
『ララの結婚』のためこう先生&おかずクラブ(ゆいPさん&オカリナさん)が「ビーボーイ35周年記念トークショー」を振り返り|BLの魅力は“男女とは違う関係性を描けるところ”【インタビュー】
BLの魅力は“男女とは違う関係性を描けるところ”
──BLというジャンルの今後の可能性についてはどのように感じられていますか?
ためこう:実写ドラマとか増えましたよね。
オカリナ:どうなるんでしょうね。でも、実写ドラマの質は絶対上がっていますよね。
ゆいP:オメガバースとかもオカリナさんから初めて聞いたりしましたもの。
ためこう:オメガバース、私が聞いたのもずいぶん前ですよ。1ページ目から世界観の説明があるじゃないですか。
ゆいP:そうなんですよね。世界観の説明とか。アルファがいて……みたいな。
オカリナ:私は元々二次創作が好きで、二次創作ってそういうトレンドがめちゃくちゃ入ってくるんですよ。
だから、Dom/Subとかケーキバースとか、次から次へと「なんだこれは?」っていうものが入ってきて。
ゆいP:なるほどね。面白いね。そういうところから情報を得ているんだね。
先生は二次創作とか読まないんですか?
ためこう:あんまり読まないですね。私はどちらかというと、オリジナルを作るほうが好きなので。だからそういう話を聞いてもなかなかキャッチアップできなくて……。
ゆいP:自分の漫画に取り入れてみようとはならないんですか?
ためこう:まず流行に追いつけないです(笑)。
オカリナ:でも、オメガバースというジャンルができたせいで、とある時計のブランドを見てもそっちを思い出しちゃうんですよね。
ゆいP:もうBL脳じゃん!
オカリナ:高級時計のイメージだったのに、もうオメガバースが出てきちゃう……。
ためこう:(笑)。今後もBLから沢山新しいトレンドが出てくるかもしれないですね。
オカリナ:BLが進めばGLや百合も進んでいくと思うんです。今まで少し閉ざされていた世界が、もっと開いていくんじゃないですかね。まだまだこれから、という部分もあると思います。
──改めて、BL(ボーイズラブ)の魅力を教えてください。
ためこう:やっぱり、男女とは違う関係性を描けるところです。「男だから」「女だから」という社会的役割から少し離れたところの人間関係にフォーカスできるのは、描いていても楽しいです。
読み手としても、攻め受けが住む家の壁として安心して見られるというか、2人の関係性だけを客観的に追えるところも楽しいです。
ゆいP:嫌な性格の女の人もあまり出てこないしね。
オカリナ:確かに、私は嫌な女の人が出てくるBLってあまり見たことがないです。
ためこう:昔はたまに攻めの元カノなど、当て馬ポジションとして見ることがありました。
そもそも女性キャラクターがあまり出てきませんでした、最近は女性キャラクターの登場もかなり受容されています。素敵な流れだと思います。
ゆいP:オカリナさんがそこまでBLを好きな理由って何なんですか?
オカリナ:私は漫画にファンタジーを求めているんですよ。現実って、一途にずっと1人の人を好きでいるとかあまりないじゃないですか。
でもBLにはそれがあるので。2人が好きだから、愛し合っているから成立しているというだけの世界がすごく好きなんです。なので現実的な要素はあまりいらないなと思っていて。
少しだけリアリティーは欲しいんですけど、あまりにも現実的な話は求めていないんです。例えば、「元カノが何人もいます」とか、そういう要素は私はあまりなくていいなと思ってしまうんですよね。BLはやっぱりファンタジー派なんです。そういうところが好きです。自分の好みの作品を選べるのが好きなんですよね。
ゆいP:男女だとまた違いますもんね。そこに少し葛藤があるのが好きってこと?
