、悩んだり、葛藤するところはあるけど、全体的にとてもポジティブです。サビの「無限大 停まんない」など畳みかけるフレーズが印象的だったので、歌詞に負けないように力強く歌いつつ、明るさや希望のニュアンスも残るようにしました。
 
曲頭に「私らしく あなたらしく」とあるように、のびのびと夢を追いかけつつ、でも決意はしっかりある、そんな風に気持ちを固めてレコーディングに臨みました。

――「1秒後に生きる私と『過去(きのう)より輝く』と約束した」など、前向きで勇気付けられる歌詞が並んでいますが、作中のキャラたちに寄り添いつつも、岡咲さんご自身にもリンクする部分もあるのでは?

岡咲:そのフレーズは胸に響きますし、そういう意識を持つことで未来が決まるんだろうなと感じます。私が声優になりたいと口に出していたことが、今につながっていると実感していますし、「どんなときも弛(たゆ)まない」のように、自分を信じて頑張ることで、夢の実現につながると思っています。
 
作品を大切に想いながら歌っていますが、まだ駆け出したばかりの自分の姿と重なるような言葉が、歌詞の中に散りばめられているようにも感じます。

――これまでの曲の中でも一番力強く、感情がこもった歌い方をされていると思いました。

岡咲:ありがとうございます。特にDメロの「弱さは強さ 全部 “抱いて”」から続くフレーズはキーが高いんですが、“このまま昇っていけ~!”という気持ちで出し切りました。
 
声色は意識的に変えたわけでないんですけど、「ハピネス」や「ぺタルズ」の時よりも力強く、頼りがいみたいなところが出ていたのなら嬉しいです。
 
ストリングスが入っていて、キラキラした弾む感じとドラマ性を兼ね備えた曲になったかなと思います。

――収録曲はどれもリード曲のような、インパクトのあるイントロや、パワフルさがある曲ばかりですが、アルバムを通して聴くと、この「インフィニット」がリード曲である意味がわかった気がします。

岡咲:どの曲も個性的でパワーがありますが、「インフィニット」がみんなをまとめて、引っ張ってくれる存在なのかな、と。収録順に最後まで聴くと、また1曲目に戻って聴きたくなるような曲順になっていると思います。

――「インフィニット」のMVはどんな映像になっているのでしょうか?

岡咲:事前に黄色の旗を使いますとお聞きしていたのですが、当日見てみたら想像の10倍くらい大きかったです(笑)。その旗を振りながら歩いていくと、先には素敵なステージが待っていて、スポットライトを浴びて……と、私が“夢の場所”にたどり着くような流れは、思い描いている理想の姿に重なりました。
 
また皆さんに向かって「頑張れ!」と応援しているようなシーンもありますが、私の夢と皆さんの夢が重なる瞬間があればいいなと思います。皆さんからは、SNSでメッセージをいただいたり、お手紙をいただいたり、たくさん応援をいただいています。だから今度は、私が皆さんを笑顔にできたらいいなと思っているんです。
 
まだ自分のことでいっぱいいっぱいですし、皆さんがいないと頑張れない弱い自分ではありますが、成長したその際には、皆さんに笑顔を届けられるポジティブな気持ちを受け取っていただける存在になりたいです。

「ALRIGHT!」は元気な王道ロック、「バブルス」はカタカナ4文字タイトルシリーズ最新作!?

――では他の新録曲のお話も。まず1曲目の「ALRIGHT!」は“ザ・オープニングチューン”というくらい勢いがあるロックチューンです。

岡咲:とても元気な王道ロックです。「インフィニット」とはまた違う力強さやピュアさ、明るさが詰まっていて、 “不安もあるけど、頑張っていこうよ”と皆さんの背中を押すようなメッセージも込められています。
 
またサビ後半の「ユメミタイナ ユメミセルヨ」は「夢みたいな」と「夢見たいな」をかけていて、皆さんと一緒にこれからの物語を歩んでいきたいという願いを込めて歌いました。
 
私の楽曲はダンスを取り入れたリズミカルな曲が多かったのですが、「ALRIGHT!」はこれまでとは違うロックチューンで、MVではバンドさんたちをバックに歌う撮影が新鮮でした。リズムに夢をのせていくのがロックの楽しさだと思っているので、全身を揺らしながら歌っています。

――アルバムのオープニングチューンにピッタリですし、「水飛沫フライングして」や「風がめくる季節のページ」など夏らしさもありますね。

岡咲:まさに開幕の曲で、特にサビの突き抜ける感じが好きです。MVでは、「精一杯ジャンプしちゃうよ」のところはトランポリンの上でジャンプしています(笑)。トランポリンは十数年ぶりだったので、とても楽しかったです。等身大で素顔の私を感じていただけるかなと思います。

――「バブルス」は2ndシングル「ペタルズ」に通じる明るくかわいい感じがあり、さらにアルバムでの曲順も続いていたりと、関連性の高い楽曲ですね。

岡咲:作詞の真崎エリカさん、 作曲の本多友紀さん(Arte Refact)、編曲の脇 眞富さん(Arte Refact)という「ぺタルズ」と同じ作家陣の皆さんに作っていただきました。
 
クセになるようなポップでキャッチーなサウンドに、聴いた瞬間に「水」や「海」が浮かんでくるようなメロディが乗せられています。
 
歌詞は「めくるめくアップダウン~次はどんなことが起きるかな」、「つかまえた泡のようにきらきら光る」、「軽やかに飛沫を蹴って」などひたすら前向きで、「ゆらゆら漂うみたいに」していたら「波間の宝箱 出会えるかも」と無邪気な感じも好きです。

――サウンドは軽快なカッティングギターや、打ち込み音、かわいい掛け声など、楽しい遊び心が満載ですね。

岡咲:レコーディングではとにかくリズムを大切に、「ゆらゆら漂うみたいに」という歌詞の通り、揺れながら歌っていました(笑)。
 
サンバのように弾むリズムを歌いこなすのが難しくて、何度も聴き直しながら歌いました。リズムに乗れるとまるでサーフィンみたいに波に乗っているような気持ち良さがありました。
 
落ち込んだり、疲れている時に聴くとホッとできたり、“こんな日もあるよね”と思ってもらえるかもしれません。もしライブで皆さんも声を出せる日が来たら、一緒に「Ya!」や「Yeah!」を歌いたいです。

 

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