
TVアニメ『薫る花は凛と咲く』スペシャルイベント「Blooming Party」【昼の部】レポート|中山祥徳さん、井上ほの花さんらキャスト陣6名が作品の名場面についてトーク――キャラクターを花に例えたり、フラワーデコレーションに挑戦したりと注目コーナー目白押し!
フラワーデコレーションや名場面朗読なども楽しめた
お次は、キャスト陣が自身の演じたキャラクターをイメージした「フラワーデコレーション」を制作するコーナーとなりました。用意された花たちは先ほど「『薫る花』珠玉の名シーン」コーナーでキャラクターたちを花に例える際に登場した花たちとなっており、それらを組み合わせて完成させなければなりません。
そうして完成したフラワーデコレーションはキャスト陣が選んだ各キャラクターの場面カットと共にコルクボードに飾られ、終演後はロビーにて展示されました。
前半は中山さん&内山さん&山根さん、後半は井上さん&戸谷さん&石橋さんがチャレンジ。別チームがフラワーデコレーションに挑戦している間は、残った3名でトークを展開。例えば「『薫る花』珠玉の名シーン」コーナーでピックアップされなかった花について語ったり、作中に登場した綺麗なケーキたちの描写、収録現場で食べたケーキの話題などが飛び出していました。
他には、中山さんがバジルやイタリアンパセリを栽培していることが判明。内山さんや山根さんに老後の趣味みたいだと弄られたりしつつ、育てたバジルやイタリアンパセリをどうやって食べるのかについて盛り上がる場面も見られました。
それぞれが制作したフラワーデコレーションの発表へと移ると、山根さんは青と紫の花でまとめたおしゃれなもの、戸谷さんはいっぱい貼った場面カットを覆い隠すくらい盛りだくさんの花を飾ったものと、キャスト陣のセンスが光るコルクボードたちが登場。本作の公式Xでその写真が掲載されているので、気になった方はぜひチェックを。
その後は、当日販売されたグッズの紹介を挟みつつ、いよいよアニメ本編の名場面を追体験できるキャスト6名による生アフレココーナーへ。
第2話「千鳥と桔梗」における校門前での凛太郎と薫子のやり取りの中で出た薫子の「他でもないあなただから、私は知りたいと思ったんですよ」という名台詞のシーンを皮切りに、第3話「優しい人」の図書館での掛け合いや、第6話「大嫌い 大好き」における薫子と昴の名場面が声優陣の生アフレコで再現されていきます。
そうやって凛太郎と薫子の出会いから動き出したふたりや、ふたりの周囲のキャラクターたちが関係を深めていく様子を追体験。最後は薫子の視点でふたりの出会いを振り返った第13話(※最終話)「薫子と凛太郎」において、薫子が凛太郎の気持ちに応えるまでの流れが再演され、会場からは感極まったかのような反応がありました。
コーナー終了後はアフレコとは違う、観客の前で直接キャラクターを演じることになった緊張感などを話していき、そろそろイベント終了の時間が近づいてきました。井上さんは「来場者のみなさんの温かな雰囲気のおかげでのびのびいられた」と話し、「そんなみなさんと幸せな時間を共有できて胸が温かくなった」と述べました。
最後に中山さんは、「久々にこのキャストで集まれてアフレコをしていた頃を思い出した」と語りました。そして、来場者のみなさんの温かな雰囲気についても触れ、「自分も声を上げ続けていくので、ファンのみなさんもTVアニメ第2期が実現するよう一緒に応援してほしい」と熱を込めて語っていました。
TVアニメは最終話を迎えたものの、原作はまだまだ続いている本作。本当に第2期が実現できるように、今後もアニメのみならず原作や関連商品を欠かさず追い続けていきましょう。
[文・胃の上心臓]
作品情報
あらすじ
バカが集まる底辺男子校・千鳥は、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子に嫌われている。
常にカーテンが閉まり、隣り合う校舎の教室は一度も見たことがない。
千鳥に通う紬凛太郎はいつも見かけで怖い人だと判断され、敬遠されることからいつしか人と距離を取るようになっていた。
ある日、実家のケーキ屋を手伝い中にお客として来ていた薫子と出会う
「凛太郎くんを怖いって思ったこと、一回もなかったですよ?」
凛太郎に偏見を持たず接する薫子との時間を戸惑いつつも心地よく感じ始める凛太郎だったが、彼女は桔梗の生徒で……。
“近くて遠い”二人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語。
キャスト
(C)三香見サカ・講談社/「薫る花は凛と咲く」製作委員会






























































