春アニメ『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』メディアミックス発表会レポート｜アニメ放送開始前に早くもゲーム化決定！世界観を共有する2つのコンテンツの内容とは――

アニメと世界観を共有した完全新作ゲームも展開！

後半は、『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』の世界をゲーム化した『マジデス壊魔法少女マジカルデストロイヤーズ』（スマートフォン向けアプリゲーム）が、アニメと同時期にリリースされることが発表された。こちらはキャラクターデザインも新たに、アニメと世界観を共有した完全新作のゲームになっているそうで、ゲームオリジナルヒロイン“ピース”の声を務める、上坂すみれが登壇。声優だけでなく、ゲームの主題歌「リベリオン」を担当することも、ここで発表された。

この楽曲が収録されているシングル「LOVE CRAZY」は、2月8日発売。「『マジデス』の世界観が、ハードでカッコいい、そして絶望と希望が混ざり、その中で強い意志があるイメージだったんです。私も革命ソングを歌いがちな革命声優なんですけど、革命に親和性が一番高いはず！ということでお願いしていただけのかな？と。『マジデス』の世界観を踏襲しつつ、好きなものを守っていこうという歌詞になっているので、ゲームやアニメと一緒に楽しむことができる1曲になっていると思います！」と楽曲「リベリオン」の紹介を上坂自身ですると、上坂のことをずっと“革命声優”だと思っていたというJUN INAGAWAは、10代の頃に上坂のライブを観に行ったというエピソードを披露。そのときに“アナーキー”のステッカーを渡して挨拶をしたそうで、4年の月日を経てのタッグになることを明かしていた。

ゲームは、“好き”という想いを賭け、互いの魂をぶつけ合いながら世界を変えていくアクションRPG。様々なサブカルチャーを司る魔法少女を仲間にし、秋葉原や日本の運命を切り開き、オタクがオタクらしく暮らせる世界を創り上げるというもの。現在鋭意製作中ということで、リリースを楽しみに待ちたい。

その後は、オタク談義に花が咲く。オタクとは何なのか。オタクと言いたいけど、もっと詳しい人がいるから、なかなかオタクだとは名乗れないジレンマ、さらには世代間のギャップ……。色んな人がいるけど、結局はオタク同士なので、みんな仲良くしていくのがいいんじゃないかという、『マジデス』のテーマである、“好きなものを好きなだけ好きといえる”ようにしたいという話に着地する。

さらに海外展開もあるようで、JUN INAGAWAのイラストが好きな海外のファンからは、「アニメの内容も楽しみだけど、音楽が超楽しみだ」という反応が多いのだという。JUN INAGAWA自身が好きな音楽を盛り込んだサウンドトラックも注目すべきポイントとなりそうだ。

TVアニメ『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』は4月から放送スタート！　勢いと熱量のある作品を今から楽しみに待っていてほしい！

［文・塚越淳一］