
寺島拓篤さんNEWシングル「明日天気になぁれ」リリース記念インタビュー後編|収録曲「Glitter」に込めた『まおりゅう』プレイヤーへの感謝。『転スラ』のすごさは、書きたいポイントが毎回新たに出てくるところ
これまでの『転スラ』楽曲のエッセンスを散りばめた歌詞にも注目!
──サウンドは、いつもの寺島さんらしい熱く激しい感じのロックチューンですね。
寺島:そうですね。曲のテーマも光なので「これぞアニソン!」「これぞ主題歌!」というみんなを引っ張っていく強い光を意識してサウンドも作りました。あとストリングスの開放感や抜け感を大事にしました。
──まさに「寺島ロック」という感じなので、レコーディングも歌いやすかったのでは?
寺島:テンション的には歌いやすいんですが、音のハメ方が今までと違って難しかったです。サビは特に切りどころが難しく、自分でもよくイメージ通りに歌えたなと思います。たまに車中で歌ってみるんですが、なかなかうまくいかなくて。サウンド的にも詰め込んでいるため、息継ぎの難しさがあるし、フレーズを歌詞がまたいでいるので、うまく切らないと間延びした感じのダルい歌になりかねない曲を、ちゃんとしたリズム感でしっかり乗せていくのは結構難しいなと。
──このシングルの2曲は寺島さんのボーカル力とスキルが試されますね。
寺島:そうなんです。なのでライブで歌うのはハードルが高そうで、今から内心びくびくしています(笑)。今からできる限り歌って、なじませないといけませんね。
──この曲のお気に入りポイントを教えてください。
寺島:制作の途中から「こうしよう」と思いついたんですが、今まで僕が作詞して歌ったり、僕が作詞して別の方が歌っている曲、そして僕が関わってないものも含めた『転スラ』の楽曲名を散りばめていることでしょうか。ゲームが4周年に突入したので、今までやってきたものを全部引き連れていこうという感覚でした。新たな幕開けだけど、切り替えではなくて、継続しようと。2コーラス目の頭の「光のtrinity」はテーマでいただいた「光の三原色」を英語化したものなんですが、「あれ、第四弾の主題歌の「Trinity」ともかかってるじゃん」って気付いて。そこから他の曲も入れられないかなと思ってやってみました。
──言われてみれば、「光のtrinity」の後に「VISIONS」(『まおりゅう』主題歌 第二弾)がありました! 曲頭の「brand new day」は「brand new diary」(TVアニメ『転生したらスライムだった件 転スラ日記』オープニング主題歌)じゃないですか!?
寺島:他にも曲名を和訳したり、部分的に使ってみたりといろいろまぜこぜにしていったら、ただのつぎはぎではなくて、ちゃんとつながっていって。アニメが始まってから今に至るまで、順番は入れ替えていますが、ちゃんと連続性があるように並ぶのは我ながらすごい発見だなと思いました。全部ではなかったけど、試みは最後まで達成できたのは嬉しかったです。
皆さんに「探してみてね」と言っていますが、答え合わせは特にしていないので、「みんなどう思っているのかな?」とか「探してくれたのかな?」とちょっと気になっています(笑)。
──これまで寺島さんが歌唱したり、作詞を手掛けられた曲を一番最初の「Nameless Story」から順に聴いていくのもおもしろいかもしれませんね。
寺島:さかのぼっていくと、どんどん若返っていくというか、視点が大きいところからどんどんフォーカスされて小さくなっていくんですよね。それだけ『転スラ』の世界は大きくなっていますし、楽しんでくださっている皆さんにとっても『転スラ』が心の中を占める割合が大きくなっているんじゃないかなと思っています。
ジャケット撮影では、寺島さん自身もペイントに参加! 色鮮やかな仕上がりに
──既にリリックビデオが公開中ですが、公開後の反響はいかがでしたか?
