
テクニックよりも「気持ち」を届ける人に。豊崎愛生さんが講師として参加者一人ひとりの心に寄り添い伝えた、表現することの本当の楽しさ──『OPALIS』特別ワークショップ独占レポート
株式会社テンカラットと株式会社ミュージックレインによる合同発掘・育成プロジェクト「OPALIS(オパリス)」。俳優・声優・アーティストなどジャンルを横断した新たな才能の発掘・育成を目的に始動した本プロジェクトでは、未来の表現者たちに向けたさまざまな取り組みが行われています。
その一環として開催されたのが、ミュージックレイン所属の声優・豊崎愛生さんを講師に迎えた特別ワークショップ。選抜された10名の参加者を前に、豊崎さんは自身の経験を交えながら、役作りの考え方や演技との向き合い方、そして「表現することの楽しさ」を実践的に伝えていきました。
本稿では、笑顔と学びにあふれた90分の特別ワークショップの模様をレポートします。
豊崎さん流の「おまじない」を伝授!
12歳から20歳までと幅広い年代の参加者が集まった当日。会場には期待と緊張が入り混じった空気が漂い、豊崎さんの登場を静かに待ちわびます。
そんな張り詰めた雰囲気のなか、講師を担当する豊崎さんご本人の優しく明るい声で空気が一変。豊崎さんらしい挨拶に、参加者は安堵したような表情を浮かべ、和やかな雰囲気に。
自己紹介のなかで豊崎さんは、声優として歩んできた20年の経験を振り返りながら、「その中で感じたことや経験を共有して、皆さんの夢を叶えるお手伝いができたらと思います」と語ります。
また、今回のワークショップについて「表現の楽しさを感じられる時間にしたい」と話し、技術だけでなく、表現者としての在り方にも触れていく姿勢を示しました。
その後はアイスブレイクとして、豊崎さん流の「おまじない」を参加者へ伝授! それは口から空気を吐き切って、鼻から吸い、3秒溜めて、吐くというシンプルな深呼吸。3秒間の間に頭の中の不安や緊張を集め、呼吸とともに全てを吐き出すのがコツである、と豊崎さんからアドバイスも。
「迷ったらしっかりと呼吸をする!」と明るく振る舞い場を和ませつつも、「呼吸」という表現の基礎を自然に伝えていく姿が印象的でした。また、「私もワークショップの講師は初めてで緊張したんだよ〜」と打ち明ける場面も。講師と参加者という立場ではありますが、同じように緊張と向き合う一人の表現者として語りかける豊崎さん。その言葉に、参加者たちも少しずつ緊張がほぐれているようでした。
続いて、豊崎さんから説明されたのは、この日のワークショップのテーマ。「表現すること、人前で話すことを“楽しい”と思ってもらうこと」「自分の気持ちを言語化していく練習」「オーディションや現場で、身につけたものを発揮する練習」という3つのテーマが掲げられました。
その後は参加者たちによる自己紹介タイムへ。それぞれが緊張しながらも、自身の夢や好きなこと、今回参加した理由などを語っていきます。一人ひとりの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に言葉を返す豊崎さんの姿が印象的でした。
参加者の中には、人前で話すことに慣れていない人もいれば、すでに表現者として歩み始めている方もいます。そんな彼らに向けて豊崎さんは、全国から集まった参加者たちや「OPALIS(オパリス)」のスタッフ、そして取材陣が見守るこの場だからこそ、「どれだけ自由に、のびのびと自分を出せるかが大切」と語りかけます。
参加者たちの緊張を解きながら、自分の言葉で話すことの楽しさを伝えていく――。そんな温かな空気の中で進行していくワークショップですが、ここからはいよいよ“学び”の内容に入っていきます。























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