『あやかしトライアングル』花奏すず役・市ノ瀬加那さんインタビュー｜市ノ瀬さんが祭里やニノ曲先輩に言いたいこととは？【アニメ放送リスタート記念特集 第4回】

TVアニメ『あやかしトライアングル』（以下、『あやトラ』）が、2023年7月10日（月）よりTOKYO MXほか各局にて放送リスタートします。

本作は2023年1月より第1話〜第6話が放送され、物語の内容もさることながら、ちょっぴりハレンチなシーンや、ハレンチな部分をシロガネ（力を封印され、猫のような姿になった妖の王）を使って隠す通称「シロガネ被り」も話題となりました。

放送リスタートに向けて、アニメイトタイムズではキャストの皆さんにインタビューを実施。第4回は、秘術“性醒流転”を受けて女性の身体になってしまった主人公・風巻祭里の幼馴染、花奏（かなで）すず役の市ノ瀬加那さんです。祭里との関係の進展を密かに期待する一方、並外れた生命力を持つ“妖巫女”としての顔も持つすずの魅力や、市ノ瀬さん自身としての祭里への思い、ハレンチシーンのことまで、いろいろとお聞きしました。

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市ノ瀬加那が選ぶ「ベストハレンチシーン」は、あのシーン！

――まずは、第6話までをご覧になった感想をお聞かせください。

花奏すず役・市ノ瀬加那さん（以下、市ノ瀬）：矢吹（健太朗）先生の描く『あやトラ』は、コミカルなところとかっこいいところが絶妙なバランスで作られている作品ですよね。それがアニメでもちゃんと再現されていてとても面白いですし、クスっと笑ってしまう瞬間も多くて観ていて楽しかったです。あと、やっぱり女の子がとにかく可愛いですよね！ 脚のツヤ感も素敵です（笑）。そして、女祭里はかわいさもありながら戦闘シーンが本当にかっこよくてキュンとしました。

――その中で、特に思い出深い話数やシーンはどこでしょうか？

市ノ瀬：第2話の『祭里がシロガネを祓おうとするシーン』です。シロガネが危険だと判断した祭里が例え男に戻れなくなってもシロガネを祓おうとしていて、それに対してすずちゃんが「私が納得できないよ！」と一生懸命止めるところは、ヒロインらしさをすごく感じました。

第2話の段階で女の祭里のかっこよさにも気づいて、（女の姿のままでも）ありなのかな……と揺らぐところもありましたが、やっぱり好きな人には元の姿に戻ってほしいですよね。幼馴染として、一人の女の子として好きな子にまっすぐな思いをぶつけるすずちゃんが印象に残っています。

――『あやトラ』といえばやはりハレンチなシーンも見どころです。第６話までの中から、市ノ瀬さんが「ベストハレンチシーン」を選ぶならどこでしょうか？

市ノ瀬：第5話の『すずちゃんと祭里のキスシーン』です。オモカゲの姿ではあったけどお互いキスした自覚はちゃんとあって、すずちゃんからキスしにいくのもドキッとしちゃいました。キスした後に電話しているときも、お互いにキスしたか聞けないもどかしい感じが等身大の男の子と女の子って感じがしました。

★市ノ瀬加那が選ぶ「ベストハレンチシーン」★
第5話『すずと祭里のキスシーン』

――ちなみに、シロガネの絵でハレンチな部分を隠す手段である「シロガネ被り」は、正直どう思いましたか？

市ノ瀬：正直……めちゃくちゃ面白いです！（笑）

謎の光とか湯気とかで隠す方法は今までのアニメで知っていましたが、まさかのシロガネを使ってくるとは！ お見事です（笑）。スタッフのみなさんの遊び心を感じました。

――その「シロガネ被り」が、リスタート版ではさらにパワーアップしますが、それに関しても率直な印象をお聞かせ下さい。

市ノ瀬：まさかのまさかで笑っちゃいました（笑）。こう来るか！ と。シロガネは今回も大活躍ですね。（前回放送時に）一度『あやトラ』を観てくださった方もまた楽しんでいただけると思うので、私も観るのが楽しみです！

――しかも今回は、シロガネとフルーツが合体して隠す手段も登場しますよね。もし、市ノ瀬さんが新たに考えるとしたら、どんなフルーツを使って隠しますか？

市ノ瀬：私の好きなフルーツはメロン、スイカ、桃、イチゴなんですけど……それを全部合わせたパターンとかどうですか！？ 「シロガネ被り」市ノ瀬加那セレクト！ みたいな（笑）。