寺島:僕のラジオ番組宛てにメールをいただいたり、たくさんの反響をいただきました。新しいデザインのリムルとヴェルドラのイラストが使われていたり、背景がキラキラでいろいろな色を使っていたりと、僕の想いもいろいろ汲み取っていただけて。曲のイメージに近い、とても素敵な映像を作っていただいて感謝しています。
──画面に現れる歌詞までキラキラしているのがおもしろかったです。
寺島:歌詞に色がついていくのが素敵でしたね。
──歌詞の表示をOFFにすれば、そのままゲームのOP映像にも使えそうでした。
寺島:そのまま使っていただいても良かったのに、とか思ったりして(笑)。ゲームを起動すると短いOPのスポット映像が流れることもあるみたいなので、そちらも「フルサイズでも見たい」と思ったくらい素敵でした。
──リムルとヴェルドラの二人で推していくのかなと思ったら、ちゃんと他のキャラクターも登場して。
寺島:最後にみんな登場するので、よくできている映像ですよね。最後の英詞が黒い背景に鮮やかに浮かび上がるのがとても好きです!リリックビデオってすごいなと思いました。
──今までのリリックビデオは寺島さんを使って遊んでいましたが、さすがに「Glitter」では寺島さんは登場しませんでした。
寺島:そうですね(笑)。作品をしっかり背負っている感じで。「明日天気になぁれ」のリリックビデオとは対照的ですが、どちらも曲の世界観を表している映像になっていると思います。
──ジャケットのコンセプトや、どんな撮影だったのかを教えてください。
寺島:偶然、収録される楽曲はどちらも“色”がテーマになっているので、色鮮やか、色とりどりの雰囲気になりました。ペイントっぽい色使いをしたので、「明日天気になぁれ」のイメージにだいぶ近いかなと思っています。
──撮影時は何かされましたか?
寺島:アクリル絵の具と小さなキャンバスでペイントしました。元々セットに色が散りばめられていましたが、僕も何かやってみたいなと思って、いろいろやりました。なので服や顔にペンキがついています。そういうことも意外とやってこなかったので、新鮮でした。
──無邪気な子供みたいですね。
寺島:そうですね! いつもはクールだったり、サイバー感があったりと割と整えてもらっていましたが、今回はちゃんと作っていながらも、雑然とした中でかわいく、楽しく映っていると思います。(取材時点では)完成版を見ていないので楽しみです。
『転スラ』は楽曲依頼を受けるたびに、書きたいポイントが新たに出てくる
──寺島さんはこれまで『転スラ』関連の曲を、自身が歌唱したり、コラボしたり、作詞したりと10曲近く手掛けていますが、1つの作品でそれだけ歌詞を書かれていると、どんどん難しくなっていくんじゃないですか?
寺島:毎回お話をいただくたびにドキっとします(笑)。いつも全部書き切った感覚なんですが、担当するゲームの展開や、アニメで描かれるエピソードを深堀りしていくと、柱が見えてくるんですよね。
まず「主人公がスライム?」と誰もが思うほどみんなが知っている最弱モンスターが転生してしまって、ここからどうなるのかな?というワクワクがあって。そして名前を付けたらすごくなるというおもしろトピックスがありつつ、みんなが成長することで、リムルが築いたテンペストという国が大きくなって、新しく柱になるおもしろポイントが次々出てきて。そういう発展や進化の仕方は長く続けば続くほど、難しくなっていくと思うんですが、ちゃんと毎回楽曲の柱にできるようなトピックがあるのが『転スラ』のすごいところだなと思います。
──寺島さんがタイアップを担当されるときは、例え長く続く原作やゲームであっても、先や未来を考えず、一曲入魂で全部出し尽くすくらい詰め込まれているので、毎曲熱量が高くて引き込まれます。
寺島:ありがとうございます。でも『転スラ』はそのときに100出し切っても、次のタイミングでも100出てくるんです。「Reincarnate」(TVアニメ第2期 エンディング主題歌 第二弾)のときは曲名で「転生」って言っていますが、実は最初はためらいました。「これ、今書いちゃダメだよな」とか、「もっと先に誰かが使うかもしれないし」と思いましたが、「ええい、いっちゃえ!」って(笑)。それでも歌詞を書いていくと『転スラ』のおもしろさがどんどん浮かんできて。ちゃんと書きたいポイントが毎回出てくるところがすごいと思います。

































![【Blu-ray】うたの☆プリンスさまっ♪ ALL STAR STAGE -Dramatic Magical Story- Ver.B [Blu-ray] アニメイト限定セット【QUARTET NIGHT Ver.】の画像](https://tc-animate.techorus-cdn.com/resize_image/resize_image.php?image=09081116_68be3c65ce9e1.jpg&width=127&height=127&age_limit=&sex_characteristic=&image_display_restriction=0&warning_restriction=0)















