
DayRe:は年間応援大使ラストステージ。そして次回“summer”開催も発表──春の終わりにシユイ、asmi、DayRe:が彩った「animate Theater LIVE 2026 ~spring~」Day2レポート
DayRe:、年間応援大使としてラストステージへ
「animate Theater LIVE」の歴史は、彼女たちと共にあるといっていいだろう。Day2のラスト、そしてイベント全体の大トリを務めたのは、相川奏多、橘美來、夏目ここな、日向もか、宮沢小春から成るDayRe:である。
結成から1年を超え、先日には初のワンマンライブ「LAWSON presents DayRe: 1st Anniversary Live – Page:366 –」を大成功させたばかり。さらに、2025年の「spring」からは「animate Theater LIVE」の年間応援大使として季節ごとのステージを重ねてきた。この日は年間応援大使としての、ひとつの締めくくりとなるライブでもある。
インストナンバー「Overture」に続いて響いたのは、クールなイントロが耳を引く「ヒトリ狼」。前回の「animate Theater LIVE」では「Overture」からデビュー曲「DeaRy Days!」へとつないでいたが、今回は「ヒトリ狼」から始まり「鏡面上、今、レーゾンデートル」「刹那的ロマンティック」へと続いていく。前回とはセットリストを大きく変え、イベント全体の大トリにふさわしく、今のDayRe:の攻めの姿勢を打ち出す幕開けとなった。
華やかにスタートダッシュを決めたあとは、メンバーから一言ずつ挨拶。「熱い!」と汗だくになりながら、リハーサル以上に熱くなったというステージを振り返り「みんなの声がたくさん聞こえて、もっと頑張らなきゃってなった!」と充実した表情を見せる5人。
ここで夏目が「年間応援大使としては、今回が最後のステージになります」と切り出し、これまでを振り返る時間に。相川が「今回で5回目ですね」と言うと、宮沢も「5つも季節が回っちゃった!」と笑顔を見せ、ひとつの区切りを迎えたことを実感している様子だった。
さらに、年間応援大使として、開演前にはメンバーがひとりずつ会場の諸注意アナウンスを担当してきたことにも言及。年4回の開催ということもあり、日向は「もしかしたら自分には回ってこないかもと思っていたら、今回ありました!」と、この日の影ナレを担当できた喜びを語った。
また、衣装の話題も。水色を基調とした衣装は、ワンマンライブでも着用していたもの。宮沢が「この服を着られて嬉しい」と笑顔で話すと、橘もにこにこと頷いていた。「1年の集大成」という言葉も飛び出したが、まさに年間応援大使としての集大成ともいえるこのステージで次に選んだのは「SPARKLE DAYS」。
5人が駆け抜けたクライマックス
「SPARKLE DAYS」は、背中を押すような爽やかなエールが込められた曲だ。AOM presents「animate Theater LIVE 2025 ~summer~」で初披露された楽曲でもある。その特別な曲を力を込めてパフォーマンス。距離の近いステージだからこそ、フォーメーションの変化や一人ひとりの表情がより鮮やかに映る。立ち位置を軽やかに入れ替えながら、限られた空間を大きく使っていく。フォーメーションの変化も滑らかで、安定感すら漂うステージはまさに圧巻だった。
ここで相川が「みんな飛ぶよ!」と叫び、勢いよく「クラキュラJump」へと突入。タイトル通り、跳ねるような楽しさに満ちた楽曲でさらに一体感が増していく。日向が夏目の頭を撫でるひと幕では、フロアから大きな歓声が上がり、5人の関係性が垣間見えるような微笑ましい瞬間となった。
ラストナンバーを前に、日向が「年間応援大使、1年間ありがとうございました!」と力いっぱい叫び「Here We Run」へ。
ラストに届けられた「Here We Run」は、事務所の先輩でありTrySailのメンバーでもある夏川椎菜が作詞、雨宮 天が作曲、麻倉ももが振り付けを手がけた明るいポップソングだ。フロアではカラフルなペンライトが大きく揺れるなか、シンガロングが響く。〈予想以上の奇跡をきっと 起こせるはずだ〉〈想像以上の景色へ/さぁ、踏み出したばかりだろう?〉と歌う5人の声は、年間応援大使としての1年を締めくくる彼女たち自身の誓いであり、観客へのエールでもあり、さらに、これからも続いていく「animate Theater LIVE」へのメッセージのようにも響いた。
この1年間を「animate Theater LIVE」とともに走り続けてきたDayRe:。そのバトンは彼女たち自身の言葉と歌になって、会場にいるみんなへと渡されていく。最後の「1年間ありがとうございました!」という言葉は、DayRe:がこの場所で重ねてきた時間そのものへの感謝としても、受け取ることができた。
春から夏へ。第6弾「summer」開催決定も発表
ライブの最後には、この日ステージに立ったシユイ、asmi、DayRe:が再び登場。それぞれが公演の感想を語った。asmiは「みんながあったかいから、初めてのアニメイトシアターが最高にハッピーな思い出になりました」と笑顔でコメント。シユイも、トップバッターを務めるのは初めてで緊張したと明かしながら、「皆さんのおかげですごく楽しめました」と感謝を伝えた。
DayRe:は夏目が代表して、年間応援大使としての最後の挨拶を行った。最初は曲数も少なく、どんなステージにできるのか悩みながら立っていたこと。それでも、出演を重ねるごとに楽曲が増え、DayRe:を知ってくれる人も増えていったこと。イベントスタッフが優しく見守り、背中を押してくれたことなどを伝え「一組のアーティストとして、また出演できるように頑張りたい」と前を向いた。
三者三様のステージが並んだDay2は「animate Theater LIVE」という場が持つ面白さを改めて感じさせる公演となった。なお、ライブの最後には、イベント第6弾【AOM presents「animate Theater LIVE 2026 ~summer~」】の開催決定と出演者情報も発表された。
次回も2026年8月29日(土)・30日(日)の2日間にわたり開催され、Day1にはReoNa、Hikaru、Suupeas、Day2には中川翔子、halca、綾野ましろ、METANICKが出演する。季節を越えて続いていくこのイベントが、次はどんな出会いを生み出すのかにも期待したい。
【取材:逆井マリ 撮影:中井智久】
5月31日(日)Day2:セットリスト
シユイ
01.「君よ 気高くあれ」
02.「ラブコール」
03.「インフェリア」
04.「ハピネス オブ ザ デッド」
05.「リーチライト」
06.「GLOW」
asmi
01.「アイワナムチュー」
02.「君がくれたもの」
03.「あわ」
04.「破壊前夜のこと」
05.「東京の夜」
06.「モナカ」
07.「BLACK COFFEE」
08.「ドキメキダイアリー」
DayRe:
01.「Overture」
02.「ヒトリ狼」
03.「鏡面上、今、レーゾンデートル」
04.「刹那的ロマンティック」
05.「SPARKLE DAYS」
06.「クラキュラJump」
07.「Here We Run」






























