ジブリ映画・宮崎駿・高畑勲監督作品一覧
こちらでは、歴代のスタジオジブリ映画、宮崎駿監督作品、高畑勲監督作品のあらすじ、キャスト声優、スタッフ情報などをまとめて紹介。
風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
となりのトトロ
火垂るの墓
魔女の宅急便
おもひでぽろぽろ
紅の豚
平成狸合戦ぽんぽこ
耳をすませば
もののけ姫
千と千尋の神隠し
猫の恩返し
ハウルの動く城
ゲド戦記
崖の上のポニョ
借りぐらしのアリエッティ
コクリコ坂から
風立ちぬ
かぐや姫の物語
思い出のマーニー
レッドタートル ある島の物語
舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。
(C) 1984 二馬力・GH
空に浮かぶ伝説の島、ラピュタを発見したものの、人々に信じてもらえないまま亡くなった父を持つ、見習い機械工のパズー。彼はある日、空から落ちてきた少女シータと出会う。彼女は胸に青く光る石のペンダントを身につけていた。実は、彼女はラピュタの王位継承者であり、そのペンダントこそが空に浮かぶ力を持つ"飛行石"だったのだ。ところが、二人はラピュタを捜索している国防軍に捕まってしまい、シータを残してパズーだけが釈放されることに。彼は、同じく飛行石を手に入れようとしていた空中海賊ドーラ一味の協力を得て、シータを国防軍の手から救い出す。そして、とうとう伝説の島ラピュタと遭遇することになるが……。
(C) 1986 二馬力・G
「そりゃスゴイ、お化け屋敷に住むのが父さんの夢だったんだ」と、こんなことを言うお父さんの娘が、小学六年生のサツキと四歳のメイ。このふたりが、大きな袋にどんぐりをいっぱいつめた、たぬきのようでフクロウのようで、クマのような、へんないきものに会います。ちょっと昔の森の中には、こんなへんないきものが、どうもいたらしいのです。でも、よおく探せばまだきっといる。見つからないのは、いないと思いこんでいるから。
(C)1988 二馬力・G
終戦間近の神戸に突然B29の大編隊が襲いかかった。清太と節子の兄妹は空襲の混乱の中、母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹はやむなく小母の家へ身を寄せることにするが、そこでも生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。荷物をリヤカーに積み込み、横穴壕でままごとのような二人の新しい生活が始まるが、やがて食糧も尽き…。
(C) 野坂昭如・新潮社 1988
魔女の子は、13歳になると一人前の魔女になるために1年間の修行に出なければならず、人間の父親と魔女の母親を持つ13歳の少女キキもまた、黒猫ジジを連れて父母のもとを旅立つ。海辺の町、コリコを修行の場に選んだキキは、親切なパン屋のおかみのおソノさんのおかげで、唯一使える魔法である、ホウキで空を飛ぶ能力を使って荷物配達の仕事を始める。初めての仕事では、途中の森に荷物を落とすなどトラブルを起こしつつも何とか仕事を無事終了。女子画学生のウルスラや、少年トンボともお友達となり、少しずつ仕事にも慣れていくキキだったが……。
(C) 1989 角野栄子・二馬力・GN
現在の自分に漠然とした物足りなさを感じている27歳のOL岡島タエ子は、休暇を取って姉の夫の実家がある山形へ出掛ける。東京育ちのタエ子は、小さな頃から田舎のある生活に憧れていたのだ。旅の途中で、彼女はふと小学5年生の自分を思い出してしまう。一度蘇った思い出はタエ子から離れていかなかった。小学5年生、それは女の子が一つ階段を昇って成長するためのさなぎの季節なのかもしれない。いくつも思い出が浮かんでくるのは、自分に再びさなぎの季節が巡ってきたのだろうか。もう一度、自分を見つめ直す時なのかもしれないと、タエ子は思いをはせていく。山形駅に着いたタエ子を待っていたのは、新しい農業に意欲を燃やしている青年、トシオとの出会いだった。紅花摘みに田んぼの草取り、リンゴの袋がけ。トシオの案内でタエ子は田舎の気分を満喫する。自然と調和しながら生きている農家の人々の姿に、地に足の着いた生活の魅力を発見するのだった。そして、東京へ帰る日の前夜、おばあちゃんから、思いもかけない話題が出る。
(C) 1991 岡本螢・刀根夕子・GNH
イタリア・アドリア海で飛行艇に熱中する、4人の少年とひとりの少女がいた。彼らはともに大空をめざした。やがて少年たちは戦火の中に、ひとりは青い海に、もうひとりは荒野の果てに、それぞれ手の届かないはるか彼方へと消えていった。そして残されたのは少女と、ひとりの少年。その少年も自らに魔法をかけて、人間であることをやめた・・・。
(C) 1992 二馬力・GNN
自然の恵み豊かな多摩丘陵。そこでのんびり暮らしていたタヌキたちの間に、餌場を巡る争いが起こる。調べてみると、餌場の激減は、人間たちによる宅地造成が原因だと分かる。こんな争いをしている場合じゃない!このままだと、餌どころか住む所すらなくなってしまう。ここに丘陵のタヌキたちの大会議が持たれ、開発阻止を決議。人間たちに立ち向かうため、まず茶釜やだるまなど簡単に化けられるものから始められ、お地蔵さんや招き猫など次々と難しい課題へ移行していき、総仕上げは、人間に化けて街に繰り出す街頭演習。タヌキたちの特訓のかたわら、宅地造成は着々と進められていた。いよいよ卒業テストに合格した若手タヌキたちの人間撃退作戦が開始される。大木に扮してトラックを妨害したり、ダンプを"八畳敷き"で目隠しして転落させたり…。タヌキのせいとは知らない人間たちは「開発のありかたに疑問」と報道、束の間、タヌキは大喜びする。その一方、四国や佐渡に住む長老たちの援軍も仰ぐために使者が差し向けられた。緒戦の成果に力を得たタヌキたちは、化け学を駆使したゲリラ作戦を展開。ところが新興住宅地で続発する怪事件は、面白可笑しく報道されるばかりで、開発阻止にはほとんど効果がない。焦りが広がる中、待ちに待った長老たちが到着した。三長老は、化け学の粋をこらした"妖怪大作戦"の発動を宣言。これにより人間たちの間にタヌキに対する尊敬と畏怖の念を蘇らせ、ひいては開発を中止に追い込もうと目論むが、しかし、人間たちの図太さは想像をはるかに超えていた。最初のうちこそ驚いたものの、途中からはおばけ屋敷さながらの大変化に喜び出す始末。あまつさえ、レジャーランドの宣伝に利用されるに及び、タヌキたちの間に、次第に落胆と自暴自棄の気分が広まっていくが…。
(C) 1994 畑事務所・GNH
