音楽
TVアニメ『カヤちゃんはコワくない』OP主題歌「まぼろしの行方」ヰ世界情緒×橘 杏咲インタビュー

「色々な方に聴いていただいて『カヤコワ』の世界に触れていただけたらと思います」──TVアニメ『カヤちゃんはコワくない』OP主題歌「まぼろしの行方」収録E.P.「幻視録」ヰ世界情緒さん×カヤちゃん役・橘 杏咲さんインタビュー【初対談はコワくない】

ヰ世界情緒さんの E.P.「幻視録」が、2026年2月25日(水)にリリース!

本E.P.には、TVアニメ『魔術師クノンは見えている』オープニング主題歌「ラケナリアの夢」と、TVアニメ『カヤちゃんはコワくない』(以下、『カヤコワ』)オープニング主題歌「まぼろしの行方」を収録。さらに、クノン役の早見沙織さん、カヤちゃん役の橘 杏咲さんとヰ世界情緒さんによるデュエットがそれぞれ実現した、両楽曲のアコースティックアレンジバージョンも収められています。

アニメイトタイムズでは「幻視録」のリリースを記念して、ヰ世界情緒さんと『カヤコワ』カヤちゃん役の橘 杏咲さんにインタビューを実施。作品や楽曲の魅力はもちろん、ホラー作品の楽しみ方まで幅広くお話を伺いました。

この日が初対面だった情緒さんと橘さん。活動領域は異なるものの「表現者」という共通点を軸に会話は自然と熱を帯び、声と歌をめぐるお話が次々に飛び交いました。

キャラクターとして歌うこと、自分として歌うこと。お二人の言葉により不思議と深みに引き込まれていく対談インタビューをお楽しみください。

関連記事
カヤちゃんはコワくない
花麦幼稚園に通うカヤちゃんは、とっても強い霊能力の持ち主。人知れず友達や家族に忍び寄る『おばけ』をボコスカとやっつけているものの、その言動を理解されず、問題児扱いされている。しかし、担任のチエ先生がその秘密を知ったことから、カヤちゃんの幼稚園ライフに変化が訪れ始めるのだった――。次々と現れる不気味で凶悪な怪異たちに、今日もカヤちゃんのパンチが炸裂する!作品名カヤちゃんはコワくない放送形態TVアニメスケジュール2026年1月11日(日)~テレ東系列・AT-Xほかキャストカヤちゃん:橘杏咲チエ先生:内田真礼ナム:梶裕貴モブオ:落合福嗣アキラ先生:田所あずさチヒロ先生:井澤詩織カヤパパ:森川智之カヤママ:能登麻美子ナナ:戸松遥ムツ:榊原良子サクちゃん:久野美咲ケンケン:田村睦心ユズちゃん:田中ちえ美スタッフ原作:百合太郎監督:博史池畠シリーズ構成:村越繁キャラクターデザイン:山田太郎 森口弘之美術設定・美術監督:佐藤歩色彩設計:歌川律子撮影監督:吉澤菜月編集:定松剛音響監督:長崎行男音響効果:倉橋裕宗音楽:KOHTAYAMAMOTO 成田旬音楽制作:ポニーキャニオンアニメーション制作:イーストフィッシュスタジオ主題歌OP:「まぼろしの行方」...

初対談はコワくない

──改めてにはなりますが『カヤちゃんはコワくない』で描かれるホラーシーンに衝撃を受けました。お二人はホラー作品はお好きですか?

カヤちゃん役・橘 杏咲さん(以下、橘):実は苦手なんです。オーディションのお話をいただいたときマネージャーさんに「ホラー、得意ですか?」と聞かれたのですが「得意じゃないです……」と言ったくらいでした(笑)。

ヰ世界情緒さん(以下、情緒):えっ!? そうだったんですか!

橘:そうなんです……(笑)。でもそんな苦手意識を忘れてしまうくらい作品が面白くて! カヤちゃんは可愛いし、どんどんとのめり込んでしまうような奥深い物語で、いつの間にか最新話まで読み終えてしまいました。

私と同じようにホラーに苦手意識がある方もいらっしゃると思いますが、怖いものが苦手な私も夢中になった作品です。そんな原作漫画の魅力がアニメでも描かれていて。素敵な作品に携わることができて光栄です!

