『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』最終話直前、炭治郎の鬼殺隊同期・不死川玄弥にせまる！

原作：吾峠呼世晴氏（集英社ジャンプ コミックス刊）、アニメーション制作：ufotableによるアニメ『鬼滅の刃』。現在、世界各地にてTVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』が絶賛放送・配信中。そして今週6月18日(日)に放送の第十一話で、ついに最終話を迎えます。

「刀鍛冶の里編」では、炭治郎や霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃に加え、炭治郎の鬼殺隊の同期ある不死川玄弥が、力を合わせて上弦の鬼たちと死闘を振り広げています。

戦いの中で他の鬼殺隊の剣士とは異なった戦い方が目を引く玄弥は、視聴者からも度々注目されています。ここでは、そんな玄弥について今まで登場してきた話を振り返り、「刀鍛冶の里編」の最終話に備えることにしましょう。

炭治郎との出会いで変わっていく玄弥の心境について

玄弥と炭治郎との出会いは鬼殺隊に入るための最終選別後。玄弥が説明の途中で“日輪刀をよこせ”と少女の頭を無理やり掴んだ際に、炭治郎が止めに入ったことが2人の最初の出会いでした。

その後、蝶屋敷ですれ違い、刀鍛冶の里で久しぶりに再会した際も、相変わらずぶっきらぼうで自分に構わないでほしいという玄弥に、炭治郎は何度もめげずに話し続ける様子が劇中でコミカルに描かれています。

半天狗の四体の分裂体との交戦時で玄弥は一刻も早く柱になりたいと切羽詰まっていたため、半天狗の本体を仕留めることに固執していました。その時共闘している炭治郎にも手柄をよこせと叫ぶほどです。

しかし戦いの中で炭治郎の一切曇りのない前向きな姿勢や言葉に触れることで、玄弥は次第に影響され落ち着きを取り戻していく。そして炭治郎の戦いをサポートしたり、襧豆子や甘露寺と共闘することとなります。

銃を使ったトリッキーな戦い方や鬼の力に注目

玄弥は他の鬼殺隊員のように“呼吸”を使うことが出来ない代わりに、日輪刀で戦うだけでなく、銃を使うのが特徴。片手に銃、片手に日輪刀という独特な戦闘スタイルをとっています。

離れた鬼にも死角から攻撃することができるので、半天狗の分裂体である積怒と可楽の頸を落とすこともできました。

また、玄弥は鬼を食うことで一時的に鬼の体質になれるという特異体質を持っています。強い鬼を食えばそれだけ再生力が上がり、筋力も上がる。その結果、半天狗の分離体である憎珀天の鬼血術で出現した頑丈な樹木を食いちぎったり、遠く離れた半天狗の本体に巨大な大木を放り投げるほどです。この一味違った技や能力を使う玄弥が、最終話でどのような活躍をするか注目したいところです。

兄・不死川実弥とともに経験した悲しい過去

アニメ『鬼滅の刃』では兄弟の絆について描かれる場面が多く、玄弥にもまた兄であり鬼殺隊最高位の剣士の1人・風柱である不死川実弥がいます。

幼少時、毎日働いて忙しそうにする母親と、その母親や子供たちにも暴力を奮う父親をのもとに生まれ一緒に住んでいたが、兄弟たちは仲良く過ごしていた。

父親が亡くなった後、実弥と玄弥は“俺とお前でお袋と弟たちを守るんだ”と共に支えあって過ごしていました。

しかしある夜、突然家に鬼が襲撃し、一瞬にして玄弥の目の前で愛する弟や妹たちの命が奪われてしまう。壮絶な出来事を目の当たりにした玄弥は、実弥が鬼と格闘している間に兄妹たちを救うため医者を呼びに家を飛び出すが、外で出くわしたのは放心状態で鬼になり果てた母親の返り血だらけになった実弥の姿でした。

この悲しく残酷な状それほど玄弥による家族への愛は深く、況に混乱し実弥を「人殺し」と責めてしまったことに対し、玄弥はずっと後悔をしていました。

柱となった兄に謝りたいという想いを胸に今まで戦っていたのです。柱にならないと柱である兄には会えない。その思いから早く柱になることに固執し、周りに苛立ちをぶつけていました。

そんな玄弥は戦いの中で炭治郎によって心が動かされることで新たな一面を見せ始めてきました。今週、いよいよ「刀鍛冶の里編」の最終話である第十一話が6月18日（日）に放送され、70分拡大枠のボリュームで描かれます。

今まで放送されたアニメ『鬼滅の刃』は現在各動画配信サービスでも鑑賞することができるので、今までの玄弥の活躍を改めて見直し、彼らの刀鍛冶の里での戦いの結末をぜひ見届けてください。

6月18日（日）放送／第十一話「繋いだ絆　彼は誰時・朝ぼらけ」

あらすじ

蜜璃が憎珀天を食い止めている隙に半天狗の本体を追う炭治郎、禰豆子、玄弥。半天狗の隠れた木の玉を見つけ出し、協力して玉の中を暴く三人だったが、中はもぬけの殻だった。

再び逃げ出した半天狗を追う炭治郎たち。逃げ惑う半天狗に痺れを切らした玄弥が木を投げつけ、禰豆子が飛びかかる――！

TVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』作品情報

放送開始日

毎週日曜 夜11時15分より全国フジテレビ系列にて、
毎週土曜 夜11時30分よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて放送中！
各配信プラットフォームでも随時配信予定

イントロダクション

イントロダクション
集英社ジャンプ コミックス1巻～23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。

家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信した。

2023年2月からは世界95の国と地域で『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を公開、そして、4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の放送が決定。

物語は新たなる地へ─

炭治郎が向かう先は「刀鍛冶の里」。

鬼殺隊最強の剣士《柱》である、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃との再会、忍びよる鬼の影。

炭治郎たちの新たな戦いが始まる。

スタッフ

原作：吾峠呼世晴（集英社ジャンプ コミックス刊）
監督：外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督：松島 晃
脚本制作：ufotable
サブキャラクターデザイン：佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン：小山将治
美術監督：衛藤功二
撮影監督：寺尾優一
３Ｄ監督：西脇一樹
色彩設計：大前祐子
編集：神野 学
音楽：梶浦由記、椎名 豪
アニメーション制作：ufotable

オープニングテーマ：MAN WITH A MISSION × milet「絆ノ奇跡」
（Sony Music Records）

エンディングテーマ：milet × MAN WITH A MISSION「コイコガレ」（SME Records）

キャスト

竈門炭治郎（かまど・たんじろう）：花江夏樹
竈門襧豆子（かまど・ねずこ）※：鬼頭明里
時透無一郎（ときとう・むいちろう）：河西健吾
甘露寺蜜璃（かんろじ・みつり）：花澤香菜
不死川玄弥（しなずがわ・げんや）：岡本信彦
半天狗（はんてんぐ）：古川登志夫
玉壺（ぎょっこ）：鳥海浩輔
憎珀天（ぞうはくてん）：山寺宏一

※ 禰󠄀豆子の「禰󠄀」は「ネ＋爾」が正しい表記。

公式サイト
公式ツイッター（＠kimetsu_off）
（推奨ハッシュタグ：#鬼滅の刃）