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそ「天沢聖司」であった。雫は聖司にひかれながら、進路も将来も自分の才能にもすべてがあいまいな自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。
(C) 1995 柊あおい/集英社・二馬力・GNH
中世の枠組みが崩れ始めた室町時代の日本。いまだ人を寄せ付けぬ太古の深い森の中には、人語を解する巨大な山犬や猪などの神獣たちが潜み、聖域を侵す人間たちを襲って、荒ぶる神々として恐れられていた。エミシの末裔のアシタカは、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化した猪神に呪いをかけられ、それを解くために訪れた西の国で、数奇な運命に巻き込まれていく。森を切り開いて、人のための豊かな土地を作り上げようとする、タタラ製鉄集団のエボシ御前は、鉄を打ちながら人間中心の社会を築き上げようとしていた。一方、犬神に育てられた少女サンは、"もののけ姫"と恐れられ、森を守るため神々とともにタタラ集団と戦っていた。双方とも「己が正義」と信じるこの争いに、さらに不老長寿の力があるというシシ神の首を狙う侍たちが絡み、三つ巴の戦いとなる。アシタカとサンは、惨劇の中で出会い、心を通い合わせる。しかし、森を巡る戦いは凄惨を極め、大混乱の中、シシ神の首が奪われてしまう…。
(C) 1997 二馬力・GND

10歳の女の子、千尋は、無愛想でちょっとだるそうな、典型的な現代っ子。 両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中に、いつの間にか迷い込んだ「不思議の町」。町の屋台にあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿をかえられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、「千尋」という名を奪われ「千」と呼ばれながら、生き残るためにその町を支配する強欲な魔女・湯婆婆の下で働き始める。湯屋とは、この日本に棲むいろんな神様やお化けが疲れと傷を癒しに通うお風呂屋さんのこと。そこで、千尋は怪しい神様やお化けに交じって生まれて初めて懸命に働く。ハクや河の神などと出会い、様々な経験とふれあいを重ねるうちに、千尋は徐々に成長していく。何重にも守られて育つ現代の子どもたちが、突然ひとりぼっちになったら?はたして千尋は元の世界に帰れるのか・・・?
(C) 2001 Studio Ghibli・NDDTM
高校生のハルは普通の女の子。 車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため “恩返し”に猫の国に招待されることに。 「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、 一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのだった……。
(C) 2002 猫乃手堂・GNDHMT
19世紀、魔法と科学が入り乱れる愛国主義全盛の時代。王国を守るために兵士たちは戦地へ赴き、荒地では魔法使いがさまよっていた。その町から少し離れたところに、父が残した帽子屋を切り盛りしながらひっそりと暮らす少女がいた。その子の名はソフィー(倍賞千恵子)、18歳。 ある日、ソフィーは自由奔放に生きる妹のレティー(香月弥生)に会いに行く道中で、美貌の青年・ハウル(木村拓哉)と出会う。ハウルは荒地の魔女(美輪明宏)に追われているといい、その追っ手を撒くためにソフィーとともに空へ舞い上がる。ソフィーは驚きながらも、そのままハウルとの束の間の空の散歩を楽しむ。 夢のような体験と、空を駆け抜ける美青年ハウルの姿にすっかり心を奪われてしまったソフィーは恋に落ちる。しかし、その晩、ソフィーは荒地の魔女の魔法にかけられ、90歳のおばあちゃんの姿に変えられてしまう! その姿では家族に心配をかけてしまうし、呪のことは他人に話せないように魔法までかけられてしまっている。誰にも真実を告げることのできないソフィーは家を出る決心をし、荷物をまとめる。そして、荒地の魔女にかけられた呪いを解くためにハウルの「動く城」に押しかけ、そのまま家政婦として住み込みを始める。その城で、ハウル、ハウルの城を動かしている火の悪魔・カルシファー(我修院達也)、ハウルの弟子のマルクル(神木隆之介)とともに一風かわった共同生活を始めるのだが……。
(C) 2004 二馬力・GNDDDT

西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界に現れた。そして、それと呼応するかのように、各地で作物が枯れ、家畜が倒れていく。世界の均衡が崩れつつあった。災いの源を探るゲドは、旅の途中、国を捨てた王子アレンに出会う。心に闇を持つ少年は、得体の知れない“影”に追われていた。二人は、都城ホート・タウンにたどり着く。そこでは、人身売買が行われ、麻薬が蔓延し、売っている物はまがい物ばかり。表面的には陽気で騒々しかったが、行き交う顔からは実在感が失われていた。街をさまようアレンは、謎の少女テルーを人狩りの手から救い出すが、彼女は少年を拒絶する。 ――世界に兆す災いの背後には、クモと呼ばれる男がいた。“死ぬこと”を誰よりも怖れるその男は、かつてゲドと戦い、そして敗れた大魔法使いだった。
(C) 2006 Studio Ghibli・NDHDMT

海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。 宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。「ぼくが守ってあげるからね」 しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。人間になりたい!ポニョは、妹たちの力を借り て父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な 水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう―。
(C) 2008 Studio Ghibli・NDHDMT
とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。「おまえは、家族を危険にさらしているんだぞ」アリエッティは、父に反発する。「人間がみんなそんなに危険だとは思わないわ」アリエッティは、生来の好奇心と向こう見ずな性格も手伝って、次第に翔に近づいて行く。アリエッティの家族に大きな事件が迫っていた。ーーー人間と小人、どちらが滅びゆく種族なのか!?