──しっかりとしたホラー描写もありますが、放送時間は日曜日の夕方なんですよね。

橘:アフレコ中も「大丈夫かな?」と思っていました。今もちょっとだけ心配しています(笑)。

──(笑)。情緒さんは、ホラーはお好きですか?

情緒:大好きなんです! アニメや映画などジャンル問わず、ホラー作品はよくチェックしています。

橘:すごい……! ちなみにホラーを楽しむためにしておく準備みたいなものってあるんですか?

情緒:その日にやること、すべてを終わらせることでしょうか。全部を終えて、一息つくために見始めることが多いですね。

私はホラー作品のお話だけではなく、デザインなどのアーティスティックな面も好きなので、作品のすべてを全身で浴びるために余計なノイズを払いたくて。だから部屋も暗くして……。

橘:えぇー!

──部屋も暗くしてしまうんですか!?

情緒:しますね(笑)。場合によっては環境光などを用意したり……例えば「今日は青い気分かな」「この作品だから灰色っぽくしてみようかな」とか、そのときどきにあわせてライティングをして臨むことが多いです。

橘:参考にします……(笑)。

情緒:ぜひぜひ(笑)。

──暗い空間でホラー作品、見れますか……?

橘:見れないかもです……(笑)。

情緒:一灯、ライトを点けるのもオススメです!

──そんなホラー大好きな情緒さんが感じる、本作の魅力をお聞かせください。

情緒:『カヤちゃんはコワくない』には、ちゃんと怖いと感じるシーンもたくさんありますが、それだけはなくポップな日常の一瞬も描かれています。ホラーが好きな方が見ても「怖いな」と楽しむことができるし、苦手な方も楽しめるような絶妙なバランス感になっていて素敵だなと思っています。

さらに、主題であるホラー要素が描かれた上でテンポが良くて! 一話の中に物語が何個も入っているオムニバス形式にも見やすさや楽しさを感じています。これまで様々なホラーに触れてきましたが、自分の中でも新しい体験でした。幅広い層の方々に見ていただけるアニメなのではないかなと。

橘:カヤちゃんと周りのキャラクターたちの成長や進歩、新たな登場人物の登場など、オムニバス形式の中で着実に物語が進んでいきます。毎回「面白かった」だけではない何かを感じますし、続きを早く見たくなるような惹きつける魅力があるんです。一度見たら止まらなくなる作品で、あっという間に終わってしまうなって思っています。

ひとつの謎が明かされたあとも、さらなる謎が出てくるので、噛めば噛むほど美味しい作品になっています。

──アフレコはいかがでしたか?

橘:とてもアットホームで優しい現場でした! 私自身、まだまだ声優になって日が浅いこともあり、先輩方に囲まれて収録するのは緊張したのですが、第1話のAパートで「大丈夫だ!」と思うくらいみなさんが優しく接してくださって。

カヤちゃんは、これまで演じた役柄とはまた違うキャラクターでもあったので不安もありましたが、みなさんのお芝居と、特に内田真礼さんの優しくて可愛いチエ先生に引っ張っていただきました。ずーっと楽しかったです!

──声優としても活躍されている情緒さんから見て、アフレコと歌のレコーディングにおける空間的な認識の違いはありますか?

情緒:アフレコ現場は職人の集まる場所という認識なんです。歌は「自分の作品」なので、やり直したい箇所のテイクを重ねて、納得できるものが完成するまで取り組むことができる。でもアフレコ現場では、みなさんが100点のものを用意して、掛け合いをしていく……。作品が作られる流れが綺麗で、美しいものができていく過程を見ることができる場、という印象があります。

──橘さんが歌を歌う中で、アフレコとの違いを感じることも?

橘:私はこれまで自分の歌を歌ったことがなくて、キャラクターという私とは違う子を通して歌っているので、より向き合い方が変わってくるのかなと思っています。自分がどのように表現したいかが主ではなく「その子だったらどう歌うのか」を考えることが一番。そうなると「この歌詞はこの子のこういうところを表しているんだな」と掘り下げていくんです。自分の表現はキャラクターの解釈に付随してくるものであって、一番前に来るものではなくて。

なので自由に自分の表現をされていて、ゼロから歌を作り上げられる情緒さんがスゴいなと、歌声を聴いて思っていました!

<次ページ:“不思議な作品”の「名刺のような一曲」>
(C)百合太郎・新潮社/カヤコワ製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2026冬アニメ何観る
2026冬アニメ最速放送日
2026冬アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
平成アニメランキング