秋アニメ『柚木さんちの四兄弟。』先行上映&トークイベントレポート|「岩崎(諒太)さんは現場でも頼れるお兄ちゃんでした」
小学館「ベツコミ」にて好評連載中の漫画『柚木さんちの四兄弟。』がTVアニメ化。”癒し系“兄弟の四人暮らしの日常を描かれる本作は、TOKYO MX、BS11、AT-Xほかで10月5(木)より放送がスタートとなります。
そんな本作の放送に先駆けて、10月1日にTOHOシネマズ上野にて先行上映会が開催。1~3話が上映された後、四兄弟を演じる声優陣によるトークイベントが行われ、作品への印象などが語られました。本稿では、本イベント昼の部の模様をレポートします。
登壇者
岩崎諒太さん(柚木隼役)
戸谷菊之介さん(柚木尊役)
櫻井みゆきさん(柚木湊役)
寺澤百花さん(柚木岳役)
出演が決まったときは「正直、驚きました」
上映会が終わり、四兄弟を演じる声優陣がスクリーンの前に登場。まずはそれぞれの挨拶と、作品紹介が行われました。その後、本作への出演が決まったときの感想について聞かれた登壇者一同。岩崎さんは「正直ビックリしました」と率直な気持ちを言葉にしつつ、演じる隼と同じく自身が長男ということもあって、「何かの縁があったのかも」と続けました。
戸谷さんは、尊はこれまでに演じたことがない役柄だったため「実はオーディションの手ごたえはなかったんです」という裏話を披露。ただ、何度読んでも泣けるくらい素敵な作品だと思っていたため、演じられると分かったときは驚きと喜びの気持ちがあったと答えました。
櫻井さんも「飛び跳ねるくらい喜んだ!」「スケジュールや台本をもらうまでは夢かもと思っていた」と、嬉しさをこの場で露わにします。と、ここで「どれくらい飛び跳ねたのか?」という質問がきて、「ここで飛ぶんですか!?」と困惑する櫻井さん。すると隣にいた戸谷さんが「僕が飛びましょう」と代わりを申し出て、見事なジャンプを決め、来場者から拍手と笑い声が送られました。
岳を演じる寺澤さんは、本作がアニメ作品で初めて受かったオーディションだったそう。原作の物語が心に刺さって「絶対に受かりたい」という気持ちが強くなったこと、神社にお祈りもしたこと、そして、自身の誕生に合格の知らせを受けたときは、人生のお誕生日プレゼントをもらったかのように嬉しかったことを、笑顔で振り返りました。
なお、本トークでは岩崎さんの印象について戸谷さんが「(アフレコ現場でも)頼れるお兄ちゃんでした」と語る一幕も。その言葉に櫻井さん・寺澤さんも頷いて同意。きっとアフレコ現場も楽しく、面白かったんだろうなと思えるような仲睦まじい様子で会話を繰り広げていました。