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『角醒ハンター オメガホーン』角獣と挑むハンターバトルが熱い!【第1話レビュー】

“角獣”と挑むハンターバトルが熱い! シャウトの冒険はここから始まる――『角醒ハンター オメガホーン』第壱話レビュー

東映特撮ドラマの新シリーズ【PROJECT R.E.D.】の第2弾『角醒ハンター オメガホーン』が7月26日(日)にスタートしました!

古代の地上を支配していた巨大生命体「角獣(かくじゅう)」と、その力を引き出して戦う「ハンター」。独特な世界観を舞台に、トレジャーハンター・炎のシャウトと、人間の姿になれる“角獣王”炎角(えんかく)が出会うことで、物語は大きく動き始めます。

第壱話から個性豊かな角獣たちが登場し、迫力満点の「ハンターバトル」も繰り広げられるなど、これからの展開がますます楽しみになる幕開けとなりました!

本記事では、期待で胸が高鳴る第壱話をネタバレありで振り返りつつ、印象的なシーンや見どころをご紹介します!

まるでゲームの世界!? 不思議な世界観にワクワク

本作を見て、まずワクワクさせられたのが、その独特すぎる世界観です。舞台となるのは、強大な力を持つ“角獣”たちがエゴを剥き出しにして争っていた超古代文明から、数千年が経過した世界。現代の人々は、古代遺跡から発掘される「エゴルギア」を使って角獣の力を引き出し、「ハンターバトル」に熱狂しています。

そんな世界を駆ける主人公・炎のシャウトは、古代遺跡を探索し、お宝や未知のアイテムを探し求めるトレジャーハンター。未開の洞窟や砂丘を冒険する姿は、まるでモンスターを相棒に未知の世界を旅するRPGゲームの主人公のようで、見ているだけで冒険心をくすぐられます。

しかも、この世界は王道ファンタジーというだけではありません。西部劇を思わせる荒野の村があるかと思えば、現代の学生服のような衣装を着たキャラクターが登場し、さらには個性的な出で立ちの悪役まで現れます。一見するとバラバラにも思える文化やデザインが混在していますが、それこそが『オメガホーン』ならではの魅力。

古代文明のオーバーテクノロジーと現代文化が入り混じった、どこかカオスで不思議な世界が広がっているのです。

そして、角獣をめぐる「ハンターバトル」にもしっかりとしたルールが存在します。戦いの前には互いに名乗りを上げ、敗者はエゴルギアを勝者に差し出す――。荒々しい戦いでありながら、どこか競技やスポーツのような側面も感じられます。

未知の遺跡を探検し、角獣とともに大自然を駆け抜け、時にはハンター同士で熱いバトルを繰り広げる。冒険心をくすぐる王道感と、何が飛び出すかわからないカオスさ。その両方をあわせ持つ独自の世界観に、第壱話から一気に引き込まれてしまいました。

第壱話から大暴れ! 個性豊かな“角獣”たち

本作のもう1つの主役とも言えるのが、強大な力を持つモンスター“角獣”たちです。第壱話の冒頭から、特撮スーツとCGを融合させた角獣同士のド派手なバトルが展開。巨大な獣たちが大地を揺らしながら激突する姿は、特撮ならではの重量感と迫力にあふれており、思わず画面に釘付けになってしまいました。

一方で、角獣たちの魅力は「カッコよさ」や「恐ろしさ」だけではありません。個性的なデザインの中には、どこか愛嬌のある「かわいらしさ」も隠されているのです。

たとえば、主人公・シャウトの相棒となる「角獣王 炎角(えんかく)」。その名の通り王としての威厳を放つ存在かと思いきや、長い眠りから目覚めたばかりということもあり、現代の文化や物に興味津々です。シャウトに「あれは何だ?」「これはどうなっている?」と質問攻めにするなど、想像以上におしゃべりで好奇心旺盛な一面を披露。強大な力を持つ“角獣王”とのギャップに、思わず親しみを感じてしまいます。

もちろん、魅力的な角獣は炎角だけではありません!

第壱話の後半では、シャウトにハンターバトルを挑んできた双子のハンター、剛胆のエイルと剛直のアルが使役する「剛角(ゴウカク)」も登場。力任せに突っ込んでくるかと思いきや、なんと2体に分離するトリッキーな能力を披露し、生身で立ち向かうシャウトを大いに苦しめました。

さらに、イバル連合側には、炎角と対をなすような存在である「絶炎角(ぜつえんかく)」の姿も。他にも番組冒頭では斬角(ざんかく)や、鎖角(さかく)を憑依させたハンターバトルも繰り広げられ、第壱話だけでもさまざまな角獣が登場しました!

