
【今週の『ブルーロック』の話題は?】ついにドイツVSフランス戦の決着がつく――!! 新英雄誕生、最後のゴールを決め“魔王”と化したのはあの人物!<第293話「新英雄誕生」>
金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)による人気漫画『ブルーロック』(講談社コミックス刊)。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」(また、週刊少年マガジン)では、第293話「新英雄誕生」が配信されました。
新英雄大戦優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)の決着がついについた――。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第293話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。
“運”(ルーズボール)を掴んだのは・・・
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)に遂に決着がついた第293話。
國神練介の死守により宙に浮かんだ“運”(ルーズボール)を掴んだのは、アレクシス・ネスだった――!!!!
今までのネスなら迷うことなくミヒャエル・カイザーへパスを出していたであろうこの局面でネスは皇帝衝撃波(カイザーインパクト)を繰り出すには不向きな縦回転のパスを出しました。カイザーに対する初めての反抗。「新しい魔法を戦場にブツけろ!!」「世界一なら奪ってみろよッ!!!」と挑発するのでした。
こちらのシーンについて、「ネスくんの表情が非常に良かった」「自分のための『駒』として従順にしたネスにパスを求めるカイザーと自分を見限ったカイザーに対する反抗心で挑戦するネス」という感想が上がるなか、そんなネスのパスの先にいたのはあの人物。
“魔王”と化したのは潔世一!
ネスのパスを拾ったのは、ネスという天才の覚醒に適応した秀才・潔世一。パスを出したネスがカイザーの名を呼んでたことと、「世一ぃ?!」と驚いている姿を踏まえると、ネス本人でさえ予測していなかった展開なのではないでしょうか。
そして、その足取りで最後のゴールを決め、絶望と希望を支配する潔世一という名の“新英雄”が生まれたのでした。激怒するカイザーや新英雄誕生で潔を“魔王”という言葉で表現していた糸師凛の姿も印象的です。
同チームで共闘することを選んだカイザーと潔、ふたりとも同じ秀才型。このゴールでふたりに差が出たようにも感じていたのですが、「ネスを信じられなかったカイザーと誰でも平等に信じる潔。その違いがはっきり出たラストだった」「カイザーを信じたネスとネスを信じなかったカイザー」とふたりを分析する声も。
この新英雄の誕生の瞬間についてSNSでは、「潔魔王になっちゃったけど話続くならここからどう成長するのか気になる」「最新話でしっかり伏線回収してからの世一のゴールで久しぶりにとてもアツい気持ちになれた」「潔の描写がカッコ良すぎて魔王」「エゴイスト極まれり」「お前がナンバーワンだよ」というコメントが多数寄せられています。
さらに、バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)のこれまでのゲーム展開を踏まえた上でのこの結末。「最新話、予想の斜め上で来たなって感じ」「流石にカタルシスで最高に気持ちいい」「完璧としか言えん結末を見せてきてビビった」とアツくならざるをえない読者の姿も見受けられました。
ドイツVSフランスが終わり、来週はどんな展開が待っているのか期待が高まります。
[文/笹本千尋]











