(C) 2010 GNDHDDTW
1963年、横浜。港の見える丘にあるコクリコ荘。その下宿屋を切り盛りする16才の少女・海。彼女は、毎朝、海に向かって、信号旗をあげる。旗の意味は「安全な航行を祈る」。タグボートで通学していた17才の少年・俊は、海の上からその旗をいつも見ていた。翌年に東京オリンピックを控え、人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。そんな時代に、横浜のとある高校で、小さな紛争が起きていた。古いけれど、歴史と思い出のつまった文化部部室の建物、通称カルチェラタン。それを取り壊すべきか、保存すべきか。そんな事件の中で、海と俊は出会う。俊はその建物を守ろうと学生たちに訴える。海はその建物の良さを知ってもらおうと大掃除を提案する。徐々に惹かれ合うふたりに、ある試練が襲いかかる。「嫌いになったのなら、はっきりそう言って」「俺たちは兄妹ってことだ」「どうすればいいの?」自分たちは兄妹かもしれない。それでも、ふたりは現実から逃げずにまっすぐに進む。そして、戦争と戦後の混乱期の中で、親たちがどう出会い、愛し、生きたかを知っていく。そんな中で、ふたりが見出した未来とは——。
(C) 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT
かつて、日本で戦争があった。 大正から昭和へ、1920年代の日本は、 不景気と貧乏、病気、そして大震災と、 まことに生きるのに辛い時代だった。 そして、日本は戦争へ突入していった。 当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか? イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、 後に神話と化した零戦の誕生、 薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。 この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く──。 堀越二郎と堀辰雄に 敬意を込めて。 生きねば。
(C) 2013 二馬力・GNDHDDTK
かぐや姫は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか。 この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。 彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのか――。
(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
この世には目に見えない魔法の輪がある 海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、 青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。 ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、 杏奈は思いがけない"まるごとの愛"に包まれていく。 あの入り江で、わたしはあなたを待っている。 永久に――。 あなたのことが大すき。
(C) 2014 GNDHDDTK
どこから来たのか、どこへ行くのか、いのちは? 嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が、九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた―。
(c)2016 Studio Ghibli – Wild Bunch – Why Not Productions – Arte France Cinema – CN4 Productions – Belvision – Nippon Television Network – Dentsu – Hakuhodo DYMP – Walt Disney Japan – Mitsubishi - Toho
1986年公開:天空の城ラピュタ
1988年公開:となりのトトロ
1988年公開:火垂るの墓
1989年公開:魔女の宅急便
1991年公開:おもひでぽろぽろ
1994年公開:紅の豚
1995年公開:耳をすませば
1997年公開:平成狸合戦ぽんぽこ
1997年公開:もののけ姫
1999年公開:ホーホケキョ となりの山田くん
2001年公開:千と千尋の神隠し
2002年公開:猫の恩返し
2004年公開:ハウルの動く城
2006年公開:ゲド戦記
2008年公開:崖の上のポニョ
2010年公開:借りぐらしのアリエッティ
2011年公開:コクリコ坂から
2013年公開:風立ちぬ
2013年公開:かぐや姫の物語
2014年公開:思い出のマーニー
2016年公開:レッドタートル ある島の物語
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舞台は「火の7日間」といわれる最終戦争で現代文明が滅び去った1000年後の地球。風の谷に暮らすナウシカは、「風の谷」に暮らしながら、人々が忌み嫌う巨大な蟲・王蟲(オーム)とも心を通わせ、有害な瘴気覆われ巨大な蟲たちの住む森「腐海」の謎を解き明かそうとしていた。そんなある日、「風の谷」に巨大な輸送機が墜落、ほどなく西方のトルメキア王国の軍隊が侵攻してくる。墜落した輸送機の積荷は、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという最終兵器「巨神兵」であった。そして、少女ナウシカの愛が奇跡を呼ぶ・・・。
上映開始日 | 1984年3月11日 |
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キャスト |
