
「この素晴らしい作品の一員として、震えながら頑張っていきます」──「TIGER & BUNNY」THE STAGE 鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー役 spiさん&バーナビー・ブルックス Jr.役 塩田一期さんが語る愛され続ける作品を背負う覚悟【インタビュー】
「風通しの良い現場にしたいです」
──この舞台を一緒に作り上げていく上で大切にしたいことや、お二人で作品を作っていく上での意気込みをお聞かせください。
spi:まず、観に来てくださったお客様が帰るときには「またもう一回誰かを信じてみようかな」「誰かを許してみようかな」など、優しい気持ちや温かい気持ちになっていただけたらいいなと思っています。「私は一人じゃないんだな」「孤独じゃないんだな」という作品が持っているメッセージを絶対に届けたいですし、それを感じてほしいという想いがあります。
そのためには、やっぱりキャスト全員で作品を作っていくことが大事だと思っています。風通しのいい現場にしたいです。
せめてこの期間だけは、お互いを信じること。信用ではなくて信頼する。まずは自分から、裏切られる覚悟で全員を信頼したいと思っています。もちろん、実際に稽古が始まってみないと分からない部分もありますけどね。
──塩田さんはいかがですか?
塩田:キャストの皆さんを見たときに、年齢層も本当に幅広いなと思ったんです。だからこそこの座組のみんながそれぞれ誰かのヒーローになれるような、誰一人として置いていかないような、そんな座組になれたらいいなと思います。まずはその第一陣として、しっかり視野を広く持ちながらやっていきたいなと。
──この舞台に限らず、舞台を全員で作り上げていく過程ではどのようなすり合わせをされているのか気になりました。
spi:本読みという会があるんですけど、全員会議みたいなものが一日あって、そこで意思統一をするんです。その後は「今日はこのシーンの稽古だから、出演しない人は休み」といった形で進んでいくことが多いですね。
意思統一の場だったり、一緒にコミュニケーションをとっているときに作品について話すことはよくあります。ただ、カンパニーはある種の合宿場のようにずっと一緒で団体行動になりますし、人間ですから「あの人ってこうだよね」みたいな話が出ることももしかしたらあるかもしれない。そういう風通しの良さも含めて、笑いに変えられるような現場がいいなと思います。
もし悩んでいる人がいたり言えないことを抱えている人がいたら、過度に踏み込みすぎるわけではなく、拾い上げられたらいいなと思います。みんなでひとつの目標に向かって、楽しく進んでいけたらいいですね。
──塩田さんもこの現場においては皆さんを引っ張っていく役割ですよね。
塩田:みんなを引っ張っていくという役割を担うのは初めてなんです。
今まではいろんな作品で先輩方が風通しの良い環境を作ってくださって、本当に何でも気軽に話せる関係性を築いていただいていました。だから今度は、自分もその一角を担えるように、自分からもオープンに接していきたいです。
自分が人見知りなので分かるんですけど「この人、人見知りだな」って空気で伝わるんですよ。人見知り同士って、どうしても最初の一歩がなかなか埋まらないんです。今までは待つことが多かったんですけど、今回は自分から勇気を出して、一歩どころか二歩くらい踏み出していけたらいいなと思っています。
──それでいうと、spiさんは人見知りにはあまり見えないですよね。
spi:超人見知りですよ! ヤダヤダヤダ。
一同:(笑)。
spi:でも一期は何も語らず、一番前で突っ走ってくれればいいんで!
「俺が座長だ!」ってガーって進んでもらって、みんながその背中を見て「一期のことは裏切れないな」「こいつがこんなに頑張っているのに、台詞も覚えずに稽古場に来るわけにはいかないな」って思わせてほしいんです。
それで僕は後ろから「大丈夫、大丈夫! 覚えてこなくて良いから」って支えます(笑)。
塩田:あははは(笑)。
spi:前と後ろで挟みながら、この座組を作っていきたいですね。
──素敵なカンパニーになりそうですね! それでは最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
spi:『TIGER & BUNNY』は、さとうけいいち監督や、桂 正和先生、西田征史さんをはじめとした制作陣、そして平田広明さんや森田成一さんらキャスト陣など、本当にたくさんの方々の思いが詰まった作品です。
そして、その作品を何年にもわたって愛し続けてくださったファンの皆さんがいます。その期待を裏切らない素晴らしい作品をお届けしたいと思っていますし、僕自身もこの素晴らしい作品の一員として、震えながら頑張っていきます。ぜひ期待して待っていてください。
塩田:まだ稽古は始まっていませんが、今感じているプレッシャーや期待をしっかり自分の中で咀嚼して、良いエネルギーに変えていきたいと思っています。この作品には人間ドラマとしての魅力もありますし、豪快なアクションもあります。そのすべてを通して、ご来場いただくお客様に「これが『TIGER & BUNNY』の世界観なんだ」と感じていただける作品にしたいです。
そして、お客様と一緒にその世界を作り上げていけたらと思っていますし、感じ取っていただけるそのためにも、僕たちも稽古に全力で取り組んでまいります。ぜひ楽しみにしていてください。
【インタビュー:笹本千尋 撮影:胃の上心臓 編集:西澤駿太郎】
衣裳・ヘアメイククレジット
spi
ヘアメイク:齊藤沙織
スタイリスト:MASAYA
衣裳
シャツ:¥22,500(VIRGO wearworks/VIZ store-tokyo)
その他スタイリスト私物
お問い合わせ先:VIZ store-tokyo(03-6416-5757)
塩田一期
ヘアメイク:北川恵(クララシステム)
スタイリスト:喜多優介
「TIGER & BUNNY」THE STAGE
公演期間・劇場
東京:2026年9月19日(土)~9月27日(日) Shibuya LOVEZ
兵庫:2026年10月2日(金)~10月4日(日) AiiA 2.5 Theater Kobe
STAFF
原作:BN Pictures
ストーリー原案:西田征史
キャラクター原案・ヒーローデザイン:桂 正和
脚本・演出:ほさかよう
音楽:兼松 衆
作詞:堤 泰之
振付:伊藤今人(梅棒)・泰智(KoRocK)
CAST
鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー:spi
バーナビー・ブルックス Jr.:塩田一期
カリーナ・ライル/ブルーローズ:相馬結衣
アントニオ・ロペス/ロックバイソン:桜庭大翔
キース・グッドマン/スカイハイ:森田桐矢
ホァン・パオリン/ドラゴンキッド:小野晴子
イワン・カレリン/折紙サイクロン:岩崎悠雅
ネイサン・シーモア/ファイヤーエンブレム:ジョエル・ショウヘイ
アニエス・ジュベール:鳳翔 大
アレキサンダー・ロイズ:髙木 俊
トニー(Wキャスト):武井ダマセノ瑠珂/松坂岳樹
ジェイク・マルチネス:中村誠治郎
クリーム:永利優妃
アルバート・マーベリック:陰山 泰
ユーリ・ペトロフ:鮎川太陽
アンサンブル:アイザワアイ 相田真滉 伊藤秀馬 岡村拓真 栗原 樹 清水天琴 根木冬馬 森本さくら
監修:バンダイナムコピクチャーズ
監修協力:バンダイナムコフィルムワークス
協賛:ファミリーマート
主催:「TIGER & BUNNY」THE STAGE製作委員会
チケット
一般発売日:2026年8月29日(土)10:00
チケット料金:13,000円(全席指定/税込)
■公式サイト
■公式X
■公式YouTube
■公式TikTok
ハッシュタグ:「#舞台タイバニ」
(C)BNP/T&B PARTNERS (C)「TIGER & BUNNY」THE STAGE製作委員会

























