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『流白浪燦星 碧翠の麗城』上演記念SPトークライブ公式レポート!

『流白浪燦星 碧翠の麗城』上演記念 SPECIAL TALK LIVEに、片岡愛之助さん・中村米吉さん・栗田貫一さん・沢城みゆきさん登壇! ジャンルを超えた“芸の継承”とルパン愛を語り合う

2026年2月23日(月・祝)、都内にて新作歌舞伎『流白浪燦星 碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)』の上演を記念したトークイベントが開催。

流白浪燦星(ルパン三世)と石川五ェ門の二役を勤める片岡愛之助さん、ヒロイン・瀬織姫役の中村米吉さん、脚本・演出の戸部和久氏に加え、アニメ版からルパン三世役の栗田貫一さん、峰不二子役の沢城みゆきさんが登壇しました。

▲左から沢城みゆきさん、栗田貫一さん、片岡愛之助さん、中村米吉さん

▲左から沢城みゆきさん、栗田貫一さん、片岡愛之助さん、中村米吉さん

<以下、公式発表の内容を引用して掲載しています>

『流白浪燦星 碧翠の麗城』上演記念 SPECIAL TALK LIVE公式レポート!

本作は、3月の東京・新橋演舞場を皮切りに、4月に名古屋・御園座、9月に京都・南座、2027年2月には福岡・博多座と、全国各地での上演が予定されております。

今回は、TVアニメ放送開始55周年を迎えた「ルパン三世」との特別なコラボレーション企画として、ジャンルを超えた夢の共演が実現。

歌舞伎版で流白浪燦星(ルパン三世)と石川五ェ門の二役を勤める片岡愛之助、ヒロイン・瀬織姫役の中村米吉、脚本・演出の戸部和久に加え、アニメ版からルパン三世役の栗田貫一、峰不二子役の沢城みゆきという豪華キャストが登壇しました。

トークイベントでは、作品への意気込みや制作秘話、そして“芸の継承”について、熱いクロストークが繰り広げられました。

宙乗りなど歌舞伎ならではのスペクタクルな演出で描く、歌舞伎版「ルパン三世」第2弾!

今回、流白浪燦星(ルパン三世)と石川五ェ門の二役を勤める愛之助は、これまで数々の歌舞伎の作品で石川五右衛門を演じてきたことに触れ、「人生でこんなに五右衛門を演じることになるとは思っていなかったので、自分でも驚いています(笑)」と切り出し、会場の笑いを誘いました。

本作の見どころを問われると、「五ェ門との早替りをしながら、立廻りをしながら、“つまらぬもの”を斬りながら、進んでいくわけですけれども……」とお馴染みの名台詞を予感させる言葉で期待感を高めつつ、「宙乗りなど、歌舞伎の要素をふんだんに盛り込んだ大スペクタクルな内容になっておりますので、ぜひ注目していただきたいです」と、作品の魅力を力強くアピールしました。

本作のヒロイン・瀬織姫を演じる米吉は、「峰不二子という圧倒的な魅力を持つキャラクターがすでに存在する中で登場するヒロインです。不二子は大人の色気ある女性ですので、瀬織姫は流白浪が思わず手を差し伸べたくなるような、純粋さや清らかな美しさという、不二子とは相反する魅力を大切にしていきたいです」と意気込みを表明。

さらに、「歌舞伎の女方が持つ色気の部分を(峰不二子を演じる市川)笑也さんが、お姫様としての純情で清楚な気品という部分を僕が担うことで、歌舞伎として上演することの意義が深まるのではと感じています。流白浪と瀬織姫が心を通わせていく過程がこのストーリーの核として存在すると思うので、二人の刹那的な協力関係を軸に、歌舞伎の要素や趣向が枝葉となって、一本の大きな木のような作品になったらいいなと思っています」と、真摯に語りました。

前作を観劇した感想を問われた栗田は、自身が長年演じてきたルパン三世というキャラクターが歌舞伎の世界に降り立った姿を振り返り、「想像を超える面白さでした。ルパン三世が本当に何百年か前に実在していたような感覚になり、歌舞伎の面白さや深さと、ルパン三世の魅力が融合した新しいジャンルの誕生に感動しました」と絶賛。

沢城は「(過去のアニメ作品であったように)可憐なヒロインがいて、大人の不二子がいて、というスタイルが最近はなかなか見られていなかったので、それが歌舞伎の舞台で蘇るのがとても楽しみです」と新作への期待を寄せました。