ナウシカ:島本須美 ジル:辻村真人 大ババ:京田尚子 ユパ:納谷悟朗 ミト:永井一郎 ゴル:宮内幸平 ギックリ:八奈見乗児 ニガ:矢田稔 アスベル:松田洋治 ラステル:富永みーな クシャナ:榊原良子 クロトワ:家弓家正 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 プロデューサー:高畑勲 作画監督:小松原一男 美術監督:中村光毅 音楽:久石譲 |
(C) 1984 二馬力・GH
天空の城ラピュタ
空に浮かぶ伝説の島、ラピュタを発見したものの、人々に信じてもらえないまま亡くなった父を持つ、見習い機械工のパズー。彼はある日、空から落ちてきた少女シータと出会う。彼女は胸に青く光る石のペンダントを身につけていた。実は、彼女はラピュタの王位継承者であり、そのペンダントこそが空に浮かぶ力を持つ"飛行石"だったのだ。ところが、二人はラピュタを捜索している国防軍に捕まってしまい、シータを残してパズーだけが釈放されることに。彼は、同じく飛行石を手に入れようとしていた空中海賊ドーラ一味の協力を得て、シータを国防軍の手から救い出す。そして、とうとう伝説の島ラピュタと遭遇することになるが……。
上映開始日 | 1986年8月2日 |
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キャスト |
パズー:田中真弓
シータ:横沢啓子 ドーラ:初井言榮 ムスカ:寺田農 ポムじい:常田富士男 将軍:永井一郎 親方:糸博 おかみ:鷲尾真知子 シャルル:神山卓三 ルイ:安原義人 アンリ:亀山助清 老技師:槐柳二 マッジ:TARAKO |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 プロデューサー:高畑勲 作画監督:丹内司 美術:野崎俊郎/山本二三 音楽:久石譲 |
(C) 1986 二馬力・G
となりのトトロ
「そりゃスゴイ、お化け屋敷に住むのが父さんの夢だったんだ」と、こんなことを言うお父さんの娘が、小学六年生のサツキと四歳のメイ。このふたりが、大きな袋にどんぐりをいっぱいつめた、たぬきのようでフクロウのようで、クマのような、へんないきものに会います。ちょっと昔の森の中には、こんなへんないきものが、どうもいたらしいのです。でも、よおく探せばまだきっといる。見つからないのは、いないと思いこんでいるから。
上映開始日 | 1988年4月16日 |
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キャスト |
サツキ:日髙のり子 メイ:坂本千夏 とうさん:糸井重里 かあさん:島本須美 ばあちゃん:北林谷栄 トトロ:高木均 |
スタッフ |
原作・脚本・監督:宮崎駿 プロデューサー:原徹 作画:佐藤好春 美術:男鹿和雄 仕上:保田道世 音楽:久石譲 主題歌:「さんぽ」 作詞:中川李枝子 作・編曲:久石譲 歌:井上あずみ 主題歌 :「となりのトトロ」 作詞:宮崎駿 作・編曲:久石譲 歌:井上あずみ 制作:スタジオジブリ |
(C)1988 二馬力・G
火垂るの墓
終戦間近の神戸に突然B29の大編隊が襲いかかった。清太と節子の兄妹は空襲の混乱の中、母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹はやむなく小母の家へ身を寄せることにするが、そこでも生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。荷物をリヤカーに積み込み、横穴壕でままごとのような二人の新しい生活が始まるが、やがて食糧も尽き…。
上映開始日 | 1988年4月16日 |
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キャスト |
清太:辰巳努 節子:白石綾乃 母:志乃原良子 未亡人:山口朱美 |
スタッフ |
監督:高畑勲 企画・製作:佐藤亮一 プロデューサー:原徹 脚本:高畑勲 音楽:間宮芳生 キャラクターデザイン・作画監督:近藤喜文 レイアウト・作画監督補佐:百瀬義行 美術監督:山本二三 色彩設定:保田道世 音響監督:浦上靖夫 編集:瀬山武司 |
(C) 野坂昭如・新潮社 1988
魔女の宅急便
魔女の子は、13歳になると一人前の魔女になるために1年間の修行に出なければならず、人間の父親と魔女の母親を持つ13歳の少女キキもまた、黒猫ジジを連れて父母のもとを旅立つ。海辺の町、コリコを修行の場に選んだキキは、親切なパン屋のおかみのおソノさんのおかげで、唯一使える魔法である、ホウキで空を飛ぶ能力を使って荷物配達の仕事を始める。初めての仕事では、途中の森に荷物を落とすなどトラブルを起こしつつも何とか仕事を無事終了。女子画学生のウルスラや、少年トンボともお友達となり、少しずつ仕事にも慣れていくキキだったが……。
上映開始日 | 1989年7月29日 |
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キャスト |
キキ・ウルスラ:高山みなみ ジジ:佐久間レイ コキリ:信沢三恵子 おソノ:戸田恵子 トンボ:山口勝平 バーサ:関弘子 オキノ:三浦浩一 老婦人:加藤治子 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 プロデューサー・脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 音楽演出:高畑勲 作画:大塚伸治/近藤勝也/近藤喜文 美術:大野広司 色彩設計:保田道世 |
(C) 1989 角野栄子・二馬力・GN
おもひでぽろぽろ
