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映画
『ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！』日本語吹替版最速上映会に土屋神葉さん、戸谷菊之介さん、榊原優希さん、堀内賢雄さんが登壇！土屋さんの『タートルズ』愛が爆発し、初代レオナルドを演じていた堀内さんは感慨深げ
1984年にアメコミとして出版されてから1987年にアニメ化して以来、何度もアニメ化や実写映画化され、アメコミを代表するポップアイコンとしておなじみとなった「若きカメのニンジャ4兄弟」が劇場用3DCGアニメになって帰って来た！ 映画『ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック』が2023年9月22日に全国公開！
それに先駆けて9月16日、東京・グランドシネマサンシャイン 池袋にて日本吹替版 最速上映会イベントが開催されました。本編の放映前には、日本語吹替版で4兄弟のチーム・タートルズのラファエロ役を演じる土屋神葉さん、ミケランジェロ役の戸谷菊之介さん、ドナエロ役の榊原優希さんと、4人の師であり、父親的な存在のスプリンター役を演じる堀内賢雄さんによるトークショーが行われました。
それぞれの『タートルズ』愛と、収録裏話などを語ってくれたトークショーの模様をお届けします。
トークショーにはキャスト4人がキャラクターカラーのジャケット着用で登場！
『ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！』は、謎の液体を浴びてミュータント化してしまったタートルズの4兄弟のニューヨークを舞台にしたヒップホップが随所に流れるちょっとイカした冒険物語。
タートルズたちを厳格かつ大切に育ててきたのはネズミのミュータントのスプリンター。彼から「人間は怖い」「自分たちは歓迎されない」と言われ、ずっと地下での生活を強いられてきた4人でしたが、思春期になり、人間に歓迎されて同じ学校に通いたいと思うように。そんな時、ニューヨークの街で危険な科学物質が盗まれる事件が続発し、その謎を追っていた同世代の女の子のエイプリルと遭遇。事件を解決してヒーローになることで人間たちに認知されたいタートルズと一大スクープをゲットしてピューリッツァ賞を得ることでジャーナリストとして名を挙げたいエイプリルの利害が一致し、犯人を突き止めますがその正体は意外にも……。
いまだにポップアイコンとして若者の間で人気の『ミュータント・タートルズ』の新作かつ3DCGアニメーション化ということで、この日の最速上映イベントは大注目！
イベントはチーム・タートルズのラファエロ役の土屋神葉さん、ミケランジェロ役の戸谷菊之助さん、ドナエロ役の榊原優希さんと、父親的な存在のスプリンター役を演じる堀内賢雄さんによるトークショーからスタート。ステージに上がった4人は、土屋さんが赤のジャケット、戸谷さんはオレンジ、榊原さんはパープルという演じるタートルズのイメージカラーのジャケットを着用。更に堀内さんもネズミにちなんでグレーのジャケットと作品に寄り添った装いでファンを喜ばせます。
『タートルズ』愛あふれる土屋さんと、劇場作品で初めて主要キャストを演じる戸谷さんは気合十分！ 榊原さんはタートルズに見守られながら収録！？
まず4人から会場に集ったファンへごあいさつ。第一声から『タートルズ』好きを興奮気味にアピールする土屋さん。堀内さんは、昔は榊原さんと同じような声だったと笑わせつつ、本当におもしろいですからと推す気満々の表情を見せます。
土屋さんは大の『タートルズ』好きとして知られ、戸谷さんからもよくX(旧Twitter)で『タートルズ』関係のつぶやきを見ると言われた土屋さん。幼少期から好きでこの日、ジャケットの下に来ているＴシャツもポップアップショップに行って買ってきたとのこと（でもこのイベント前に同じＴシャツを渡されたらしい）。そしてパンツの後ろのポケットにも小学生の頃に親からもらったというラファエロのフィギュアが。笑顔満面の姿に会場からも笑い声が上がります。
また今回、映画作品で初めて主要キャストを演じることになった戸谷さんは収録時間が通常のアニメよりも長いため、役に没頭できて良かったとのこと。ただテンションが一旦、上がると上がりっぱなしなので、終わった後はヘトヘトだったそう。
榊原さんは戸谷さんと一緒の収録でしたが、相手がいることが心強く、相手のお芝居から影響を受けて高め合えて良かったと。そして土屋さんと一緒の時には、ブースに土屋さんがタートルズのフィギュアをセッティングされていて、見守られた気分で収録できたそうで、土屋さんも童心に戻れたとのことでした。
