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『DARK MOON』上村祐翔×小林千晃インタビュー|年下組・ジャカとノアが映し出す“家族のような絆”

冬アニメ『DARK MOON -黒の月: 月の祭壇-』 ジャカ役・上村祐翔さん&ノア役・小林千晃さんインタビュー|物語のひとつの大きな転換点になるのが第7話、「クリス」というキーパーソンに注目

世界的人気を博すグローバルグループ・ENHYPENとコラボした7人の少年たちを主人公に、名門学校デセリスアカデミーで出会った転校生の少女との運命的な物語を描き、世界累計閲覧数2億ビューを記録した大ヒットウェブトゥーン『黒の月: 月の祭壇』。本作のTVアニメ『DARK MOON -黒の月: 月の祭壇-』が2026年1月より放送開始となっています。

アニメ放送に先駆けて、アニメイトタイムズではジャカ役・上村祐翔さん&ノア役・小林千晃さんにインタビューをしました。本作ならではの世界観についてや演じられるキャラクターについてを深掘りしていきます。

 

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DARK MOON -黒の月: 月の祭壇-
美しい海辺の都市・リバーフィールドの名門ナイトスクール「デセリスアカデミー」。そこには秘密のベールに包まれた7人の少年がいる。彼らは暗い過去を持ちながらも、今は平凡な学校生活を送っている“ヴァンパイア”だった。ある日、デセリスアカデミーに女子生徒・スハが転校してくる。幼い頃に友人を失ったことでヴァンパイアを強く憎んでいるスハだったが、そんな彼女に少年たちはどうしようもなく惹かれていくのだった。そんななか街を揺るがす事件が起こり、少年たちの過去が徐々に解き明かされ、彼らの世界は変わり始めていく……。作品名DARKMOON -黒の月:月の祭壇-放送形態TVアニメスケジュール2026年1月9日(金)~TOKYOMX・BS11ほかキャストヘリ:戸谷菊之介イアン:清水大登ジノ:仲村宗悟ソロン:小笠原仁シオン:土岐隼一ジャカ:上村祐翔ノア:小林千晃スハ:和泉風花カーン:木村太飛ナジャク:堂島颯人エンジー:小松昌平タヘル:千葉翔也スタッフ原作:HYBE監督:志賀翔子シリーズ構成:待田堂子キャラクターデザイン:猪股雅美メインアニメーター:鈴木勇 諸石美雪アクション作監:大田香菜子色彩設計:篠原真理子美術監督:李小苗(スタジオちゅーりっぷ)撮影監督:川井朝美CG...

 

キャストとキャラクターがぴったりな本作

──まず初めに、『DARK MOON -黒の月: 月の祭壇-』へのご出演が決定した際の心境をお聞かせください。

ジャカ役・上村祐翔さん(以下、上村):まず率直に「嬉しかった」という気持ちが一番でした。実はオーディションで4役くらい受けさせていただいていて、その中でジャカ役に決まったと聞いた時に、「自分的には一番しっくりくる役だな」と感じていたので、素直に嬉しかったです。

それと同時に、「他の役はどなたがやるんだろう?」というのも気になっていて、いざキャストが解禁された時に、「なるほど」と思いました。初めてご一緒する方もいらっしゃったんですけど、現場に入った時に、「やっぱり役とぴったりだな」と感じることばかりで。

改めて、この作品に参加できて良かったなと思いましたし、本当にぴったりのキャスティングだと思うので、その一員として加われたことが嬉しかったですね。

ノア役・小林千晃さん(以下、小林):僕もたしか3役くらい受けさせていただいたと思います。ただ、どの役もシーンを長く演じるわけではなく、部分的に切り取って演じる形だったので、正直なところ、どの役もまだ自分の中で掴みきれていない感覚がありました。

「どういうイメージで臨めばいいのか」という正解が見えないまま、「これかな」と思うものを提出させていただいた、という感じでした。それで結果的にノア役に決まり、後から監督に「ノアは満場一致で決まりました」と言っていただいて。でも、「なんでノアだったんだろう?」というのは、正直すごく気になりました(笑)。

オーディション前後の時期に、ちょうど祐翔さんとレギュラーで一緒の作品があったので、「また一緒だね」という話もできました。他のキャストの方については、その時点では分かっていなかったんですけど、「祐翔さんがいるなら大丈夫だろうな」という安心感はありました。しかも、バディのような二人で過ごすことが多い役だったので、その点もすごく心強かったです。

上村:こちらこそですよ。「月に縁があるね」なんて話もしてましたよね。

小林:そうですね(笑)。

──先ほど、「キャストとキャラクターがぴったり」というお話がありましたが、どういう点でそう感じられたのでしょうか?

