夏アニメ『アン・シャーリー』スペシャルトークショーに、川又浩監督・太田光さん・中山佳子プロデューサーが登壇！　第二弾キービジュアルも解禁

世界中で愛されているモンゴメリ著・村岡花子訳「赤毛のアン」シリーズ（新潮文庫刊）のアニメ化作品、アニメ『アン・シャーリー』。

同作のスペシャルトークショーが、7月18日（金）19時より、カナダ大使館オスカー・ピーターソン シアター（東京都港区赤坂7-3-38）にて開催。川又浩監督、J.Aハリソン役・太田光さん、中山佳子プロデューサーが登壇しました。当日は、第二弾キービジュアルも解禁となりました。

▲公開された第二弾キービジュアル

＜以下、公式発表の内容を引用して掲載しています＞

アニメ『アン・シャーリー』スペシャルトークショー公式レポート

トークショーでは、冒頭、物語前半の放送回を特別編集した「アヴォンリー編」が上映されました。

その後、川又浩監督、J.Aハリソン役・太田光さん、中山佳子プロデューサーが登壇し、物語の前半を振り返るとともに、19日放送回からの“レドモンド大学編”に向けトークが展開されました。

太田さんから川又監督に作品を制作するにあたってプレッシャーはなかったか？との質問に、監督は「大きな山過ぎてプレッシャーは感じませんでした」と答えました。

川又監督から太田さんには「原作者のモンゴメリさんの笑いのセンスについてどう思いますか？」という質問があり、太田さんは「実はモンゴメリさんの笑いのセンスが一番共感した部分」と回答。「物語が描かれたある種、閉鎖的な時代に、良い意味での不謹慎さを全編を通して描いていると思っている」と答えました。

当日は、スケジュールの都合で登壇できなかったアン・シャーリー役の井上ほの花さんからも、川又監督、太田さんに質問が届きました。

川又監督への「井上ほの花が演じるアンはいかがでしたか？」という質問に、川又監督は「素晴らしかったです。デビュー当時から知っているのですが、本当に立派になっていて感動しました。アンの全てを好きになって欲しくて探している時に、井上さんに出会えて、これだ！と思いました。」と回答。

また前回のイベントやインタビューなどで「アンを演じたい」と語っていた太田さんへの「もしアンを演じるのであれば、このシーンをやってみたいなというシーンはありますか？」という質問には、太田さんは「リンド夫人に言い返すシーンはやってみたかったかな」と答えました。

さらに来場者から多くの質問が寄せられました。また「ハリソンさんと太田さんの似ているところはありますか？」の質問には太田さんが実はオウムを飼っていると回答。

「何度か映像化されている作品で意識していたことはありますか？」との質問には「ダイジェストにならず、キャラクターの気持ちがちゃんと伝わり、飽きずにみてもらえるように意識しました」と川又監督が回答。会場は盛り上がりました。

この日、解禁となった第二弾キービジュアルについて、中山プロデューサーから制作意図として「第一弾KVではアヴォンリーの美しい自然のなかでの無邪気なアン達の姿を描きましたが、第二弾KVでは1人の女性の前向きに生きる力と、彼女が選択し築いていく人生の姿を描いているお話だと感じ取って頂ければ。」と説明。

傘を差すアンについて「雨はこれからのアンの人生を変えていくシーンの象徴でもあります。」とも説明しました。

最後に7月19日から「レドモンド大学編」が放送されることが告知され、トークショーは終了しました。

アニメ『アン・シャーリー』は不朽の名作「赤毛のアン」シリーズの3巻分を新たな青春物語として全24話で描いています。NHK Eテレにて毎週土曜日18時25分より好評放送中です。