原作5周年＆コミカライズ第二部始動予定!!　『小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される』の 　あらすじや魅力的なキャラクターをご紹介！

『小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される』は、2020年にKADOKAWA ビーズログ文庫より発売され、2025年で5周年！　同年2月には、フロースコミックスから発売されているコミカライズ版第1部も大団円を迎え、第2部の連載も準備中です。

この記事では、本作の魅力をクローズアップ！　ぜひチェックしてみてください♪

冒頭から愛らしい！

美味しい料理・お菓子に目がない伯爵令嬢リリアーナ。

王家主催のパーティーに招かれたにもかかわらず、彼女の目は華やかな宮廷料理に釘付け！　集まった令嬢たちが、王家の婚約者の座を狙う中、リリアーナだけは一人たくさんの料理を堪能していた。

そんな彼女に、「氷の王子」と称される第一王子・ウィリアムがなぜか目を留め――

「コレでいい」

という、なんとも失礼な一言とともに婚約者として指名されてしまったリリアーナが繰り広げる、溺愛系ラブコメディ！

――これが、本作『小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される』のコミカライズ第1話でした。

いわゆる「女子向けなろう」と言われる数々の作品の中でも随一、「美味しそうに料理を食べるヒロイン」から目が離せません。

キャラクターが愛らしい！

ヒロイン、リリアーナ・ヴィリアーズ伯爵令嬢の魅力もさることながら、本作には多数のキャラクターが登場します。

キーワードは「ギャップ」！　愛らしさあふれる各キャラクターの魅力をご紹介します。

■ザヴァンニ王国第一王子　ウィリアム・ザヴァンニ
「氷の王子」の異名をもつ、王家の第一王子。女性不信の傾向がある彼は、婚約者の座を狙う多くの令嬢に嫌気がさし、「最も積極的ではなかった」という理由からリリアーナを婚約者に選んだのだが……。

彼女の小動物的な魅力に、知らず知らずのうちに虜になった「氷の王子」らしからぬ態度と、話が進むごとに加速するリリアーナに対する「溺愛っぷり」。このギャップが魅力的な、本作のもう一人の主人公。

■ダニエル
ウィリアムの幼馴染兼部下。第一王子の親友と言ってもいい間柄の彼は、女性の扱いに不慣れなウィリアムを心配し、あれこれと世話を焼く近衛騎士。

ウィリアムのためなら「ダンスの女性パート役」も辞さない献身振りは、「兄貴分」的な風貌と裏腹に、コメディリリーフ的な魅力を発揮する。

■ザヴァンニ王国第三王子　ホセ・ザヴァンニ
ウィリアムとは対極的に、「天使様」と称される第三王子。

長兄を敬愛するあまり、リリアーナにつらく当たる様子はその二つ名とは真逆の、底意地の悪さを感じさせるものだった。

「ウィリアムは無理に婚約をする必要はない」という彼と、「面倒事を避けて何とか婚約を解消したい」と考えるリリアーナの利害は一致し、協力することになるが、逆にその行動が、ウィリアムにリリアーナへの恋愛感情を自覚させることになる。

他にも多数の登場人物によって物語は展開し、最初は「下品でなければ誰でもいい」と考えていたウィリアム、「恋よりお菓子」のリリアーナでしたが、徐々にお互いの魅力に気付き、心惹かれていきます。

じれったい恋模様が愛らしい！

最初こそ「誰でもいい」「婚約解消したい」で始まった物語ですが、リリアーナもウィリアムも、徐々に相手の良さを知り、意識し始めるようになります。

ですが、そこは恋愛経験ゼロの二人。ウィリアムは初デートに誘うにも四苦八苦し、リリアーナもまた「婚約解消」という当初の目的に縛られて、なかなか進展は見られません。せっかく自身の恋心に気づいた後も、「相手は自分のことを好きではないのでは？」と思い悩み、すれ違うばかり。

ですが、周囲のアドバイスによってだんだんと二人は、

「相手に自分の気持ちを伝えなければ」

と意を決するようになります。そして迎えた2巻ラスト――ついに二人はお互いの気持ちを伝え、本当の婚約者になったのでした……。

というところが、全6巻の1/3、2巻までのストーリー。コミカライズ第1部の大団円までにはまだ4巻分ものボリュームがあります。

お互いの気持ちを知った二人はどうなるのか？　はばかるものもなくなったウィリアムの「溺愛」はどこまで過激になってしまうのか？　ぜひ、コミックスと原作文庫で、二人の恋の行方を追ってみてください♡

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