現在の自分に漠然とした物足りなさを感じている27歳のOL岡島タエ子は、休暇を取って姉の夫の実家がある山形へ出掛ける。東京育ちのタエ子は、小さな頃から田舎のある生活に憧れていたのだ。旅の途中で、彼女はふと小学5年生の自分を思い出してしまう。一度蘇った思い出はタエ子から離れていかなかった。小学5年生、それは女の子が一つ階段を昇って成長するためのさなぎの季節なのかもしれない。いくつも思い出が浮かんでくるのは、自分に再びさなぎの季節が巡ってきたのだろうか。もう一度、自分を見つめ直す時なのかもしれないと、タエ子は思いをはせていく。山形駅に着いたタエ子を待っていたのは、新しい農業に意欲を燃やしている青年、トシオとの出会いだった。紅花摘みに田んぼの草取り、リンゴの袋がけ。トシオの案内でタエ子は田舎の気分を満喫する。自然と調和しながら生きている農家の人々の姿に、地に足の着いた生活の魅力を発見するのだった。そして、東京へ帰る日の前夜、おばあちゃんから、思いもかけない話題が出る。
上映開始日 | 1991年7月20日 |
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キャスト |
岡島タエ子:今井美樹 岡島タエ子(小5・10歳):本名陽子 トシオ:柳葉敏郎 タエ子の父:伊藤正博 タエ子の母:寺田路恵 ナナ子:山下容莉枝 ヤエ子:三野輪有紀 おばあちゃん:北川智絵 トシオの母:仙道孝子 カズオ:後藤弘司 キヨ子:石川幸子 ナオ子:渡辺昌子 ばっちゃ:伊藤シン ツネ子:飯塚雅弓 アイ子:押谷芽衣 トコ:小峰めぐみ りえ:滝沢幸代 スー(鈴木):石川匡 広田:増田裕生 あべくん:佐藤広純 |
スタッフ |
監督:高畑勲 脚本:高畑勲 製作プロデューサー:宮崎駿 作画監督:近藤喜文/近藤勝也/佐藤好春 美術監督:男鹿和雄 音楽:星勝 |
(C) 1991 岡本螢・刀根夕子・GNH
紅の豚
イタリア・アドリア海で飛行艇に熱中する、4人の少年とひとりの少女がいた。彼らはともに大空をめざした。やがて少年たちは戦火の中に、ひとりは青い海に、もうひとりは荒野の果てに、それぞれ手の届かないはるか彼方へと消えていった。そして残されたのは少女と、ひとりの少年。その少年も自らに魔法をかけて、人間であることをやめた・・・。
上映開始日 | 1992年7月18日 |
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キャスト |
ポルコ・ロッソ:
森山周一郎
マダム・ジーナ: 加藤登紀子 ピッコロおやじ: 桂三枝 マンマユート・ボス: 上條恒彦 フィオ・ピッコロ: 岡村明美 ミスター・カーチス: 大塚明夫 バアちゃん: 関弘子 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 プロデューサー:鈴木敏夫 作画監督:賀川愛/河口敏夫 美術監督:久村佳津 音楽監督:久石譲 |
(C) 1992 二馬力・GNN
平成狸合戦ぽんぽこ
自然の恵み豊かな多摩丘陵。そこでのんびり暮らしていたタヌキたちの間に、餌場を巡る争いが起こる。調べてみると、餌場の激減は、人間たちによる宅地造成が原因だと分かる。こんな争いをしている場合じゃない!このままだと、餌どころか住む所すらなくなってしまう。ここに丘陵のタヌキたちの大会議が持たれ、開発阻止を決議。人間たちに立ち向かうため、まず茶釜やだるまなど簡単に化けられるものから始められ、お地蔵さんや招き猫など次々と難しい課題へ移行していき、総仕上げは、人間に化けて街に繰り出す街頭演習。タヌキたちの特訓のかたわら、宅地造成は着々と進められていた。いよいよ卒業テストに合格した若手タヌキたちの人間撃退作戦が開始される。大木に扮してトラックを妨害したり、ダンプを"八畳敷き"で目隠しして転落させたり…。タヌキのせいとは知らない人間たちは「開発のありかたに疑問」と報道、束の間、タヌキは大喜びする。その一方、四国や佐渡に住む長老たちの援軍も仰ぐために使者が差し向けられた。緒戦の成果に力を得たタヌキたちは、化け学を駆使したゲリラ作戦を展開。ところが新興住宅地で続発する怪事件は、面白可笑しく報道されるばかりで、開発阻止にはほとんど効果がない。焦りが広がる中、待ちに待った長老たちが到着した。三長老は、化け学の粋をこらした"妖怪大作戦"の発動を宣言。これにより人間たちの間にタヌキに対する尊敬と畏怖の念を蘇らせ、ひいては開発を中止に追い込もうと目論むが、しかし、人間たちの図太さは想像をはるかに超えていた。最初のうちこそ驚いたものの、途中からはおばけ屋敷さながらの大変化に喜び出す始末。あまつさえ、レジャーランドの宣伝に利用されるに及び、タヌキたちの間に、次第に落胆と自暴自棄の気分が広まっていくが…。
上映開始日 | 1994年7月16日 |
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キャスト |
語り:古今亭志ん朝 正吉:野々村真 おキヨ:石田ゆり子 青左衛門:三木のり平 おろく婆:清川虹子 権太:泉谷しげる 隠神刑部:芦屋雁之助 文太:村田雄浩 ぽん吉:林家こぶ平 竜太郎:福澤朗 お玉:山下容莉枝 六代目金長:桂米朝 太三郎禿狸:桂文枝 鶴亀和尚:柳家小さん 鈴木弘子 玉三郎:神谷明 矢田稔 中庸助 加藤治 北村弘一 藤本譲 佐久間レイ 小関一 峰あつ子 林原めぐみ 西村智博 菅原淳一 水原リン 森川智之 坂東尚樹 小春:黒田由美 江川央生 石川ひろあき 関智一 永衣志帆 稲葉祐貴 江碕玲菜 林優 児玉英子 阿川佐和子 舛方勝宏 芦沢俊美 石川牧子 保坂昌宏 永井美奈子 岩隈政信 井口成人 |
スタッフ |
監督:高畑勲 企画:宮崎駿 脚本:高畑勲 プロデューサー:鈴木敏夫 キャラクターデザイン:大塚伸治 イメージビルディング:百瀬義行/大塚伸治 作画監督:大塚伸治/賀川愛 美術:男鹿和雄 |
(C) 1994 畑事務所・GNH
耳をすませば
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそ「天沢聖司」であった。雫は聖司にひかれながら、進路も将来も自分の才能にもすべてがあいまいな自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。
上映開始日 | 1995年7月15日 |
