「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」20周年にキャスト・スタッフが奇跡の集結【ツブコン2025】

「TSUBURAYA CONVENTION2025」「ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス~平成climax~」レポート|「絆こそ、光です!」20周年を迎えた未来で、平成を彩ったキャスト・スタッフが奇跡の集結!

未来の再会を誓う『ウルトラマンマックス』スペシャルショー

メトロン星人が姿を現し、穏やかな声で問いかける。

「20年の間に、地球の姿は変わってしまった。皆、こう思っているだろう。“未来”は本当に掴み取れるのか」

続いて、姿を見せたのはウルトラマンマックス。「だから今一度、キミの力を貸してほしい。キミの勇気を示してほしい」と変身アイテム「マックススパーク」をカイトに手渡す。

レッドキング、エレキングを相手にした躍動感溢れるアクション。舞台の右側からはミズキ隊員がダッシュライザーでアシストする姿。その後もアントラー、バグダラスらの激しい攻撃をショーン隊員、ヒジカタ隊長の支援を受けながら掻い潜っていく。

メトロン星人が再び舞台上に現れ、客席に向かってじゃんけんを挑む。しかし、メトロン星人は手の構造上「チョキ」しか出せず、それをよく知っているウルトラマンのファンに勝てるはずはない。続けて挑んだマックスとのじゃんけんも敢え無く敗北する……と思いきや、メトロン星人は「パー」が書かれた紙で、「グー」を出したマックスに勝利した。

ゼットンとスラン星人ら強敵との戦いには、ウルトラマンゼノン、マックスギャラクシーを装備したウルトラマンエックス、ウルトラマンリブットがサプライズ登場! 『マックス』本編に登場したゼノン、『ウルトラマンX』で共に戦ったエックス、『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』でマックスの補佐をしていたリブット、20年の仲間たちがマックスのピンチを救いにきたのだ。

そして、ショーは“スペシャルフィナーレ”へ。激しい戦いによってマックスは消耗し、パワータイマーの危険信号が鳴る。ナレーションで「マックスと名前を叫んで、応援しよう! それこそが最強のエネルギーになるんだ!」と呼びかけられ、天空を貫く大きな「マックス」コールが響き渡った。

「いつもウルトラマンマックスを応援してくれてありがとう。この20年、私ときみたちは、広い宇宙を超えて再会したこともあったな。
そのたびに君達が、私やカイトと共振する個性を変わらずに持っていることを感じていた。地球の未来は、私にもわからない。それは……君達自身で掴むものだ。
それでも、今度はこう言わせてほしい。また会おう」

戦いを終えたマックスは未来の再会を誓い、ゼノンと共にM78星雲に飛び去っていった。

ウルトラマンよ、永遠に!

平成を駆け抜けた2作品の“成人式”を締めくくるべく、ふたたび『ネクサス』『マックス』のキャストがステージに登壇。

『ウルトラマンメビウス』のHDリマスター化・コンプリートBlu-ray BOXの発売、『ウルトラマンネクサス』のBlu-ray化プロジェクトの始動、「ウルトラマンマックス コンプリート・ブルーレイBOX」の描き下ろしイラストが初公開され、平成後期ウルトラマンシリーズの未来に期待が高まる。

最後に、両作を代表して、佐藤さんから「ウルトラマンはやっぱり“絆”なんです」、宍戸さんから「ウルトラマンよ、永遠に!」と熱いメッセージが送られた。

全く異なるコンセプトを掲げながら、20周年の節目に結ばれた『ウルトラマンネクサス』と『ウルトラマンマックス』の絆。ふたりのウルトラマンが交わした固い握手こそ、“平成climax”と呼ぶに相応しい光景だった。この奇跡の共演は“ウルトラの未来”に受け継がれ、先へと繋がっていくだろう。

[取材・文/田畑勇樹&小川いなり]

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