上村:声はもちろんですし、その人自身の立ち居振る舞いも含めて、現場に入った時に「しっくりくる」「腑に落ちる」部分がすごくあったんですよね。

千晃くんとは長く共演させてもらっていますけど、初めてご一緒する方もいましたし、清水くん(イアン役・清水大登さん)は今回がレギュラー初作品だったんですよね。最初は、かなり緊張していたと思います。

僕自身も、レギュラー初作品の時は、男性キャストが多い現場だったので、清水くんの頑張っている姿を見て、昔の自分を思い出したりもしました。そういう部分も含めて、「これはあったかい現場になりそうだな」と感じました。

それに、僕と千晃くんだけじゃなくて、他のキャストの皆さんも、これまで仲良くしてきた関係性や、長く共演してきた繋がりがあったので、それぞれの関係性が、どんどん大きな輪になっていったらいいな、という感覚があって、その空気感がキャラクターを通して自然に伝わってくるとてもいい座組みだなと思いました。

小林:男性キャストが多い現場でしたし、年齢も比較的近い方々が集まっていたので、すごく話しやすかったです。共通の話題も多くて、作品の現場作りをする上で、自然とコミュニケーションが取りやすい環境だったなと感じています。

 

「年下組」のジャカとノアのキャラクター性

──お二人が演じられているジャカとノアについて、まず第一印象をお伺いしたいと思います。ご自身が演じられるキャラクターと、お互いのキャラクターについて、それぞれ教えてください。

上村:ジャカは、このヴァンパイアの中でも常に冷静で物事を客観的に捉えて分析しながら行動するタイプだと思います。状況によっては、みんなに指示を出したりするような、いわゆる頭脳派な一面もあります。

ただ、その一方で、ちょっと抜けているところもあったり。スハと会話をしている時に、思わず頬を赤らめてしまうような表情を見せる場面もあって、「ああ、年下なんだな」と感じさせる可愛らしさもあるキャラクターだな、というのが第一印象でした。

最初に演じた時は、そうした冷静さを特に大事にしていたんですけど、だんだんと「もう少し表情をつけていこう」という話になって、可愛らしい部分も含めて出していけるように意識するようになりました。

これはどのキャラクターにも言えることだと思うんですが、普段見せている顔と、ふとした拍子に出てくる表情、そのギャップが面白さに繋がると思っているので、そこは大事にしながら演じています。

小林:ノアは、最初のオーディションの時にビジュアルだけを見た印象だと、前髪をぐっと上げていて身長も高かったので、結構アクティブで行動力のあるキャラクターなのかなと思っていました。

実際、(スポーツゲームの)ナイトボールにも積極的に取り組んでいますし、身体能力はかなり高いんだろうな、という部分はあるんですけど、性格としては、どちらかというと物静かで落ち着いている方向性でしたね。

最初に演じさせていただいた時は、「年下組」いわゆる末っ子感のあるキャラクターとして少し可愛らしさを意識したバランスで演じていたんです。ただ、その可愛さも、「元気で無邪気」というよりは、ふわっとしていて、一番後ろをついてきていたはずなのに、振り向いたらいない、みたいな(笑)。

ちょっと手がかかるような末っ子感、そっちの方向の可愛らしさでいきたい、というお話をいただいて、「なるほど」と思いながら作っていきました。

──ジャカの印象はいかがでしたか?

小林:ジャカは、ノアと同じく年下組ではあるんですけど、ノア目線だとすごくお兄ちゃんに感じる存在なんですよね。初めてのアフレコの時も、描写としてジャカが先に走っていて、ノアが後ろからひょこっと様子を見る、みたいな場面があったりして。

兄弟の中でも、ノアの一つ上で、しっかり振り返ってくれている感じがジャカから伝わってくるので、僕としては「頼りになるお兄ちゃん」というイメージがあります。

上村:確かにそうですね。

でも、その関係性をジャカ自身も全然負担に思っていないというか、それが当たり前なんだろうな、という感じがします。二人ならではの空気感は、きっとすごく柔らかくて優しいんだろうなと思いますし、一生懸命ナイトボールの練習をしている姿も微笑ましいです。

