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アニメ『刃牙道』島﨑信長×内田直哉 対談インタビュー

“刃牙VS武蔵”ドリームマッチ、開戦ッッ!──声と肉体でぶつかり合う『刃牙道』の作り方|範馬刃牙役・島﨑信長さん×宮本武蔵役・内田直哉さん 対談インタビュー

2026年2月26日(木)よりNetflixにて世界独占配信開始となったアニメ『刃牙道』。新たな局面を迎える本シリーズの配信に際して、長年シリーズを牽引してきた範馬刃牙役・島﨑信長さんと、本作から新たに宮本武蔵役として参加する内田直哉さんによる対談が実現!

本インタビューでは、新シリーズ決定時の率直な心境や、武蔵というキャラクターの捉え方、アフレコ現場で感じた互いの存在感についてインタビュー。さらに長く続く「刃牙」シリーズ(以下『刃牙』)ならではの現場の空気感、演技に向き合う姿勢など、声優としての仕事観などについて、広くお話をお伺いしました。

「強さ」に対して向き合い続けるふたりのキャラクターを、どのように声で、お芝居で構築していったのか。アツい作品の裏側を、エキサイティングに語っていただきました!

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刃牙道
世界一の格闘マニアである徳川光成が所有するスカイツリーの地下深くの研究所。そこで禁忌の実験が行われようとしていた…。その実験とは最新鋭の科学技術によって伝説の剣豪、宮本武蔵の亡骸からクローンを作り出し、現世へと復活させる事。究極の武、剣聖、天下無双とありとあらゆる強さの称号と賞賛をほしいままにしてきた武蔵の復活は、この現代の日本、いや世界中を震撼させ、非常事態へと叩き込む!!地下闘技場戦士の面々や刃牙、そして勇次郎…すべての闘いに生きる者たちを巻き込んだ時代を超えた史上最強決定戦が今、幕を開ける…!!作品名刃牙道放送形態配信シリーズバキスケジュール2026年2月26日(木)〜Netflixにてキャスト範馬刃牙:島﨑信長範馬勇次郎:大塚明夫宮本武蔵:内田直哉烈海王:小山力也花山薫:江口拓也愚地独歩:菅生隆之愚地克巳:川原慶久渋川剛気:島田敏ジャック・ハンマー:三宅健太ジョン・ホナー:金尾哲夫野々村仁:土門仁郭海皇:緒方賢一柴千春:鈴木達央鎬紅葉:成田剣ガイア:村瀬歩ナレーション:古谷徹スタッフ原作:板垣恵介『刃牙道』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)監督:平野俊貴シリーズ構成:浦畑達彦キャラクターデザイン:石川晋...

宮本武蔵、降臨ッッ! 物語は新境地へ!

──最初に島﨑さんにお伺いします。新シリーズの制作が決まった際のお気持ちや、率直な所感をお聞かせください。

範馬刃牙役・島﨑信長さん(以下、島﨑):もう、素直に嬉しかったです。正直「やるだろうな」とも思っていました(笑)。

原作もずっと続いていますし、このアニメシリーズも、もうずっと続いていくつもりで参加しています。原作はもう『刃牙らへん』というタイトルで、刃牙本人というより、周囲のキャラクターに焦点を当てたような展開になっていますからね。

今回のシリーズは「武蔵編」のような感じですよね。この作品も、現場も本当に大好きなので、アニメ化は素直に嬉しいです。「きっと続くだろう」と思ってはいましたが、実際にこうして形として発表されると、やはり楽しみになりますし、心から嬉しかったです。

──続いて内田さんにお伺いします。今回、宮本武蔵役として初参加されることが発表されましたが、ファンの反響も大きかった印象です。改めて、率直なお気持ちを教えてください。

宮本武蔵役・内田直哉さん(以下、内田):正直、かなりドキドキしています(笑)。これだけ長く続いている作品ですし『刃牙』ファンの方々、本当に多いじゃないですか。

もちろん女性ファンの方もいらっしゃると思いますが『刃牙』が好きな漢たちが沢山いる。長年熱量高く作品を支えてきたファンの存在を強く感じています。

原作は1991年から続いているということで、そんな歴史ある作品に参加させていただくというのは……「もし壊してしまったらどうしよう」なんて考えたりもしました。もちろん、壊すつもりはまったくないのですが(笑)。

──内田さんの宮本武蔵を心待ちにしている声が大きい印象です。

内田:人の受け取り方って本当にさまざまで、全員が「良い」と思ってくれるわけではないというのも分かっています。だからこそ身が引き締まる思いで臨んでいます。

──原作やアニメを通して、内田さんが特に「面白い」と感じていたポイントを教えてください。

内田:とにかく筋肉の描写ですよね。どこを見ても筋肉が出てくるから。

いざ原作を読んでみると、現実社会のことにも触れていたりして面白いなと感じました。ただ登場キャラクターは男性が多いし筋肉ばっかりだし……タンパク質多めの世界だなと(笑)。

──(笑)。

内田:僕も一応ジムには通っているのですが、あくまで健康のためなんです。正直に言うとキャラクターたちのような身体になろうとは……(笑)。そういう意味では『刃牙』の世界への「筋肉的な憧れ」はあまりないかもしれません。

──島﨑さんから見て『刃牙』の現場に内田さんが加わった空気感などはいかがでしたか。

島﨑:やはり今回は「武蔵……!」って感じですね。そもそもこの現場自体ベテランの方が多くて、直さん(内田さん)のような先輩たちばかりなんです。

その中でも直さんは「武蔵役」ということもあり、武蔵として発せられる言葉が本当に異質なんです。「あ、時代が違う人が来たな」って。

時代も違えば、考え方も生き方も、価値観も違う人が来た、という雰囲気をダイレクトに実感しました。

──武蔵にピッタリだった。

島﨑:「ピッタリ」という言葉ですら軽いくらいです。「武蔵が来た」という感覚は、アフレコ中もずっとありましたね。今もなお「うわ、武蔵だな……」と思わされています。武蔵に相対したときの刃牙の気持ちと、アフレコで直さんと向き合っているときの自分の気持ちがシンクロする瞬間もありました。

あと……直さんは、少し板垣先生の描く本作の武蔵に似ているんですよね。もちろん人を斬ったりはしませんが(笑)、似てるところが沢山あるなって、勝手に感じています。

──武蔵は普段から、いわゆる「豪傑」のような雰囲気ではないですよね。

内田:捉えどころが難しいですよね。武の極地にいながら俗っぽさも併せ持っている。さらに「現代に蘇ってきた」という設定もあって……そこがどうしても、自分の中でも難しいところでした。

彼の生きた時代は、戦うということや人を殺めることに何の躊躇もない。周りの人間はみんな動揺しているのに、武蔵は動揺しない。その差って何なんだろう、と考え始めると、逆に演じられなくなってしまう。だからもう、とにかくセリフを「喋るだけ」にしています。

本当に、ただ喋るだけ。そうすると、不思議と相手に伝わるんですよ。お芝居って、やっぱり面白いなって思いますね。

──純粋さのようなものも感じています。

内田:同じセリフでも、刃牙に向けて喋るとき、徳川に向けて喋るとき、ほかの人物に向けて喋るときで、自然と空気は変わるのですが、距離感そのものは変わっていない。武蔵は嫌なヤツではないですし、純粋に「人間」と相対して喋っている。そこには確かな愛があるんだと思っています。

“言葉が通じない相手”も出てきますが、武蔵はそれでも語りかける。あれが板垣先生の世界観といいますか、何だか心くすぐられるものがありましたね。

<次ページ:「刃牙」シリーズのアフレコ現場の作り方>
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