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キャスト |
月島雫:本名陽子 天沢聖司:高橋一生 月島靖也(雫の父):立花隆 月島朝子(雫の母):室井滋 バロン:露口茂 西司朗(地球屋主人):小林桂樹 |
スタッフ |
原作:柊あおい(集英社刊) 製作プロデューサー・脚本・絵コンテ:宮崎駿 プロデューサー:鈴木敏夫 監督:近藤喜文 作画監督:高坂希太郎 美術監督:黒田聡 キャラクター色彩設計:保田道世 「バロンのくれた物語」美術:井上直久「イバラード博物誌」より 音楽:野見祐二 主題歌「カントリーロード」:原題:“Take Me Home, Country Roads”、作詞・作曲:Bill Danoff,Taffy Nivert and John Denver、日本語訳詞:鈴木麻実子、補作:宮崎駿、編曲:野見祐二、唄:本名陽子 制作:スタジオジブリ |
(C) 1995 柊あおい/集英社・二馬力・GNH
もののけ姫
中世の枠組みが崩れ始めた室町時代の日本。いまだ人を寄せ付けぬ太古の深い森の中には、人語を解する巨大な山犬や猪などの神獣たちが潜み、聖域を侵す人間たちを襲って、荒ぶる神々として恐れられていた。エミシの末裔のアシタカは、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化した猪神に呪いをかけられ、それを解くために訪れた西の国で、数奇な運命に巻き込まれていく。森を切り開いて、人のための豊かな土地を作り上げようとする、タタラ製鉄集団のエボシ御前は、鉄を打ちながら人間中心の社会を築き上げようとしていた。一方、犬神に育てられた少女サンは、"もののけ姫"と恐れられ、森を守るため神々とともにタタラ集団と戦っていた。双方とも「己が正義」と信じるこの争いに、さらに不老長寿の力があるというシシ神の首を狙う侍たちが絡み、三つ巴の戦いとなる。アシタカとサンは、惨劇の中で出会い、心を通い合わせる。しかし、森を巡る戦いは凄惨を極め、大混乱の中、シシ神の首が奪われてしまう…。
上映開始日 | 1997年7月12日 |
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キャスト |
アシタカ:松田洋治 サン:石田ゆり子 エボシ御前:田中裕子 ジコ坊:小林薫 甲六:西村雅彦 ゴンザ:上條恒彦 トキ:島本須美 山犬:渡辺哲 タタリ神:佐藤允 牛飼い:名古屋章 モロの君:美輪明宏 ヒイさま:森光子 乙事主:森繁久彌 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 プロデューサー:鈴木敏夫 作画:安藤雅司 美術:山本二三/黒田聡/田中直哉/武重洋二/男鹿和雄 音楽:久石譲 |
(C) 1997 二馬力・GND
千と千尋の神隠し

10歳の女の子、千尋は、無愛想でちょっとだるそうな、典型的な現代っ子。 両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中に、いつの間にか迷い込んだ「不思議の町」。町の屋台にあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿をかえられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、「千尋」という名を奪われ「千」と呼ばれながら、生き残るためにその町を支配する強欲な魔女・湯婆婆の下で働き始める。湯屋とは、この日本に棲むいろんな神様やお化けが疲れと傷を癒しに通うお風呂屋さんのこと。そこで、千尋は怪しい神様やお化けに交じって生まれて初めて懸命に働く。ハクや河の神などと出会い、様々な経験とふれあいを重ねるうちに、千尋は徐々に成長していく。何重にも守られて育つ現代の子どもたちが、突然ひとりぼっちになったら?はたして千尋は元の世界に帰れるのか・・・?
上映開始日 | 2001年7月20日 |
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キャスト |
千尋:柊瑠美 ハク:入野自由 湯婆婆/銭婆:夏木マリ お父さん:内藤剛志 お母さん:沢口靖子 青蛙:我修院達也 坊:神木隆之介 リン:玉井夕海 番台蛙:大泉洋 河の神:はやし・こば 父役:上條恒彦 兄役:小野武彦 釜爺:菅原文太 カオナシ:中村彰男 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 製作総指揮:徳間康快 音楽:久石譲 作画監督:安藤雅司 美術監督:武重洋二 プロデューサー:鈴木敏夫 色彩設計:保田道世 |
(C) 2001 Studio Ghibli・NDDTM
猫の恩返し
高校生のハルは普通の女の子。 車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため “恩返し”に猫の国に招待されることに。 「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、 一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのだった……。
上映開始日 | 2002年7月20日 |
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キャスト |
ハル:池脇千鶴 バロン:袴田吉彦 ユキ:前田亜季 ルーン:山田孝之 ひろみ:佐藤仁美 ナトリ:佐戸井けん太 ナトル:濱田マリ ムタ:渡辺哲 トト:斉藤洋介 ハルの母:岡江久美子 猫王:丹波哲郎 |
スタッフ |
監督:森田宏幸 企画:宮崎駿 脚本:吉田玲子 製作:松下武義/氏家齊一郎/星野康二/宮川智雄/相原宏徳/高井英幸 製作プロデューサー:鈴木敏夫/高橋望 音楽:野見祐二 キャラクターデザイン・レイアウト:森川聡子 作画監督:井上鋭 美術監督:田中直哉 映像演出:高橋賢太郎 制作プロデューサー:田中千義 |
