新日本プロレス所属プロレスラーのグレート-O-カーン様がアニメイトに襲来！欲しいものは妥協しない、“オタクの矜持”を胸に王者は何を買う!?【店舗貸切！お小遣いアニメイト】

強さも、オタクも突き詰めろ！

ーー今回のアニメイトでのお買い物いかがでしたか？

オーカーン：まず。フィギュアがあまり置いてないのは残念だったな。昨今の商品展開事情的に仕方ないことではあるのじゃが。あと、人を呼んでおいて、お金も時間も足らん！　これは人を苦しめる悪魔の企画じゃ。修正の余地があるぞ！

ーー申し訳ございません（笑）。

オーカーン：あと、ここまで細かく店内を見ることがあまりなかった気がするな。他の客もそうじゃろうが、自分の好きなタイトルを狙って買い物に行くからな。良い体験であったぞ。

あと、フリみたいになってしまったが余は本当にミニマリストじゃぞ。

ーーミニマリストでありながらも、「気に入ったものは値段関係なく買う」とおっしゃっていました。このようなお買い物の仕方はずっと変わらないのですか？

オーカーン：うむ。余はどちらかというと、成り上がり系の支配者じゃ。別に血とか関係なくな。だから、貧しい時代も長かった。そういう時代に買っていたのが、月1回の「メガミマガジン」だったのじゃ。

ーーなるほど。

オーカーン：それを買うだけで精一杯だった時代もある。気に入った1冊を満足するまで楽しむ習慣が染み付いているのかもしれんな。アニメとは、本来テレビで見るだけで成立する趣味じゃろう。何かお金が発生するわけではない。

そうなると、やはり自分が納得のいくグッズを買いたい。先程も言ったが、「これが良い」というものを突き詰めていくのだ！

ーーこれだ！　という選りすぐりのグッズが王宮に行くわけですね。

オーカーン：これを飾ったら、王宮がより賑やかになるな、と想像しておる。

ーー今回は池袋本店でのお買い物になりましたが、普段も利用されますか？

オーカーン：もちろん良く使うぞ。池袋に来たら自然と足を運んでしまうな。オタクとして「よし、ちょっと寄っとくか……」とな。

長年通っておるからわかるが、ある時急に女が増えた印象だな。「乙女ロード」なんて呼ばれるようにもなって。

そういう路線になったことが、少し寂しさもある。しかし、良い差別化ができているのではないか？　ライバル店もひしめく中で、取り扱っている作品も店内も清潔感があって入りやすい。ふらっと立ち寄ろうと思えるような店になっていると思うぞ。

ーーありがとうございます。最後に個人的な質問をしてもいいですか？

オーカーン：良かろう。

ーーオーカーン様は、圧倒的な強さを誇るプロレスラーでありながら、アニメオタクであることを公言してらっしゃいます。昨今アニメファンであることがマジョリティになっていますが、アニメに限らず「自分の好きなこと」を開示するのが恥ずかしいと思ってしまう民もいるわけですよ。そういう方に向けて、オーカーン様から一言いただけないでしょうか？

オーカーン：……。勇気づけてやる言葉は沢山ある。しかし、このグレート-O-カーンとして貴様らに語ってやろう。何かしらのオタクであることは、恥ずかしかったり、ダサい、弱いとか言われることもあるじゃろう。

しかし、グレート-O-カーンを見てみろ。どう考えても強いだろう。

ーー（笑）。

オーカーン：しかもそんじょそこらの強さでないぞ！　高校生、大学生、社会人、全てのレスリングをやっているやつの中で優勝している。余を舐めるんじゃないよ！

まあ、強さに関してはこんなところにして、好きを突き詰めていくと夢も叶う。声優の仕事もやったし、余はなんとアニサマ（「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」に出演）にも出たからな！

ーー確かに！

オーカーン：アニサマ出演の経緯としては、余が出演した2023年の前年にライブレポートを書いたのじゃ。その熱量が凄いと。もちろん、会場やステージの様子もしっかり書いたし、余はライティングや舞台演出みたいな、出演する側のことも理解している。それで書いたらプロデューサーの目に止まり、対談を経て、サプライズとして出演したのじゃ！

余の熱量と文才の賜物じゃな。正直、思いもしなかった。夢にすらならないことじゃろう。プロレスラーがアニサマ出演など！

ーーまさに好きな気持ちで掴んだステージですよね。

オーカーン：本当に何かが好きなんだったら、他の奴らをぶっ飛ばすくらいの気持ちでやれ！　もし、ぶっ飛ばす勇気が出ない雑魚ならば、余の写真をスマホで見せたら良いじゃろう！

ーー紋所のように！

オーカーン：うむ。そのくらいでやれ！