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『ガールズバンドクライ』キャストインタビュー

東映アニメーションとagehaspringsがタッグを組む新ガールズバンドプロジェクト『ガールズバンドクライ』が始動! 声優を担当するバンド「トゲナシトゲアリ」のメンバー5人へ独占インタビュー!

 

5人の初顔合わせはみんな緊張。帰り道で意気投合!?

──皆さんはオーディションで決まったそうですが、初めて5人で顔合わせした時の印象や想い出をお聞かせください。

理名:他のメンバーは私より年上と聞いていたので緊張していましたが、実際に会ってみたらみんな優しくて話しやすかったです。音楽やマンガの趣味などで話が弾んで安心しました(笑)。

夕莉:初顔合わせの前はメンバーの出身地や年齢くらいしか聞いていなかったので「私が年長だけど仲良くできるかな」という緊張がすごかったです。それで会ってみたら、みんなも緊張していたからなのかおとなしい感じで。

実はトゲナシトゲアリの曲を渡されて各自で練習していたんですけど、帰り道でその曲の話題になって「この曲、難しいよね」「そうそう!」と盛り上がって。今まで一人で頑張ってきたことを話すことができて、共感し合えたことがとても嬉しかったですし仲良くなれそうだなと思った記憶があります。

 

▲河原木桃香 ©東映アニメーション

▲河原木桃香 ©東映アニメーション

 
美怜:初顔合わせは私もすごく緊張していて、その時に何を話したのか正直よく覚えていません(笑)。でも今、夕莉ちゃんが話していた帰り道の出来事のことはよく覚えています。

これからバンドを一緒にやる人たちと会えて曲について話せたことも、この日まで一人でドラムの練習をしていたけど、これからはみんなと音楽ができるということも嬉しかったです。

私はバンドが好きでドラムを始めたので、念願だったバンドができるんだという喜びでいっぱいでした。

凪都:オーディションを受けた時から合格を目指してやってきたので、合格できて一緒にやっていく5人で集まれるということでワクワクしました。当日はドキドキで緊張していたけど、他のメンバーも静かに好きなバンドの話とかをしていて。

でも、「ここにいるということは、すごい演奏ができるんだろうな」とか「早く演奏を聴きたいな」とか考えつつ、合格したことやプロジェクトが始まるという実感など、いろいろな気持ちが頭の中で駆け巡っていた時間でした。

朱李:私もみんなと同じで初顔合わせの日は緊張していて、何を話したのか記憶に残っていないけど「みんなと仲良くできたらいいな」と思ったことだけは覚えています。

今までコロナ禍ということもありバンドができなかったので「やっとバンドができるんだ!」という喜びが大きかったです。そして、プロジェクトが始まるという実感と今後すごいことが起こる予感をひしひしと感じました。

──演じてみて感じた『ガールズバンドクライ』の印象をお聞かせください。

理名:まったく違う背景や過去を持った5人が集まってそれぞれの想いを音楽にぶつけるロックな部分と、絆を深めていく温かさ、ギャグタッチのコミカルさなどいろいろな要素があるのがおもしろいですね。

あと、MVやライブシーンで見せるカッコよさとかわいさやおもしろさのギャップもあって。でも、音楽が大好きという気持ちや熱さはみんな一緒なんだなと感じました。

夕莉:まったく違う境遇の5人が音楽を通じて出会い、キャラクター同士がお互いにとって重要な存在になっていること、みんなが音楽に熱い想いを持っているのが素敵だなと。

そんな作品に、そしてトゲナシトゲアリというバンドに桃香として関わることができて幸せだなと思いました。

美怜:メンバーそれぞれが何かしらの悩みや困難を抱えている中でバンドに打ち込みながら成長していったり、真剣に取り組んでいるからこそ時にはぶつかり合うこともあるけど、みんな気持ちを音楽にぶつけつつ、自分や問題に対してしっかりと向き合っている姿が「ロックだな」と思いました。

凪都:真っすぐでリアルな部分が描かれていてカッコいい作品だな、と思ったのが第一印象でした。それぞれの過去や複雑な感情を音楽を通してぶつけ合う5人は熱いしエモいなと。そして、私もこういう情熱で音楽に取り組んでいきたいなと思いました。

また、以前バンドを組んでいた時に喜び合ったり、ぶつかり合ったことなどを思い出して「あるある!」とうなずいたり、共感できるのもリアルだなと思いました。

朱李:作品の設定やストーリーを知る前はほのぼのとした青春バンドものなのかなと思っていましたが、実際はシリアスでぶつかり合いがあったり熱い作品で。

私が吹奏楽部に入っていた時も部員同士が衝突したり喜び合ったり、泣き笑いがあったので共感できるところが演じていてたくさんありました。

 

▲海老塚智 ©東映アニメーション

▲海老塚智 ©東映アニメーション

 

演じるキャラクターの印象と自身と似ている点とは?

──ご自身が演じるキャラクターの印象やご自身と似ている点、共感できる点などお聞かせください。

理名:仁菜は何事にも全力で真っすぐで音楽を愛している女の子です。私は仁菜みたいに泣いたり怒ったり感情をあらわにすることはあまりありませんが、共通点は同じ高校生ということですね。

仁菜は一人で上京してきて不安いっぱいですが、私もこの作品に関わせていただいて初めてのことばかりで不安なところが似ているかなと(笑)。

ちなみに仁菜役に決まった後、キャラクターデザインの絵を家族に見せて「私が演じるのはどのキャラだと思う?」と尋ねたら、みんな仁菜を指差して。

嬉しかったし、今では自分に一番合ったキャラだと思うので、仁菜を演じられて本当に良かったと感じています。自分でも推してしまうくらい仁菜が愛おしいです(笑)。

夕莉:5人が並んでいるデザイン画を見た時、桃香の服装や髪型がお気に入りのタイプで。そして、設定を読んだら仁菜に対して面倒見がいいところや音楽に情熱的に向き合う姿勢がカッコいいなと感じました。