(C) 2002 猫乃手堂・GNDHMT
ハウルの動く城
19世紀、魔法と科学が入り乱れる愛国主義全盛の時代。王国を守るために兵士たちは戦地へ赴き、荒地では魔法使いがさまよっていた。その町から少し離れたところに、父が残した帽子屋を切り盛りしながらひっそりと暮らす少女がいた。その子の名はソフィー(倍賞千恵子)、18歳。 ある日、ソフィーは自由奔放に生きる妹のレティー(香月弥生)に会いに行く道中で、美貌の青年・ハウル(木村拓哉)と出会う。ハウルは荒地の魔女(美輪明宏)に追われているといい、その追っ手を撒くためにソフィーとともに空へ舞い上がる。ソフィーは驚きながらも、そのままハウルとの束の間の空の散歩を楽しむ。 夢のような体験と、空を駆け抜ける美青年ハウルの姿にすっかり心を奪われてしまったソフィーは恋に落ちる。しかし、その晩、ソフィーは荒地の魔女の魔法にかけられ、90歳のおばあちゃんの姿に変えられてしまう! その姿では家族に心配をかけてしまうし、呪のことは他人に話せないように魔法までかけられてしまっている。誰にも真実を告げることのできないソフィーは家を出る決心をし、荷物をまとめる。そして、荒地の魔女にかけられた呪いを解くためにハウルの「動く城」に押しかけ、そのまま家政婦として住み込みを始める。その城で、ハウル、ハウルの城を動かしている火の悪魔・カルシファー(我修院達也)、ハウルの弟子のマルクル(神木隆之介)とともに一風かわった共同生活を始めるのだが……。
上映開始日 | 2004年11月20日 |
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キャスト |
ソフィー:
倍賞千恵子
ハウル: 木村拓哉 荒地の魔女: 美輪明宏 カルシファー: 我修院達也 マルクル: 神木隆之介 小姓: 伊崎充則 かかしのカブ: 大泉洋 国王: 大塚明夫 ヒン: 原田大二郎 サリマン: 加藤治子 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 プロデューサー:鈴木敏夫 製作担当:奥田誠治/福山亮一 作画監督:山下明彦/稲村武志/高坂希太郎 |
(C) 2004 二馬力・GNDDDT
ゲド戦記

西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界に現れた。そして、それと呼応するかのように、各地で作物が枯れ、家畜が倒れていく。世界の均衡が崩れつつあった。災いの源を探るゲドは、旅の途中、国を捨てた王子アレンに出会う。心に闇を持つ少年は、得体の知れない“影”に追われていた。二人は、都城ホート・タウンにたどり着く。そこでは、人身売買が行われ、麻薬が蔓延し、売っている物はまがい物ばかり。表面的には陽気で騒々しかったが、行き交う顔からは実在感が失われていた。街をさまようアレンは、謎の少女テルーを人狩りの手から救い出すが、彼女は少年を拒絶する。 ――世界に兆す災いの背後には、クモと呼ばれる男がいた。“死ぬこと”を誰よりも怖れるその男は、かつてゲドと戦い、そして敗れた大魔法使いだった。
上映開始日 | 2006年7月29日 |
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キャスト |
アレン:岡田准一 テルー:手嶌葵 ハイタカ:菅原文太 クモ:田中裕子 ウサギ:香川照之 テナー:風吹ジュン ハジア売り:内藤剛志 女主人:倍賞美津子 王妃:夏川結衣 国王:小林薫 |
スタッフ |
監督:宮崎吾朗 脚本:宮崎吾朗/丹羽圭子 音楽:寺嶋民哉 プロデューサー:鈴木敏夫 作画演出:山下明彦 作画監督:稲村武志 美術監督:武重洋二 色彩設計:保田道世 デジタル作画監督:片塰満則 映像演出:奥井敦 録音演出:若林和弘 整音:高木創 整音監修:井上秀司 効果:笠松広司 製作担当:奥田誠治 福山亮一 藤巻直哉 |
(C) 2006 Studio Ghibli・NDHDMT
崖の上のポニョ

海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。 宗介のことを好きになるポニョ。宗介もポニョを好きになる。「ぼくが守ってあげるからね」 しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。人間になりたい!ポニョは、妹たちの力を借り て父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な 水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう―。
上映開始日 | 2008年7月19日 |
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キャスト |
ポニョ:奈良柚莉愛 宗介:土井洋輝 リサ:山口智子 耕一:長嶋一茂 グランマンマーレ:天海祐希 フジモト:所ジョージ 婦人:柊瑠美 ポニョのいもうと達:矢野顕子 トキ:吉行和子 ヨシエ:奈良岡朋子 カヨ:左時枝 クミコ:平岡映美 カレン:大橋のぞみ |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 作画監督:近藤勝也 美術監督:吉田昇 色彩設計:保田道世 映像演出:奥井敦 編集:瀬山武司 整音:井上秀司 音響効果:笠松広司 録音演出:木村絵理子 音楽:久石譲 |
(C) 2008 Studio Ghibli・NDHDMT
借りぐらしのアリエッティ
とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。「おまえは、家族を危険にさらしているんだぞ」アリエッティは、父に反発する。「人間がみんなそんなに危険だとは思わないわ」アリエッティは、生来の好奇心と向こう見ずな性格も手伝って、次第に翔に近づいて行く。アリエッティの家族に大きな事件が迫っていた。ーーー人間と小人、どちらが滅びゆく種族なのか!?