土屋さんは同年代がそろった収録だから遊べたけど、賢雄さんがいたらビビってできなかったの発言を横で聞いていたご本人が思わず、「オイっ！」とツッコミを入れる場面も！
堀内さんは約20年ぶりに『タートルズ』に関わること、スプリンター役を演じることへの想いを語る
堀内さんは、1991年に『アイドル忍者タートルズ』として初めて日本で放送されたアニメでレオナルド役を演じていた、いわば日本語吹替版の初代レオナルド声優。それから時を重ねて、また『タートルズ』に関われることへの喜びと、スプリンター役をジャッキーチェンさんが担当していて、本来なら石丸博也さんが演じるところ引退されたため、公私ともにお世話になった自分が演じることになって感慨深かったとしみじみ語られていました。
スプリンターとして演じる難しさがあり、武術の達人という設定があり、格闘シーンで「はっ、はっ」と声を発する時、テンポが速く、タイミングがズレそうになったが、その戦いは心地良さもあったとのこと。
また堀内さんは今回の吹替収録前に練習してみて、今回のタートルズのメンバーは大変だろうなと感じた様子。ラップがあるし、セリフもかぶるのは当たり前。堀内さんもレオナルド役経験者としてやってみたら、そのテンポについていくのにも一苦労だったため、完成した音声を聞いた時は驚きつつ、（スプリンターの声で）「やったな。息子たち」と思ったと明かすと、「嬉しい！」と喜び合う土屋さん、戸谷さん、榊原さん。堀内さんがこれまでやってきた吹替でもトップ5に入ると聞いて、更に喜びも増幅。ただ掛け合いシーンで頑張ったのに声が重なることも多々あったことで、あまり聞こえなくて残念だと土屋さん。でも音響が良い映画館なら聞き分けしやすいから、4回観れば全部聴き分けられるかもとちゃっかりアピールします。
タートルズ4人がゲストに登場！ キャスト4人の生ゼリフにお客さんも歓喜！
土屋さんが『タートルズ』フリークになったきっかけにも触れて、クリスマスプレゼントに『タートルズ』のおもちゃをもらい、その後にDVDも買ってもらい、子役のお仕事で海外に行く時も持参して見るほど好きになったそうです。
またパーティ好きなミケランジェロとの共通点について尋ねられた戸谷さんは、パーティもはしゃぐのも好きで、兄弟も多いため、共通点が多いとのこと。全然違うところを強いて挙げるならタートルズがピザ好きなのに対して、お米好きなところくらいだそうです。
榊原さんとドナテロの共通点はアニメとゲームが好きなところで、ドナテロが日本のアニメが好きで知ってくれていること自体が嬉しいと語ります。そして自分が見ていたアニメのキャラが日本のアニメを好きだと言ってくれるのも不思議な感覚なんだそうです。
土屋さんとラファエロの共通点は、土屋さんが高校時代に入っていたクラシックギターでうまく演奏できなくても臆さず大きな音を鳴り響いていた度胸とラファエロの勇気が似ているかもとのこと。
ここでスペシャルゲストとしてタートルズの4人が入場。キャストの皆さんは意外な大きさに「デカい！」に驚きつつ、皮膚感や武器の再現度などに感心。タートルズ4人の後ろにそれぞれ演じるキャストが立ち、生ゼリフを披露。レオナルドの後ろには堀内さんが立ち、レオナルドの手にはスプリンターのフィギュアが握られるという細かい気遣いも。自己紹介的なセリフとタートルズのアクションがシンクロして、終わった後にはタートルズが後ろを向いて、担当声優とハイタッチ。堀内さんはスプリンターの声を披露して、レオナルドとハイタッチしようとするとスカすレオナルド。まるでコントのようで、アドリブならすごいシーンでした！ 結局、最後は無事にハイタッチを成功させた堀内さんとレオナルドでした。
最後は入場時にもらったタートルズマスクを着用したお客さんをバックに、声優陣とタートルズたちと記念撮影してトークショーは終了しました。
声優陣も映画というよりアートと口をそろえた、3DCDGアニメの常識を覆す映像美と新世代の『ミュータント・タートルズ』をぜひ映画館で体感してください！
作品情報
あらすじ
子供のころより人間から隠れて暮らしてきたタートルズたち。'普通のティーンエイジャー'として彼らが住むニューヨークのみんなに愛され受け入れられたいーその願いを叶えるため、新たな友人エイプリルの助けを得つつ謎の犯罪組織との戦いに繰り出す。そんな彼らの前に現れたのはミュータント化した敵の大群だった・・・
キャスト
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.
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