個性豊かな角獣たちが、これからどんな活躍を見せてくれるのか。シャウトたちの冒険とともに、彼らの成長や新たな出会いにも期待が高まります!

王道ヒーローとは正反対! 自由すぎる主人公・シャウト

特撮ヒーロー作品において、主人公のキャラクター性は作品のカラーを大きく左右する重要な要素です。前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の主人公・弩城怜慈は、使命や正義感を胸に悪と戦う、まさに「王道のヒーロー」でした。

一方、今作の主人公・シャウトは、根っからのトレジャーハンター。彼の目的は古代文明の遺産や未知のお宝を見つけることで、ハンターバトルや世界を救うことには興味がなさそうです。

第壱話で炎角と出会い、半ば強引に契約を結ばされて「キャプテン・オメガホーン」と名付けられた際も、「ついてこないでよ。俺一人が良いんだよ」とまさかの塩対応。さらに、他のハンターからバトルを挑まれても、炎角の力には頼らず、自作の探検用防護スーツで生身のまま戦おうとします。

そんな「望んでヒーローになったわけではない」というスタンスは、前作の熱血主人公とは正反対。巻き込まれる形で戦いに身を投じ、生身の限界を迎えて初めて炎角の力を借りるという展開からも、シャウトがこれからどんなヒーローへと成長していくのか、大きな期待を抱かせます。

最初はバトルに興味がなかったシャウトが、戦いを通してどんな変化を見せるのか。そして、相棒となった炎角とどんな絆を築いていくのか。シャウトの成長も、本作の大きな見どころになりそうです。

一度見たら忘れられない!? 濃すぎるキャラクターたち

そして本作を語る上で欠かせないのが、画面を彩る個性豊かなキャラクターたちです!
 
「炎のシャウト」「波斬のギリコ」「鎖球のコーザ」など、「二つ名+名前」というインパクト抜群のネーミングも本作ならでは。名前を聞くだけでキャラクターの個性が伝わり、少年心をくすぐられます。

第壱話でシャウトにバトルを挑んだ双子のハンター・剛胆のエイルと剛直のアルも、強気な性格と息の合った連携プレイが印象的。今後、シャウトたちのライバルとしてどのように関わっていくのかにも注目です。

一方、物語に不穏な空気をもたらすのが、各地のハンターを狙うアウトローな組織「イバル連合」。彼らはシャウトたちの前にどのように立ちはだかるのでしょうか。今後の展開を大きく左右する存在となりそうです。

さらに、前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』とのクロスオーバー要素も登場。前作の主人公・怜慈を演じた長田さんが「鉄壁のレイジ」として姿を見せ、視聴者を驚かせました。なぜレイジは敵側にいるのか。砂浜に不時着していたコスモギャバリオンにはどんな意味があるのか――。前作ファンも気になる謎が早くも散りばめられています。

明るく不思議な世界観の中で、それぞれの思惑を抱えたキャラクターたちがどう交錯していくのか。これから新たな仲間や刺客が登場するたびに、物語はさらに盛り上がっていきそうです!

まとめ

「PROJECT R.E.D.」第2弾として、前作とはまったく異なるアプローチで、特撮ヒーローの新たな形を見せてくれた『角醒ハンター オメガホーン』。壮大な世界観に個性豊かなキャラクター、そしてカッコよくて愛らしい角獣たち――。第1話から作品の魅力がぎゅっと詰まっており、これからの日曜日がますます楽しみになりそうです。

まだまだ謎に包まれた部分も多く、シャウトと炎角の関係や、彼らを待ち受ける強敵たち、そして前作から続く物語の行方など、気になるポイントも盛りだくさん。

シャウトと炎角の冒険は、まだ始まったばかり。これからどんな未知の遺跡を踏破し、どんな角獣と出会い、どんなハンターバトルを繰り広げていくのでしょうか。

新たなヒーローたちが紡ぐ壮大な物語を、これからも全力で応援しながら見届けていきたいと思います!

[文/五六七 八千代]

この記事をかいた人

五六七八千代
徳島出身のフリーライター&歌人。現在は、特撮、アニメ、DOMOTOが生きがい。

『角醒ハンター オメガホーン』作品情報

角醒ハンター オメガホーン

キャスト

炎のシャウト/キャプテン・オメガホーン:楢原聖
炎角:国上将大
波斬のギリコ:糸瀬七葉
絶暴のイバル:田鶴翔吾
絶炎角:小西詠斗
剛胆のエイル:三浦舞華
剛直のアル:加藤憲史郎
飛導のバーサー:光宗薫
砕厄のゲンノウ:桜庭大翔
鉄壁のレイジ:長田光平
オメガアナライザー:潘めぐみ(声)

(C)テレビ朝日・東映AG・東映
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