ストレッチをしているシーンで、ジャカが長座体前屈をしているノアの背中を押している描写もあって、「めちゃくちゃ仲いいな」と思いました。ノアの放っておけない可愛らしさみたいなものは、ジャカもきっと感じていると思います。

グループ全員でいる時より、二人きりでいる時は、同い年ということもあって、空気感もまた違って、より柔らかく過ごしているんじゃないかな。物語の序盤から、二人の仲の良さが自然と垣間見えるのがすごくいいなと思いましたし、ノアは本当に「末っ子だな」という印象がありますね。

──本作の魅力について、設定や世界観の中でご自身が一番惹かれた部分はどこでしょうか?

上村:ヴァンパイアたちや人狼も含めてなんですけど、みんなそれぞれ仲が良くて、関係性としての絆がしっかり描かれているところが良いなと思いました。個性はそれぞれ際立っているんですけど、その中でちゃんとまとまりがある、というのがすごく魅力的だなと感じています。

それから、スハの存在もすごく絶妙なポジショニングだなと。この作品で言えば主人公的な立ち位置だと思うんですけど、彼女自身もずっと抱えてきたもの、隠してきたものがあって、ヴァンパイアや人狼たちもそれぞれに思うところがある。そういった者同士が惹かれ合って、少しずつ仲良くなっていく、という描かれ方がすごく良いなと思います。

スハも辛い過去を抱えているキャラクターですが、物語の序盤ではネガティブな思考に引っ張られていたところが、みんなと関わっていく中で、どんどん前向きになっていくんですよね。その切り替えの早さというか、変化の仕方が見ていて気持ちよくて。ある種、物語の中心に立つストーリーテラー的な存在だからこそ、ヴァンパイアたちを導いていく役割を担っていると思うんですが、そこがすごく爽快だなと感じました。だからこそ、全キャラクターがより魅力的に見えるし、それぞれが相互作用し合っている感覚があって、キャラクターの描き方が本当に素敵だなと思いました。

小林:この7人の兄弟仲というか、家族愛のようなものが、すごく大きな魅力だと思っています。メインキャラクターが7人、8人と多い作品だと、物語が進むにつれて「このキャラは裏切るんじゃないか」とか、「すごく重たい過去があって危うい存在なんじゃないか」と思わせる展開が出てきたりすることも多いですよね。

でも、この7人に関しては、「絶対に裏切らない」「ずっと一緒なんだろうな」という絆が最初からしっかり感じられていて、安心して見進められるんです。好きなキャラクターができると、「この子が実は裏でひどいことをしていたら嫌だな」とか、「誰か一人が犠牲になってしまったらどうしよう」とか、いろいろ考えてしまうと思うんですけど、この7人には「ずっと一緒でいてくれるだろう」という安心感があります。

もちろん、バトルや過去にまつわる出来事など、ドキッとする要素はたくさんあるんですけど、この7人同士で争い合ったり、裏切り者が出たり、という展開にはならなさそうだ、という信頼感がある。そこがすごく素敵だなと思いました。

物語作りとしては、裏切りそうなキャラクターや、異なる出自の人物を配置した方が、物語の幅を広げやすい部分もあると思うんです。でも、あえてそこを選ばずに、「この7人は絶対に一緒なんだ」ということを、読者や視聴者に示してくれるのは、すごく勇気のある作品作りだと思いますし、見る側としても安心感があって、すごく好きですね。さらに、物語が進むにつれて7人だけの閉じた絆から、少しずつ外の世界との関係性を持とうとしていくところも、すごく共感できるポイントだなと思いました。

ずっと一緒にいる仲間だけでいる方が、安心だし心地いい。でも、怖さを感じながらも、外の世界や新しい人との関係を持つことで、世界が広がっていく。その描かれ方が漫画の世界の広がり方ともリンクしていて、すごく巧みだなと感じています。

上村:唯一、違いじゃないけれど、違う出自でいうとソロンのエピソードが少しありますけど、あれも裏切りというよりは、結果的にヴァンパイアと人狼をより大きく繋いでくれた出来事ですよね。

小林:そうそう。

それも割と序盤で明かされますけど、他の6人にそのことを打ち明けたとしても、そこで関係が壊れる感じがしない、というのがまた安心できるポイントだなと思っていて。実際、みんな結構すっと受け入れているから、「大丈夫だよ」という空気感で見ていられるのがいいですよね。

 

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