音楽
幾田りらとリラックマの不思議な縁と、癒やしの楽曲づくり【インタビュー】

春アニメ『リラックマ』幾田りらさんが語る“憧れの存在”と主題歌「stay with me」【インタビュー】

4月4日土曜あさ9時25分からTBSにて放送開始となるアニメ『リラックマ』。どんな毎日も、あなたといっしょのリラックマが、日常を飛び出して、広いアニメーションの世界に向かいます。そしてアニメの主題歌とナレーションを担当するのは、幾田りらさん。大好きなリラックマと主題歌「stay with me」について語っていただきました。

 

 

自分のような煮詰まっちゃう性格の人間にとって、リラックマは憧れの存在

──かねてからリラックマのファンだったそうですね。

幾田りらさん(以下、幾田):名前が“りら”ということもあって、そこに一番シンパシーを感じていて、小さい頃は、リラックマと言えば、“自分のキャラクター”と思ってしまうくらい親近感を感じて、自分の生活のそばには、いつもいろんなリラックマのアイテムがありました。その中でも、小さい頃に『リラックマ生活』という本が好きで読んでいたんですけど、そこでリラックマが毎日くれる言葉に、10代の夢を追っていた頃の私は、すごく勇気づけられながら過ごしていました。

そのくらい、いろんなタイミングでリラックマが支えてくれていたので、まさか自分が音楽という形で、リラックマの作品に関わる未来があるとは思っていなかったですし、お話を聞いたときはすごく嬉しかったです。りらという名前で良かったなと思いました。

──運命的ですよね。

幾田:すごく印象的だったのは、オファーをいただいたとき、企画書の2ページ目に、幾田りらっくまという、リラックマと私が背中合わせでコラージュされている写真があったんです(笑)。そのときに、「この作品は、幾田りらしかいないでしょう」とご縁を感じてオファーをしていただいたのかな、この名前で良かったなと思いました(笑)。

──『リラックマ生活』では、どんな言葉に勇気づけられていたのですか?

幾田:たくさんシリーズがあるんですけど、『やんわり上手〜リラックマ生活8〜』という巻があって、その本には、ひと休みすることとか、肩の力を抜くことが難しい人に対して、そんなに力み過ぎなくていいんだよというメッセージが込められていたんです。

自分自身、学生時代も今も、結構いろんなことに対して気にしいというか。コミュニケーションもそうですし、ステージに立ったときも、発言や言動について、そのひとつひとつが誰かのことを傷つけてしまってはいないだろうかとか、これはどう思われるだろうとか、いろんなことを気にしてしまうところがあるんです。そうやって身構えてしまったり緊張してしまったりする自分の性格を、否定する形でなく「そういう人もいるよね」という感じで肯定してくれながら、肩の力を抜くためのひと言を綴ってくれている感じだったので、一番読んだし、勇気づけられていました。

──リラックマとの出会いが何だったのかは覚えていますか?

幾田:もう物心がつく前から、リラックマのスプーンやマグカップがあったので、気づいたらそばにいてくれた感じだったんですけど、自分の中で明確にリラックマといっしょに過ごしたなと思うのは、やっぱり本ですね。

リラックマには仲間たちもいますけど、私はやっぱりリラックマが好きで、ダラダラしていることが“らしさ”になっているキャラクターってなかなかいないと思うので、自分みたいな煮詰まっちゃう性格の人間にとっては憧れの存在というか。

そうやってゆる〜く生きるのも大事だよな。頑張らなきゃ頑張らなきゃ!と息苦しくなって、幸せを逃しちゃう瞬間ってあるよなと思ったので、リラックマはいろんな人の、そういう部分を肯定してくれる存在になっているのだと思います。

 

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