“限界漫画家”と“可愛いだけが取り柄の無職”がエクストリーム現実逃避に勤しむ、百合風味の漫画『ふたりエスケープ』のご紹介

今回紹介する作品は、田口囁一先生がお贈りする『ふたりエスケープ』！

凸凹コンビの2人が、現実から逃れるためにさまざまな場所へ赴くお話です。

コミティア150にて発行された、2人がフェリーで旅をする『オーシャンフェリーでふたりエスケープ』がメロンブックスにて好評発売中。ぜひ、チェックしてください♪

『ふたりエスケープ』作品紹介

発行日：2023年（同人誌）～2025年6月1日
版型：A5
作者：田口囁一（X）

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『ふたりエスケープ』とは

現実には煩わしいことばかり。そんな現実からひたすら逃避を続ける、“限界漫画家”と“可愛いだけが取り柄の無職”のお話です。

▲遠慮のいらない関係性

もこもこした暖かい格好の先輩と後輩。ちっこくてかわいい先輩が被っている帽子のフワフワを後輩がモミモミ。

けれど、先輩はそんなの別に気にしないとばかりの無反応。そんなやりとりから気心知れた2人の関係性を感じ取ることができます♪

▲考えるな、感じろ

ゲームやりすぎで疲れてしまった先輩に後輩がマッサージをしてあげているシーン。普通なら「少しは楽になった」など、あたりさわりのない返事を返すところですが……。

▲対消滅

苦痛と快感。それがぶつかり合うことで対消滅する。

中身があるようでまったく中身がない。

わりとどうでもいい会話を繰り広げていることから、同棲している2人が普段からこういったやり取りをしているのだろうと想像できる☆

それはそうと、後輩が謎の言葉を呟き、ハイライトを徐々に消していく様子に闇を感じる……。

『オーシャンフェリーでふたりエスケープ』のご紹介

コミティア150で配布された本作では、“限界漫画家”と“可愛いだけが取り柄の無職”がとうとう現実逃避で太平洋へと進出します！

▲うるせぇ!!!行こう!!!!

「お高いのでしょう？」後輩のそんな言葉をガン無視とばかりに何処かの海賊ばりのセリフで先輩が即予約。実際のところ、このくらいの勢いがなければ船に乗って海水デビューする機会はなかなかないのも確かですね♪

▲わくわくの初フェリー

後輩が撮影を行いながら楽しそうにずんずんと進んでいくのに対して、先輩がぶすっとした表情。そんな対比がおもしろい♪

▲あえて形容するなら

はじめて泊まるフェリーのお部屋の感想。精いっぱい取り繕ったうえでの『オーシャンビュー独居房』。

思ったよりも質素で期待とは違った部屋だったせいか、テンションが下がっちゃう後輩。けど、すぐに開き直って宴会を始めようとする変わり身の早さがまさに現実逃避！　さすが現実逃避のプロ！

メロンブックスでは最新の『COLOR ESCAPE』を含む発行済みの同人誌が委託販売中！　二色刷り印刷を駆使した本で、2人が世界に色をつけて遊ぶ物語もどうぞお楽しみください♪

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田口囁一先生のご紹介

X（旧Twitter）のフォロワー2万以上の同人作家兼商業作家。

コミック百合姫で連載していた『ふたりエスケープ』の続編同人誌は第4弾目まで発行されており、商業版とはまた違った2人の現実逃避から目が離せない。

また、2025年10月4日から『ふたりエスケープ』の実写ドラマが放送中！　ふたりと一緒に土曜の夜は「エスケープ」してみませんか？