
かつて「ミラクルトリオ」と呼ばれた3人が再会! それぞれが出した答えとは──『Action Stage「エリオスライジングヒーローズ」-New Dawn-』キース役・稲垣成弥さん×ディノ役・安里勇哉さん×ブラッド役・馬場良馬さん鼎談インタビュー
「New Dawn」では謎の敵『ゼロ』の正体も遂に明らかに!?
──新作のタイトル「New Dawn」は直訳すると「新しい夜明け」を意味します。
稲垣:果たしてどういうことなのか……(左右の馬場さんと安里さんを見て)どういうことだと思う?
馬場:原作のゲームにも「New Dawn」という章がありますよね。
安里:ここは通過点のひとつだけど一区切りでもあるというか。ガラっと環境が変わるから。
──またこの舞台の公式ホームページのあらすじには「混迷を極める事態の中、『ヒーロー』たちの前に立ちはだかったのは、幾度も交戦した『ゼロ』だった。彼らが再び対峙するそのとき、失われていた時間が、今激しく動き始める──」と書かれています。
稲垣:『ゼロ』が誰なのか? 謎がいよいよ明らかになります。
安里:それはまだわからないけどね。
稲垣:いやいや! それがわからないままだったらこの舞台をやる意味がなくなっちゃうから!
安里:(笑)。「THE WEST」の時には少し顔を出していたよね。
馬場:「THE WEST」を観たお客さんはわかっているかもしれないけど、大半の『ヒーロー』たちは知らないままだからね。
安里:その時に顔を見せたキャラクター自身さえもわかっていないし。演じているキャストはわかっているけどね。なので、この舞台を観に来てくださる方は、絶賛発売中の「THE WEST」のBlu-rayをご覧になっていただけたら、今回の公演の解像度がより上がると思います。もちろん今回の舞台だけ観ても楽しめますので、ご安心ください。
馬場:特にキースは『ゼロ』をずっと追いかけてきたからね。
稲垣:そうなんです! だからやっと『ゼロ』の正体がわかるのかと思うとドキドキわくわくします。
──ストーリーも奥深い『エリステ』ですが、アクションやバトルシーンも見どころのひとつですね。
稲垣:いろいろな『ヒーロー』がいて、それぞれの能力、【サブスタンス】も違うし、戦い方も違います。
馬場:例えばブラッドなら磁気で金属を操る【サブスタンス】「インペリアル・ジャッジ」を持っているし、キースはサイコキネシスで物体を動かせる「インビジブル・フォース」を、ディノなら人狼化する「ヴェアヴォルフ」を持っていて。
稲垣:誰一人、能力が重なる『ヒーロー』はいません。あくまで僕個人の希望ですが、(ジェイ・キッドマン役の)寿里さんにはずっと戦い続けてほしい。
馬場:超人並みのパワーを出せる「ロードオブミリオン」の持ち主なので、常に蹴りやパンチの肉弾戦があるから……大変だろうね。
稲垣:あと横さん(オスカー・ベイル役の横山真史さん)にはずっと走っていてほしいです(オスカーの【サブスタンス】は音速のスピードで動く「ソニックキラー」)。
──対する【イクリプス】の幹部のシンやシャムスもすごく強いし、得体の知れなさが『ヒーロー』をより輝かせる要素になっていると思います。
稲垣:そうですね。あと『エリステ』は毎回、我々をサポートしてくれるアンサンブルの皆さんがすごい身体能力の人ぞろいなんです。
安里:敵の【イクリプス】を演じてくれていますが、超能力やパンチ、キックで豪快に飛ばされてくれるので、『ヒーロー』たちがより強く見えるんですよね。
馬場:戦うだけではなく、ステージの中でいろいろな役割をしてくれて、本当に大変だと思います。
稲垣:(頷いて)稽古にもよく付き合ってくれて本当に助かっています。
馬場:今回のアンサンブルで入ってくれているキャストは、ずっと『エリステ』に関わってくれている方々が多いので安心感と信頼感があって。
稲垣:このステージに関わっているみんながこの作品を愛していて。最高布陣で「New Dawn」を迎えることができます。
平和な稽古場だけどディスカッションは熱く!?
──この取材の時点ではまだ本格的な稽古に入る前ですが、いつも稽古場の雰囲気はどんな感じなのでしょうか?
稲垣:毎回、良い雰囲気で稽古ができています。アクションだけでなく、ダンスや歌もあるので、みんなでヒーヒーと、時には弱音を吐きながら(笑)。
馬場:なにせキャストの平均年齢が高いし、若い子ほど器用にできないものですから(笑)。でもみんなで助け合って「ここ、どうだったっけ?」と尋ねたり。みんなすぐに教えてくれるんです。
安里:稽古が始まる前や空いている時間に、鏡の前でみんな一緒に合わせたりして。
馬場:すごく平和な稽古場です。
──キャスト側から演出の吉谷さんにご提案されるなど、一緒に作っている感覚もあるそうですね。
馬場:吉谷さん、こちらの意見もちゃんと聞いてくださるんですよね。
稲垣:ディスカッションして納得いくまでお話しできる演出家さんなので、すごくありがたいです。
安里:「THE WEST」の時も、成弥が提案して変わったところもあったよね。
稲垣:稽古が始まった時と本番では変わっているかも。
馬場:「New Dawn」ではこの三人がぶつかるシーンも多いから楽しみ。
稲垣:演出家だけではなく、一部のキャストだけでもなく、みんなで知恵を出し合って、作っていけるのが『エリステ』の良いところだと思います。





