歌舞伎とアニメ、両者が共鳴した「真似て、学ぶ」継承の精神

トークは、TVアニメ放送開始から55年という長きにわたり続く作品を背負う“継承”の話題へ。

役を引き継いだ当時を振り返った栗田は、「最初はただの“真似の真似”で一言しか喋れなかったので、『無理ですよ』というところから始まりましたが、気が付いたら31年。今の時代を代表するスーパーレジェンドの皆さんに囲まれて、本当に助けてもらっています」と謙虚に感謝を述べました。

これを受けて沢城は、役を継承した際に歌舞伎俳優のインタビューを読み、感銘を受けたエピソードを披露。「増山(江威子)さんの不二子に100%は似せられないけれど、なんとかその要素を自分に輸血して限りなく近づくように真似をする。それでもぴったりとは同じにならなかったその部分こそが、実は私の結晶なのかと思うと、人様からお預かりしているものだと思ってきましたが、不二子こそ私の代表作なのかもと思えるようになった」と語ると、

愛之助は、「僕たちも師匠にいかに近づけるかを目指します。自分を出そうとしすぎると良くないものが見えてきてしまったり、方向性が変わってしまったりすることがある。お客様があってこその私たちなので、どう感じていただくかは最終的にお客様に委ねています」と深い共感を示しました。

米吉も、「(二世中村)吉右衛門のおじさまには『真似て真似るが“学ぶ”だよ』と口を酸っぱく言われていました。歌舞伎だと同じお役を何度も重ねていくことができるので、その中で滲み出る自分らしさをお客様に喜んでいただければ」と続けました。

さらに栗田が、かつて俳優の緒形拳さんから受けた「真似て、真似て、真似て、学ぶんだよ。芝居は全部そうなんだ」という言葉を回想すると、“継承”という歌舞伎とアニメのどちらにも通ずる共通のテーマに、会場は静かな感動に包まれました。

互いをリスペクトし合いながら願う、歌舞伎版・アニメ版作品のさらなる飛躍

沢城は、「楽しいとか、挑戦とか、遊び心を抜いたらルパンじゃないということに気づきました。南座で観劇したときに、ムオム(映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」で愛之助が演じたキャラクター)が出てきて、アニメと歌舞伎が近いところで繋がっているのを見て、仲間を得たような嬉しさでいっぱいです」と笑みを見せました。

栗田は「ルパン三世は天才でありながら少し抜けている、滑稽な天才。それでいておしゃれで、優しくて、品があって、かっこいい。歌舞伎という新しい挑戦を見て、我々も新しいアニメをやるときに『負けないぞ』と思いました。『ルパン三世』という名前が活躍していることが何より嬉しいので、来年2月の博多座まで駆け抜けていただければ」とエールを送った。

米吉は「これまで出演した原作ものの作品でも、声優さんの声は道しるべになっていました。今回はオリジナルキャラクターですので、世界観の中に溶け込めるよう、一所懸命探っております。愛之助のお兄さんを筆頭に、出演者一丸となって稽古をしておりますので、ぜひ何度でも足をお運びください」と呼びかけました。

最後に愛之助は、「僕自身ルパン三世のファンですので、これからもアニメを応援して楽しみたいと思っています」とルパン愛を語り、「今回は第2弾ということで、米吉さん演じる可愛らしく素敵なヒロインを迎えます。歌舞伎の手法をふんだんに取り入れていますし、私たちが客席のどこかに出没するかもしれません。いや、します!」と微笑んで会場を沸かせ、「アニメファンの方にも、歌舞伎ファンの方にも楽しんでいただける作品になっております。劇場でお待ちしております」と締めくくりました。

『流白浪燦星 碧翠の麗城』上演記念 SPECIAL TALK LIVE概要

【日程】
2月23日(月・祝)

【登壇者】
片岡愛之助、中村米吉、戸部和久(脚本・演出)、栗田貫一(アニメ版声優:ルパン三世役)、沢城みゆき(アニメ版声優:峰不二子役)

【内容】
ご挨拶、歌舞伎「流白浪燦星」・アニメ「ルパン三世」についての登壇者トークセッション

流白浪燦星|新橋演舞場|歌舞伎美人
アニメ「ルパン三世」公式X(@lupin_anime)

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