
「BanG Dream! アニメイトドリームフェア2025」開催記念! RAISE A SUILEN / Ba.&Vo. レイヤ役・Raychellさんにインタビュー|「『バンドリ!』ならでは”の奇跡的なスケール感で歩んできた7年」
2025年7月5日(土)~7月27日(日)の期間中、全国アニメイト(通販を除く)にて開催となる「BanG Dream! アニメイトドリームフェア2025」。
今回のフェアの開催を記念したインタビューに、『BanG Dream!(以下、バンドリ!)』が誇る、“最強の音楽を奏でる最強のバンド”ことRAISE A SUILENのBa.&Vo. レイヤ役を演じるRaychellさんが、応えてくれた。
10周年を迎えた『バンドリ!』や、結成から8年目に突入したRASへの想いをはじめ、これまでのライブでの挑戦や転機となったステージの数々、そしてRaychellさんの「ロック」との出会いから声優としての新たな挑戦まで、自身の歩みを余すことなく語ってくれた。
“『バンドリ!』に育ててもらった”と語る軌跡を胸に歩み出す、“末広がり”のRASの8周年。これからもRASは唯一無二の輝きを放ちながら暴れ尽くしていく。
『バンドリ!』があったからこそ、今の自分は在る
──撮影の際に「BanG Dream! アニメイトドリームフェア2025」で販売される描き下ろしグッズをご覧になって、開口一番に「かわいい!」と声を上げていらっしゃいましたね。
Raychell:はい、ホワイトミニドレスを纏ったメンバーの描き下ろしイラストが本当にかわいくて、ついつい目移りしてしまいました。みんながプリンセスで、一人ひとりが主役だなって。「どの子がいちばん」じゃないんですよね、「みんながかわいい」。
こういったイラストを描いていただけることが本当に嬉しいです。しかも自分の演じさせてもらっているキャラクターもラインナップに入れてもらえて。よりたくさんの方にこのかわいい姿を見てほしいなって思っています。愛でてほしいです!
──Raychellさんの『バンドリ!』愛が伝わってきます。
Raychell:RAISE A SUILENも、『バンドリ!』も、本当に大好きなんです。『バンドリ!』がなかったら、今の私はいないと思っていて……それぐらい思い入れがあります。『バンドリ!』に救ってもらったというか……なんて言うんでしょう。もっともっとたくさんの人に『バンドリ!』!を知ってもらいたいし、世界中に届けたい気持ちがあります。
──Raychellさん自身が“救われた”と感じた瞬間って、どんなところから来ているんでしょうか。
Raychell:本当にいろんなことがあったんですけど……私が『バンドリ!』に関わらせていただいたのは、ちょうどシンガーとしてデビューして10年目くらいのタイミングだったんです。
私自身はバラードでデビューして、ポップス、ダンスミュージックといろんなジャンルに挑戦してきました。皆さんに知ってもらえる機会も少なく、言葉を選ばずに言ってしまえば、なかなか売れない。「この先、続けていっていいのかな……」と悩んでいた時期でもあったんです。
そんなとき、『カードファイト!! ヴァンガードG NEXT』のエンディングテーマ(「Are you ready to FIGHT」)を個人名義で歌わせていただくことになって。それがロックテイストの楽曲だったんですよ。それまでロックっぽいものを歌う機会はあったんですが、実はロックって私が音楽ジャンルの中で最後に取り組んだもので……当時は正直、あまり好きになれてなかったんです。
──えっ、それは意外です。
Raychell:はい(笑)。だから、「これでもうダメだったら、音楽はやめよう」くらいの覚悟で挑んでいました。
でも、その曲を歌わせていただいたことで、ブシロードさんの10周年ライブに出演させていただけることになって。そのステージを木谷(高明)社長が見てくださって、「リアルバンドをもうひとつ作ろう」と言ってくださったんです。そこから「THE THIRD(仮)」が生まれて、「RAISE A SUILEN」の誕生に至りました。
本当に、木谷社長のそのひと言が私の人生を救ってくれましたし、『バンドリ!』プロジェクトに出会えたことが今の自分につながっているんだと思います。
ポピパさん誕生からずっと見ていましたが
— RAYCHELL👠 (@Lay0113) February 28, 2025
ブシロード10周年LIVEにRaychellとしてソロで出演させて頂いた時
木谷さんに声をかけて頂き、
第3のリアルバンドとしてTHE THERD(仮)からRAISE A SUILENが誕生して今に繋がりました⭐️🎧… pic.twitter.com/dUSOlOg8pk
──まさに転機だったんですね。
Raychell:はい。しかも、ポピパさん(Poppin'Party)、Roseliaさんのように、チームとして一体感のある先輩バンドが先にいらっしゃって。その一方、RASはといえば、見ていただければ分かると思うんですけど、もう個性の塊!(笑)
年齢も違えば、それぞれのバックグラウンドも違う。夏芽ちゃんは背が高くて金髪で、ずっとドラムをやってきた人。小原莉子ちゃんはアーティストとしてギターを弾いてきて、そこから声優に転身した人。倉知玲鳳ちゃんと紡木吏佐ちゃんは、当時は新人で。倉知玲鳳ちゃんは小動物のようで、紡木さんは「わーっ」っていう、今と変わらない感じではあるんですけども(笑)。
考えてみたら、プライベートではきっと出会うこともなかった5人なんですよね。実際によく「同じ学校にいたとしても、絶対同じグループにはなってないよね」って話していて(笑)。でも、そんな5人がRASとしてひとつになって、ちゃんとひとつにまとまってる。それが本当に面白いし、RASらしい強みだと思います。

















