ためこう:男女間の恋愛よりもさらにハードルが高い中で、ひたすら「それでもお前のことが好きなんだ」という感情を浴びることができるのがいいんですよね。
オカリナ:そうそう。
ゆいP:私も、正直「ここがいい」とはっきり言えないんですよ。でも、本当にBLでしか得られない幸福感があるというか。
あと、どちらかが男性を好きなわけじゃないのに、「この人を好きになってしまう」という展開がすごく好きなんです。だから、最初からどちらも恋愛対象が男性が好きでくっつく話には、あまり惹かれないというか。自分でも何に惹かれているのかうまく説明できないんですけど、それが私の中でのBLの魅力ですね。
──たくさんお話しいただきありがとうございました! 最後に、BL好きのファンの皆さまへメッセージをお願いします。
ゆいP:やっぱり時代が変わって、声高に「BLが好きだ」と言えるようになったのはいいことですよね。
オカリナ:いいことですよね。
ためこう:好きなものを好きと言えて、共感してもらえる機会が増えるのはすごく嬉しいことだと思います。新しく扉を開かれた方は、ぜひ楽しんでいってください。
ゆいP:いいですね。本当にたくさん作品がありますから。
ためこう:見つけた作品について語り合って、どんどん世界を広げていってほしいです。
ゆいP:『ララの結婚』も、いよいよ最終章ですもんね。最後まで見守りましょう!
一同:(笑)。
ゆいP:オカリナさんいかがですか?
オカリナ:BLはファンタジー!
一同:(笑)
ためこう先生が寄稿し、おかずクラブのお二人も楽しまれた「ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love」は池袋では6月22日まで、大阪では7月24日~8月24日で開催されます。どうぞお立ち寄りくださいませ。
「ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love」開催中

「ビーボーイ」35周年を記念した特別展覧会「ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love」がSpace Galleria(アニメイト池袋本店8階)にて2026年6月22日まで開催中!
会場では、50作品から厳選された珠玉の名シーンを展示。
さらに、総勢32名の作家陣による新規描き下ろしカラーイラストも一堂に会する豪華な空間が広がります。
会場を彩る50作品の魅力を詰め込んだ記念グッズも必見です!
【ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love 公式サイト】
https://b-boy35th-bl.com/
【ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love 公式X(旧Twitter)】
@bboy_35th_BL
◆『ビーボーイ35周年記念展 Boys in Love』開催概要
<東京>
会場:Space Galleria
住所: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-7 アニメイト池袋本店8F
交通:池袋駅東口徒歩約5分
https://www.animate.co.jp/shop/ikebukuro/
開催期間:2026年5月22日(金)~6月22日(月)
開催時間:10:00~21:00
※最終入場は閉場の30分前まで
※最終日6月22日は17:00閉場(16:30最終入場)
※状況により営業時間は変更になる場合がございます。
※入場は入れ替え制ではございません。
<大阪>
会場:Space Gratus
住所: 〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4-15-17 アニメイト大阪日本橋別館 3F
交通:地下鉄堺筋線日本橋駅・地下鉄御堂筋線なんば駅 徒歩約10分
https://www.animate.co.jp/spacegalleria/gratusosaka/
開催期間:2026年7月24日(金)~8月24日(月)
開催時間:月~金 11:00~20:00/土・日・祝 10:00~20:00
※最終入場は閉場の30分前まで
※最終日8月24日は17:00閉場(16:30最終入場)
※状況により営業時間は変更になる場合がございます。
※入場は入れ替え制ではございません。
◆チケット情報《東京会場》
【当日券】展示会場当日券窓口
・当日券 2,200円(税込)
※アニメイト池袋本店8階にて当日券の販売を予定しております。
※前売券完売日は当日券の販売はございません。
※当日券ご購入の際、アニメイトポイントはつきません。
【主催】株式会社ムービック
※イベント日時、内容などは諸般の事情により予告なく変更、延期、中止となる場合もございます。
※運営状況については即時イベント公式サイト及び公式X(旧Twitter)でご案内いたします。































