
アニメ『ブルーロック』歴代主題歌まとめ! 担当するアーティスト情報もお届けします!
大人気サッカー漫画『ブルーロック』は原作・金城宗幸氏、漫画・ノ村優介氏による作品であり、全世界における単行本発行部数は4500万部を突破し、現在も「週刊少年マガジン」で好評連載中です。
本作品は、2022年のTV アニメ第1期放送を皮切りに、2024年4月には映画『ブルーロック-EPISODE 凪-』が公開、さらに同年10月よりTVアニメ第2期『ブルーロックVS. U-20 JAPAN』が放送。アニメ放送時は、キャラクターの心情を表したOP&ED主題歌にも注目が集まりました。
本稿では、主題歌全7曲と挿入歌の情報をまとめてお届け! 豪華アーティストたちによって書き下ろされた『ブルーロック』の世界をお楽しみください。
目次
- 『ブルーロック』第1クールOP「カオスが極まる」UNISON SQUARE GARDEN
- 『ブルーロック』第1クールED「WINNER」仲村宗悟
- 『ブルーロック』第2クールOP「Judgement」ASH DA HERO
- 『ブルーロック』第2クールED「Numbness like a ginger」UNISON SQUARE GARDEN
- 『劇場版 ブルーロック -EPISODE 凪-』主題歌「Stormy」Nissy × SKY-HI
- 『劇場版 ブルーロック -EPISODE 凪-』劇中歌①「オクターヴ」ASH DA HERO
- 『劇場版 ブルーロック -EPISODE 凪-』劇中歌②「Beast Mode」ASH DA HERO
- 『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』OP「傍若のカリスマ」UNISON SQUARE GARDEN
- 『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』ED「One」Snow Man
- 『ブルーロック』作品情報
『ブルーロック』第1クールOP「カオスが極まる」UNISON SQUARE GARDEN
第1期第1クールOPテーマはUNISON SQUARE GARDENによる「カオスが極まる」。第1期というスタートを彩る本曲は、OPの最初に登場する潔 世一、蜂楽 廻、國神錬介、千切豹馬、馬狼照英、凪 誠士郎の姿にインパクトを与えるようなかっこいいイントロが特徴的です。
「カオスが極まる」というなんとも斬新なネーミングは300人ものエゴイストが登場する本作にぴったりですね! 作詞をした田淵智也さんが最初に浮かんだフレーズは「邪魔だ、すっこんでろ」だったというエピソードも披露されていたり……。「運命論は無駄だ あがけるだけあがいたらいい」という歌詞からも、潔をはじめとする選手全員の心情が曲とリンクして聴こえてきます。
UNISON SQUARE GARDENのプロフィール
2008年メジャーデビュー。透明感に溢れながらも個性的なトゲを持つ斎藤宏介のボーカルとエッジが効いたコンビネーション抜群のバンドアンサンブルが共鳴共存するROCK/POPの新世界。キャッチーなメロディラインとアンバランスな3人の個性が織りなす鮮烈なライヴパフォーマンスでオーディエンスを魅了し続けている。今もなお走り続けている実力派3ピース・ロックバンド。
『ブルーロック』第1クールED「WINNER」仲村宗悟
第1期第1クールEDテーマは仲村宗悟さんによる「WINNER」。仲村さんは本作にて我牙丸 吟を演じられています。
アニメのMVを見てみると「勝者」というタイトルには裏腹に、悩んだり立ち止まったりしている潔たちの姿が窺えます。歌詞には「Only one winner is enough」(勝者は1人だけで十分)というフレーズが強調されるように複数入っていたり、「先に進め 誰も切り拓いてないステージへ」という前向きなメッセージが入っていたりと、“圧倒的な勝者”というよりはこれから勝者になっていくキャラクターたちに向けて歌われているような印象を受けますね。作詞作曲も仲村さんがされています!
仲村宗悟のプロフィール
1988年7月28日生まれ、沖縄県出身の声優・シンガーソングライター。
高校卒業後にアーティストを目指して上京し、音楽専門学校に進学する。その後、友人の舞台を観劇したことがきっかけで声優を志し、2015年にゲーム「アイドルマスター SideM」の天道輝役で声優デビューする。2019年3月に「第13回声優アワード」で新人男優賞を受賞。
アーティストとしても精力的に活動中。等身大の歌詞とキャッチーなメロディーラインが同世代から多くの共感を呼んでいる。
『ブルーロック』第2クールOP「Judgement」ASH DA HERO
第1期第2クールOPテーマはASH DA HEROによる「Judgement」。アニメイトタイムズに掲載中のインタビューにて、ASHさんから「レコーディングギリギリになって「キャラクターの名前を入れよう」と、歌詞をガラりと変えたんです」というエピソードが披露されているように、「潔く千切れる 僅かな Possibility」の歌詞には潔と千切の名前が入っていて、遊び心を感じるギミックが隠されています。
そんな疾走感のある楽曲のMVでは糸師凛という壁にぶち当たり絶望する潔の姿が描かれているため、第1クールと第2クールではストーリーの風向きが変わったことが映像からも歌詞からも読み取ることができました。
ASH DA HEROのプロフィール
2021年9月ASH(Vo.),Narukaze(Gt.),Sato(Ba.),WANI(Dr.),Dhalsim(DJ)の5人で結成。
ROCK,PUNK,HIPHOPをルーツとした楽曲や変幻自在なスタイルで表現する、ASHのヴォーカル力とバンド全体から放たれる圧倒的LIVEパフォーマンスは必見。5つの才能が運命的に交わった新時代のミクスチャーロックバンド。
『ブルーロック』第2クールED「Numbness like a ginger」UNISON SQUARE GARDEN
第1期第2クールEDテーマはUNISON SQUARE GARDENによる「Numbness like a ginger」。ピアノのメロディが心地よい90年代のシティポップなテイストの本曲のタイトルを直訳すると「生姜のような痺れ」。「真っ暗闇は怖い もう一歩も踏み出せないんだ」という後ろ向きな歌詞からも不安といったニュアンスが込められているのが分かります。
第1クールED「WINNER」と同様に各々の悩める姿からの最後は全員が集合するという構成でMVが作られているため、もちろん“青い監獄”は参加者全員とランキングを競う場所ではあるけれど、「自分1人では不安だけれどみんなと一緒なら大丈夫」というような少しの希望が見える部分があると思います。