上映開始日 | 2010年7月17日 |
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キャスト |
アリエッティ:志田未来 翔:神木隆之介 ホミリー:大竹しのぶ 貞子:竹下景子 スピラー:藤原竜也 ポッド:三浦友和 ハル:樹木希林 |
スタッフ |
監督:米林宏昌 企画:宮崎駿 脚本:宮崎駿/丹羽圭子 音楽:セシル・コルベル プロデューサー:鈴木敏夫 制作:星野康二 作画監督:賀川愛/山下明彦 美術監督:武重洋二/吉田昇 色指定:森奈緒美 映像演出:奥井敦 音響演出・整音:笠松広司 アフレコ演出:木村絵理子 製作担当:奥田誠治/福山亮一/藤巻直哉 |
(C) 2010 GNDHDDTW
コクリコ坂から
1963年、横浜。港の見える丘にあるコクリコ荘。その下宿屋を切り盛りする16才の少女・海。彼女は、毎朝、海に向かって、信号旗をあげる。旗の意味は「安全な航行を祈る」。タグボートで通学していた17才の少年・俊は、海の上からその旗をいつも見ていた。翌年に東京オリンピックを控え、人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。そんな時代に、横浜のとある高校で、小さな紛争が起きていた。古いけれど、歴史と思い出のつまった文化部部室の建物、通称カルチェラタン。それを取り壊すべきか、保存すべきか。そんな事件の中で、海と俊は出会う。俊はその建物を守ろうと学生たちに訴える。海はその建物の良さを知ってもらおうと大掃除を提案する。徐々に惹かれ合うふたりに、ある試練が襲いかかる。「嫌いになったのなら、はっきりそう言って」「俺たちは兄妹ってことだ」「どうすればいいの?」自分たちは兄妹かもしれない。それでも、ふたりは現実から逃げずにまっすぐに進む。そして、戦争と戦後の混乱期の中で、親たちがどう出会い、愛し、生きたかを知っていく。そんな中で、ふたりが見出した未来とは——。
上映開始日 | 2011年7月16日 |
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キャスト |
松崎海:長澤まさみ 風間俊:岡田准一 松崎花:竹下景子 北斗美樹:石田ゆり子 広小路幸子:柊瑠美 松崎良子:風吹ジュン 小野寺善雄:内藤剛志 水沼史郎:風間俊介 風間明雄:大森南朋 徳丸理事長:香川照之 |
スタッフ |
監督:宮崎吾朗 脚本:宮崎駿/丹羽圭子 プロデューサー:鈴木敏夫 音楽:武部聡志 |
(C) 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT
風立ちぬ
かつて、日本で戦争があった。 大正から昭和へ、1920年代の日本は、 不景気と貧乏、病気、そして大震災と、 まことに生きるのに辛い時代だった。 そして、日本は戦争へ突入していった。 当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか? イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、 後に神話と化した零戦の誕生、 薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。 この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く──。 堀越二郎と堀辰雄に 敬意を込めて。 生きねば。
上映開始日 | 2013年7月20日 |
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キャスト |
堀越二郎:庵野秀明 里見菜穂子:瀧本美織 本庄:西島秀俊 黒川:西村雅彦 カストルプ:スティーブン・アルパート 里見:風間杜夫 二郎の母:竹下景子 堀越加代:志田未来 服部:國村隼 黒川夫人:大竹しのぶ カプローニ:野村萬斎 |
スタッフ |
監督:宮崎駿 脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 |
(C) 2013 二馬力・GNDHDDTK
かぐや姫の物語
かぐや姫は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか。 この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。 彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのか――。
上映開始日 | 2013年11月23日 |
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キャスト |
かぐや姫:朝倉あき 捨丸:高良健吾 翁:地井武男 媼:宮本信子 相模:高畑淳子 女童:田畑智子 斎部秋田:立川志の輔 石作皇子:上川隆也 阿部右大臣:伊集院光 大伴大納言:宇崎竜童 石上中納言:古城環 御門:中村七之助 車持皇子:橋爪功 北の方:朝丘雪路 炭焼きの老人:仲代達矢 三宅裕司 |
スタッフ |
監督:高畑勲 製作:氏家齊一郎 脚本:高畑勲/坂口理子 音楽:久石譲 |
(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
思い出のマーニー
この世には目に見えない魔法の輪がある 海辺の村の誰も住んでいない湿っ地屋敷。 心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、 青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。 「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」 杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。 時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。 ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、 杏奈は思いがけない"まるごとの愛"に包まれていく。 あの入り江で、わたしはあなたを待っている。 永久に――。 あなたのことが大すき。
上映開始日 | 2014年7月19日 |
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キャスト |
杏奈:高月彩良 マーニー:有村架純 頼子:松嶋菜々子 大岩清正:寺島進 大岩セツ:根岸季衣 老婦人:森山良子 ばあや:吉行和子 久子:黒木瞳 彩香:杉咲花 美術教師:森崎博之 十一:安田顕 紳士:戸次重幸 山下医師:大泉洋 町内会役員:音尾琢真 |
スタッフ |
監督:米林宏昌 脚本:丹羽圭子/安藤雅司/米林宏昌 作画監督:安藤雅司 美術監督:種田陽平 音楽:村松崇継 |
(C) 2014 GNDHDDTK
レッドタートル ある島の物語
どこから来たのか、どこへ行くのか、いのちは? 嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が、九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた―。
上映開始日 | 2016年9月17日 |
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スタッフ |
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 脚本:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット/パスカル・フェラン アーティスティック・プロデューサー:高畑勲 音楽:ローラン・ペレズ・デル・マール プロデューサー:鈴木敏夫/ヴァンサン・マラヴァル |
(c)2016 Studio Ghibli – Wild Bunch – Why Not Productions – Arte France Cinema – CN4 Productions – Belvision – Nippon Television Network – Dentsu – Hakuhodo DYMP – Walt Disney Japan – Mitsubishi - Toho
宮崎駿監督作品集
高畑勲監督作品集
スタジオジブリ・宮崎駿・高畑勲監督作品一覧
1984年公開:風の谷のナウシカ1986年公開:天空の城ラピュタ
1988年公開:となりのトトロ
1988年公開:火垂るの墓
1989年公開:魔女の宅急便
1991年公開:おもひでぽろぽろ
1994年公開:紅の豚
1995年公開:耳をすませば
1997年公開:平成狸合戦ぽんぽこ
1997年公開:もののけ姫
1999年公開:ホーホケキョ となりの山田くん
2001年公開:千と千尋の神隠し
2002年公開:猫の恩返し
2004年公開:ハウルの動く城
2006年公開:ゲド戦記
2008年公開:崖の上のポニョ
2010年公開:借りぐらしのアリエッティ
2011年公開:コクリコ坂から
2013年公開:風立ちぬ
2013年公開:かぐや姫の物語
2014年公開:思い出のマーニー
2016年公開:レッドタートル ある島の物語
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現在人気の記事は「『となりのトトロ』に登場する「ミッちゃん」と「リョウコちゃん」分かりますか?」や「映画『借りぐらしのアリエッティ』で共演した志田未来さんと神木隆之介さんは1993年生まれ! 同年生まれは映画&アニメファンにもおなじみのあんな方たちが名を連ねているのを知っていますか?」です。