アニメ
『たんプリ』千賀光莉&本渡楓インタビュー|あんなとみくるが迎えた“新たな局面”

等身大の14歳でありながら、「この2人、やっぱりすごいんだな」とーー『名探偵プリキュア!』キュアアンサー/明智あんな役・千賀光莉さん&キュアミスティック/小林みくる役・本渡楓さんが語った、すれ違いの先にあるもの【インタビュー】

すれ違いの先にあるもの

ーー第5話ではふたりのすれ違いが描かれました。本渡さんは演じるうえで意識されたことはありますか?

本渡:普段お芝居するときは「自分だったら」と考えることが多いのですが、みくるちゃんと自分は似ている部分もありながら正反対の部分もあるため、彼女自身をどう表現するかはとても悩みました。

また、あんなちゃんとみくるちゃん二人の中でも、お互いに負けたくない譲れない思いがあるし、黙っているだけでなく言い返したい。あんなちゃんが強く来たら、それに同じくらいの「負けるか!」という熱量で返さなければそこで終わってしまう。そういうみくるちゃんの14歳の等身大の部分や素直で純粋な気持ちを大事にして、あんなちゃん役の千賀さんとも向き合いながら、その場その場でちゃんと動けるように意識していました。

ーー第5話のやり取りを経てきっとより2人の関係性が深まるものだと信じております……! こうした掛け合いを通して、おふたり自身の関係性が深まった瞬間もありましたか。

千賀:実は第5話まで、変身の掛け声が一発で揃ったことがなくて。何か所か録り直して、「もう1回」という感じでピタッと合わせるようにしていました。でも第6話で初めてリテイクなしでピタッと合ったんです。それがすごく嬉しくて。ここまでの時間が、ちゃんと距離を縮めてくれていたんだなって感じました。

本渡:アフレコの際はいつも隣に座らせていただいていたり、一緒にお話したり、何か大きなきっかけがあったというよりも、些細なことですが、そうして同じ時間を共に過ごしていく中でお互いを知ることができたのは大きいかもしれません。普段は「ひかちゃん」と呼ばせていただいているのですが、隣で見ていてひかちゃんの立ち振る舞いがいつも本当に素敵だなと感じています。穏やかでありながらも座長としてしっかりされていて、視野が広く周りの方への気配りも忘れない。天性の「天使タイプ」だなと思っていつも見ています。

千賀:天使タイプですか!?(笑)

本渡:ふわっと、すっと隣に来てくれる感じ。私は収録の合間はずっと台本を読んでいたり、スマホを見ていたりすることが多いのですが、そういう時に、すっと来て「これ、どう思います?」って自然に話しかけてくれるんです。それが全然構えていなくて、本当にナチュラルに気づいたら隣にいてくれる。なのでいつも「ああ、天使がきた!」と癒されています。

千賀:最初は「今、邪魔しちゃいけないかな?」って思ったりして。でも、お話もしたいし……って(笑)。

本渡:全然来てほしいです! 私がなかなか自分からお話しにいけないタイプなので、本当に嬉しいです!

千賀:ありがとうございます! 声をかけさせていただきます(笑)。

本渡:こちらこそいつもありがとうございます、の気持ちです!また、いつも「現場での経験をもっと積まねば」とご自身でおっしゃっていますが、もうすでに圧倒されるほどしっかりされているんですよね。でも、その純粋で一生懸命頑張られている姿がまぶしくて、本当に謙虚で素敵な方だなと思っています。私自身、すごく尊敬しています。

千賀:(恐縮しながら)そんなそんな……。

本渡:そんな頑張り屋さんな、ひかちゃんだからこそ信頼できるというか。「ついていきたい」と自然に思わせてくれて、私も頑張ろうと思える存在って貴重だなと思います。

千賀:私は収録のたびに不安になってしまうタイプで。アニメのアフレコの前におもちゃの収録があって、キュアアンサーになれてるのかなってちょっと不安で。そんな時に、いつもそばにいて「大丈夫だよ。そのままでいいんだよ」と声をかけてくださって。本当に救われていました。

本渡:良かった!私もふたりで息を合わせる場面がすごく安心するんです。隣にいてくれるから1人ではないと思えるし、バディとしてご一緒できて本当に良かったと思っています。

千賀:嬉しいです、ありがとうございます。

10年後にも残る名乗り。変身バンクに込めた想い

ーーさきほど変身バンクのお話がありましたが、最初に名乗りを言った時のお気持ちはいかがでしたか?

千賀:合格してから、過去シリーズのインタビューや映像をたくさん拝見しました。『プリキュア』で検索すると、変身バンクの動画がたくさん出てくるんですよね。「キュアアンサー」と言えば、この変身バンクが10年後も残るんだと思うと、ぐっと気合いが入りました。あんなの決め台詞「どんな謎でもはなまる解決! 名探偵 キュアアンサー!」を変身バンクの収録で言うときは、(息を吸って)「ふぅ」としつつ気合いを入れています。5話、6話あたりでようやく言うこと自体には慣れてきましたが、毎回ドキドキしますね。

本渡:多くの方は知らないはずの「名探偵プリキュア」の存在をなぜかみくるちゃん自身はもともと知っていて「自分もなりたい、なるんだ、絶対になる!」とずっと強く憧れていました。最初にあんなちゃんとポチタンを目にした時に思わず、探偵テストの試験官だと思いこんでしまうほどみくるちゃんにとって「名探偵プリキュア」は大きな存在なんです。

変身バンクは、“バンク”と言葉がつくようにやはり基本の型というか決まったものはきちんとありますし、そこはもちろん大事なのですが、毎回その言葉を言えるとき「彼女は嬉しいだろうな」と思うんです。憧れの存在だった「名探偵プリキュアになる」という大きな夢が叶ったわけですから。戦いの瞬間なので決意や強い闘志はあるとは思いながらも、それ以上に「やった!」という純粋な喜びがきっとあるはず。1話のときは特にそれを感じていて、私自身もテンションが上がっていました。彼女のそういった純粋な気持ちを自分に重ねて、そこに素直に緊張感もそのまま入れてみても良いのかな……などと考えながら挑みました。

千賀:実際、第1話の変身後にみくるが「やった!」と言うんですよね。それがすごくかわいかったです。

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