
かつて「ミラクルトリオ」と呼ばれた3人が再会! それぞれが出した答えとは──『Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」-New Dawn-』キース役・稲垣成弥さん×ディノ役・安里勇哉さん×ブラッド役・馬場良馬さん鼎談インタビュー
アプリゲーム『エリオスライジングヒーローズ』の舞台化企画の最新公演『Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」-New Dawn-』が2026年7月3日(金)~12日(日)に東京・シアターGロッソ、7月18日(土)~20日(月・祝)に京都劇場にて上演!
高エネルギー体【サブスタンス】を狙う敵対組織【イクリプス】から大都市・ニューミリオンを守るために戦う『ヒーロー』たち。かつてアカデミー時代からの同期として共に行動していたディノが殉職するも、その事実を受け止めきれないキース。そんな彼を見守りながらも抱いている疑念を解明するために行動するブラッド──そんな中、ニューミリオンに何度も交戦している強敵『ゼロ』が襲来します。それをきっかけに同期3人の時計の針が再び動き出して……。
本公演を記念して、今回の物語の軸となっている「ミラクルトリオ」の3人、キース役の稲垣成弥さん、ディノ役の安里勇哉さん、ブラッド役の馬場良馬さんの鼎談インタビューをお届けします。本編同様に信頼とバディ感あふれる三人のアツいお話をお楽しみください。
「紡いで来たものの大きさや重さを改めて実感しています」
──Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」シリーズは2022年12月に第一弾を上演以来、今年1月の『Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」-THE EAST-』まで5作品を上演してきました。
ブラッド・ビームス役 馬場良馬さん(以下、馬場):僕は第一弾から出演していて、この三人が初めて共演したのは第二弾の「THE WEST」になります。
キース・マックス役 稲垣成弥さん(以下、稲垣):そう考えると先輩ですね。
ディノ・アルバーニ役 安里勇哉さん(以下、安里):大先輩!
稲垣:「THE WEST」以降は半年おきくらいのタイミングで、舞台やライブが行われていたので、密度が濃い3年半でした。
安里:紡いで来たものの大きさや重さを改めて実感しています。
馬場:第一弾の時は「これがシリーズ化して続いたらいいね」という想いで、みんなで頑張って稽古をして。そして初日の公演の幕が上がったら、お客さんの反応もすごく良かったし、たくさんの方に来ていただいた結果、第二弾も実現して、その後会場の規模も大きくなっていきました。その規模に比例するようにお客さんの熱もどんどん上昇していって、公演ごとに素晴らしい光景を見せていただいて。本当に感謝しています。
──というと印象深い公演はやはり……。
馬場:第一弾と「THE WEST」です。演出の吉谷(晃太朗)さんがすごい熱量で第一弾を作ってくださって、その熱に巻き込まれるように僕らやお客さんも巻き込まれて。「THE WEST」から『エリステ』と僕ら、そして皆さんとの物語が走り出した気がします。公演ごとに関わる演者やスタッフ、お客さんの熱量や渦が大きくなっていった3年半だったと思います。
稲垣:印象的だった公演を挙げるとすれば、僕は「THE WEST」になりますね。初めて『エリステ』に参加して、しかも僕自身は2.5次元作品では初めての主役をやらせていただいたので、思い入れの深い公演でした。
安里:僕が印象に残っているのは、昨年8月に行われた『Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」-SUMMER FESTIVAL-』というライブ公演です。ブラッドの幻影として登場したのがあまりにも衝撃的で(笑)。
ライブを見に来たお客さんが【サブスタンス】(作中で災厄をもたらす高エネルギー体)の影響で見えないものが見えてしまうという設定で、劇場全員の幻影的な存在になったのは長い役者生活の中で初めてでした。今回の公演では幻影ではないようなので、楽しみです(笑)。
この三人だからこそ自然に「ミラクルトリオ」になれた
──ご自身の演じるキャラクターの印象と演じる時に意識している点をお聞かせください。
馬場:ブラッドはリーダー的な立場で、キースとディノと一緒の時は素の人間性が見えるキャラクターです。ブラッドを演じる時は誰よりも熱いパッションを持っているけれど、チームを束ねるリーダーとして心の中では思っていても感情を隠すようにしている。そんな裏腹な部分を意識しています。
安里:キースとディノとブラッドの三人は「ミラクルトリオ」と呼ばれていますが、過去にディノはキースとブラッドを引き込んで、一緒に【HELIOS】(【サブスタンス】の対策や研究を行う機関)で『ヒーロー』として活動していました。そんな気が合う三人の関係性を演じる上で、キースが成弥、馬場良がブラッドだったからこそ、余計な気遣いなどまったくなく、自然と接することができました。
今回の公演は「ミラクルトリオ」を主軸にしたお話になっています。殉職したと言われているディノがどんな形で現れるのか、三人の関係性や心情の変化が描かれるのか……とても楽しみです。果たして今回のディノは今まで演じてきたディノなのか、それとも違うディノになっているのか、皆さんにも楽しみにしていただきたいです。
稲垣:僕がキースを演じる時、実は特別に意識していることはほとんどなくて。キースと僕は、内面的なスタンスも似ているような気がしているんです。キースの魅力は「見せない美学」で、どんな状況下でも自分の軸がブレないカッコいいキャラクターだと思っています。
──以前、「この三人だとやりやすい」という発言があったように、みなさんはチームとして既に出来上がっている雰囲気があります。
稲垣:お二人は器が大きい先輩方なので、何をしても受け入れてくれるし、どんなトラブルが起きても何とかなるという信頼感があります。
この三人の関係性が、そのまま「ミラクルトリオ」の関係性や雰囲気にもいい形でつながっていると思います。
──『エリステ』はヒーローものですが、それぞれが抱えているものが描かれたり、一筋縄では壁を超えられない様子があったりと、いわゆる完全無欠ではないところが人間臭くて共感できました。
稲垣:原作となっている『エリオスライジングヒーローズ』は物語がおもしろくて、一人ひとりのキャラクターを綿密に掘りつつ深く描かれているので、舞台も自然と個々のキャラの深堀やドラマが丁寧に描かれていますよね。いつも台本が上がってくるのが楽しみで。そして台本が届いたら僕らは100%以上の力で頑張るだけ。今回の「New Dawn」も、きっとおもしろいものになると確信しています。
安里:どのキャラクターにもドラマがあって……今回は「ミラクルトリオ」を中心に描かれるわけですが、二作目の「THE WEST」で登場したキースにとって今回が節目となる大切なお話です。厚みがあって人情味があって、魅力的なところが『エリオスライジングヒーローズ』の素晴らしさやおもしろさだと思います。
──『ヒーロー』たちは【サブスタンス】を狙う敵対組織【イクリプス】と交戦するわけですが、得体がわからない強敵でもあります。これが『ヒーロー』たちを輝かせているポイントのひとつなのかなと。
安里:【イクリプス】については謎が多いし、率いているシリウスも5作品を終えた今もどんな人物なのかよくわからないし。
馬場:【イクリプス】も実は一枚岩というわけではなく、【トリニティ】(幹部たち)の三人にも何か思うところがあるようで……そんなドラマがあるのがおもしろいんですよね。
稲垣:意外と『ヒーロー』たちや未来につながる部分もあったりして。
馬場:敵の【イクリプス】も一人の人間として描かれているので、役者として『ヒーロー』の仲間たちとの掛け合いだけでなく、【イクリプス】と交戦中も楽しいんです。





























