映画
『耳をすませば』名言・名台詞まとめ

ジブリ映画『耳をすませば』心に残る名言・名台詞を名シーンとともにご紹介|「カントリー・ロード」に込められた思いとは?

【バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵)の名言】(CV:露口 茂さん)

「遠いものは大きく 近いものは小さく見えるだけのこと」

 

雫が劇中で書く『バロンのくれた物語』の主人公バロンの台詞であり、雫自身へと向けた言葉とも言えそうです。遠くにあるものは大きく見えがちですが、勇気を出して一歩を踏み出すことが大事。届かないと思っていた遠くの存在にも、きっと手が届くでしょう。

「行こう! 恐れずに! 午後の気流が乱れる時 星にも手が届こう!」と、自身に言い聞かせるかのように雫は言葉を紡いでいきます。

『バロンのくれた物語』が具現化するシーンは、宮崎氏が演出を担当。背景画は異郷「イバラード」をテーマに作品を制作している画家の井上直久氏が作画を担当しています。

 

もうひとつの原作「カントリー・ロード」

 

『耳をすませば』の原作は同名の漫画ですが、もうひとつの原作とも言えるのが、アメリカのカントリーの名曲「カントリー・ロード(Take Me Home, Country Roads)」。元々はアメリカのシンガーソングライターのジョン・デンバーが作った楽曲です。

宮崎氏がこの曲を繰り返し聴くうちに「今の中学生にとってカントリー(故郷)って何だろう」と考え始めたところから、映画化構想が膨らんでいったといいます。

雫は訳詞に取り組み、この曲のモチーフである「故郷に帰りたい」という気持ちと向き合っていました。都会の新興住宅地で生まれ育った雫にとって、「故郷」とう言葉は縁遠いもの。やがて雫は、自身の暮らすこの街の風景こそが「故郷」であり、ここで地に足をつけて生きていくのだという思いに至ります。

雫の内面的な成長が訳詞の過程にも込められており、この曲が本作で果たしている役割は大きなもの。オープニングではオリビア・ニュートン・ジョンの歌う「カントリー・ロード」が流れ、ストーリーの進行とともに雫がこの曲を紐解き、自分の気持ちで詞を書いていきます。

ちなみに、この日本語版「カントリー・ロード」は、鈴木敏夫プロデューサーの娘・鈴木麻実子さんが書いた訳詞を宮崎氏が手直ししたものです。

 

 

『耳をすませば』作品情報

耳をすませば
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそ「天沢聖司」であった。雫は聖司にひかれながら、進路も将来も自分の才能にもすべてがあいまいな自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。

作品名 耳をすませば
放送形態 劇場版アニメ
シリーズ スタジオジブリ
スケジュール 1995年7月15日(土)

【TV放送】
2026年5月1日(金)
金曜ロードショーにて
キャスト 月島雫:本名陽子
天沢聖司:高橋一生
月島靖也(雫の父):立花隆
月島朝子(雫の母):室井滋
バロン:露口茂
西司朗(地球屋主人):小林桂樹
月島汐:山下容莉枝
高坂先生:高山みなみ
原田夕子:佳山麻衣子
杉村:中島義実
絹代:飯塚雅弓
ナオ:千葉舞
スタッフ 原作:柊あおい(集英社刊)
製作プロデューサー・脚本・絵コンテ:宮崎駿
プロデューサー:鈴木敏夫
監督:近藤喜文
作画監督:高坂希太郎
美術監督:黒田聡
キャラクター色彩設計:保田道世
音楽:野見祐二
制作:スタジオジブリ
主題歌 「カントリー・ロード」本名陽子
公開開始年&季節 1995アニメ映画

(C) 1995 柊あおい/集英社・二馬力・GNH
『耳をすませば』作品ページ

 

この記事をかいた人

藤崎萌恵
大阪府在住のライター。小説、漫画、アニメ、映画など“好き”を追い続ける。

 

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