男勝りな性格や決して自分の弱みを見せないところは私とは似ていないかなと思いましたが、だからこそ自分とは全然違うカッコいい女性になれるのがすごく楽しいです。

そして、演じているうちに仁菜を演じる理名ちゃんをかわいく思ったり、桃香が仁菜に抱いている気持ちと似たような感情も芽生えてきました(笑)。また、収録後も桃香のままで男っぽさや声がそのままということもたまにあります(笑)。

美怜:初めてすばるちゃんのビジュアルを見た時、表情や仕草、立ち姿などすべてがかわいくて一目惚れしてしまいました(笑)。

一見優しそうで清楚なキャラなのかなと思いましたが、設定や台本のセリフを見ていくと第一印象とは違って、ひとクセありそうなところがギャップ萌えでグッときたし更に愛着が増しました(笑)。

また、すばるちゃんは人や場面によって自分の出し方を変えられる女の子ですが、私も初対面の時と打ち解けてきてからの印象が結構違うとよく言われるので、そこが似ているのかもしれません。

ただ、私は意図的にしているわけではなく不可抗力なのでご理解ください(笑)。

 

▲安和すばる ©東映アニメーション

▲安和すばる ©東映アニメーション

 
凪都:智ちゃんは不器用でドライに見えるけど、みんなのことが大好きで、みんなとバンドをやれる時間をとても幸せに感じているという、ちょっとツンデレなところが本当にかわいいなと思います。

音楽を愛するがゆえに譲れない確固たるものがあるため、周りとぶつかることも多いところは自分の高校時代と重なるし、私もうまく言葉を伝えられないことがあるので智ちゃんと一緒に成長していきたいです。

初めて演じるキャラクターが智ちゃんで良かったと思っています。でも、元お嬢様で高飛車のためなかなか心を開かないけど、中味は少女でまぬけなところもあったり、てんこ盛りすぎるのでまだ消化しきれてなくて演じるのは大変です(笑)。

朱李:ルパちゃんは誰よりも大人で、頭も良くて優しいし、私とはまったく逆で(笑)。でも、なっちゃんから「客観的に物事を見られるところはルパちゃんと重なるね」と言ってもらえて嬉しかったです。

ルパちゃんは南アジア出身のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれた子で。きっと心の中に秘めた想いや抑えている感情があると思うんですけど、あまり表に出さないので「どう演じたらいいんだろう?」と探りながら、彼女を少しずつ掴んでいく感じで演じています。

 

MVはリアルさとキレイさに感動するも不思議な感覚に

──5月29日に「名もなき何もかも」「偽りの理」のMVが公開されましたが、ボーカルや演奏はエネルギッシュでハードなロックなのにメロディライン、特にサビはキャッチーで。楽曲を歌った感想やMVをご覧になった感想をお聞かせください。

理名:アップテンポで早口の楽曲なので歌詞をかまないようにしたり、音程をはずさないように気をつけて歌うのが難しくて苦戦しました。

そして、MVを見たら風景や照明がきれいだし、キャラクターの動きもリアルで感動しました。ライブシーンの臨場感に加えて、イメージシーンは意味ありげで考察しがいがあるんじゃないかなと思います。

夕莉:MVではキャラクターの表情や動きがリアルで演奏シーンも、例えば桃香がギターを弾いているシーンでは指先まで細かく再現されていてすごいなって。また、自分が今まで練習してきた曲をキャラクターが演奏しているのを見られて嬉しかったです。

 

▲ルパ ©東映アニメーション

▲ルパ ©東映アニメーション

 
美怜:私たちがリアルに練習してきた曲をキャラクターたちが演奏しているのを目にした時は感動と同時に不思議な気持ちが混在して「こんなにかわいい子がドラムを叩いていてすごいですね」とまるで第三者みたいに見とれてしまいました(笑)。

演奏中のキャラクターたちの躍動感のある動きとイキイキしている表情から目が離せなくなるほど素敵な映像だなと思いました。

あと、ボーカルの仁菜ちゃんは真剣な顔で歌っているのにドラムのすばるちゃんは終始ニコニコしているのがかわいかったです(笑)。

凪都:5人が初顔合わせをした日にみんなで初めてMVを見たんですけど、映像がすごすぎて見終わった後に向かい側に座っていた夕莉ちゃんと顔を見合わせてお互いに口をパクパクすることしかできませんでした。

キャラクター5人がすごくカッコよかったので「リアルに演奏する私たちもリンクしてカッコよくパフォーマンスできるように頑張らなきゃ」と改めて気合が入ったし、更にギアを上げるきっかけになりました。

朱李:5人が初めて集まった時、まず立ち絵を見させていただいて「仁菜はちょっとおどおどしている感じかな? ルパちゃんはふわふわした感じかな?」といろいろ想像しながらMVを見たら、みんなすごくキリっとしていて。

そのギャップに最初はビックリしたけど、すぐに「好きっ!」ってなりました(笑)。でも、1曲目から楽曲もMVもすごいクオリティだったので、これからハードルが上がって大変そうだなとちょっと心配かも(笑)。

理名:この2曲ともすごく難しかったのに、これ以上難しい曲が来たらどうしよう? このプロジェクトに参加する前から歌が好きでよく歌っていましたが、自分が歌える曲や歌いやすいようにキーを変えたりしていたけど、これからは逃げられないなと(笑)。

でも、今まで気が付かなかったり目を背けていた課題に取り組むチャンスなので、今後どんな曲を歌えるのか楽しみです。

 

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