
『SPY×FAMILY』ドノバン・デズモンドの正体を考察! 超能力者説の真相と「デズモンドの研究」そしてアーニャとの関係とは?
遠藤達哉先生による漫画『SPY×FAMILY』が、2019年より「少年ジャンプ+」にて連載中。超能力を持つ少女・アーニャ、スパイの父・ロイド、殺し屋の母・ヨルの3人が、お互いに正体を隠しながら“家族”を演じるスパイアクション×ホームコメディです。
本作の舞台は、冷戦状態にある東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)。西国の諜報員として東国に潜入したロイドの任務は、東国の国家統一党総裁であるドノバン・デズモンドに接触し、東西の平和を脅かす戦争計画を探ること。そのためにロイドは“即席家族”を作り、ドノバンの息子・ダミアンが通う名門イーデン校にアーニャを入学させることになります。
しかし、物語の発端ともいえるドノバン自身については、いまだ多くの謎が残されています。なかでも注目を集めていたのが「アーニャと同じく人の心を読む能力を持っているのではないか」という疑惑です。そんなドノバンの“超能力者説”について、ついに作中でひとつの可能性が示されました。
本稿では、ドノバン・デズモンドについて現在までに明らかになっている情報を整理しながら、彼の過去や「デズモンドの研究」、そしてアーニャとの関係について考察していきます。
※本稿には漫画『SPY×FAMILY』最新話までのネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
謎多き危険人物“ドノバン・デズモンド”
『SPY×FAMILY』における大きな謎のひとつが、ロイドの任務「オペレーション〈梟〉」の標的であるドノバン・デズモンドの正体です。
ドノバンの名前が初めて登場したのは第1話。国家統一党総裁であり、元首相でもある彼は「東西平和を脅かす可能性がある人物」としてロイドの祖国・西国から危険視されていました。
そこで西国の諜報機関「WISE」に所属する凄腕スパイのロイドに「ドノバンの動向を探り、敵国である東国の戦争計画を暴く」という任務が与えられることになります。
しかしドノバンは非常に用心深い人物。一般人がドノバンに接触できる数少ない機会は、ドノバンの息子・ダミアンが通う名門イーデン校の懇親会しかありません。
そこでロイドはイーデン校に子どもを入学させるため、アーニャとヨルとともに“即席家族”を作ることに。こうして始まったのが、『SPY×FAMILY』の物語です。
しかし、物語の発端ともいえる存在でありながら、ドノバン自身については未だに多くの謎が残されています。
【#SPY_FAMILY WORLDGUIDE】
— SPY×FAMILY展【公式】 (@spyfamily_ex) May 9, 2023
オペレーション〈梟(ストリクス)〉
平和を脅かす要人ドノバン・デズモンドに継続的に接触し、情報を得るという重要任務。そのためには偽装家族を作って子供を名門校の特待生に。標的が唯一訪れる懇親会に出席する必要がある。#SPY_FAMILY展 #スパイファミリー pic.twitter.com/QSgBX3x6VL
ドノバンが関わった東西戦争
ドノバンについて考えるうえで、避けて通れないのが「東西戦争」です。作中では、過去に2度の東西戦争があったことが描かれています。より古い戦争は、アーニャの友人・ベッキーに仕えるマーサが従軍した戦争。そしてロイドの過去編で描かれた、より最近の東西戦争です。
ドノバンが関わっていたのは後者の戦争。戦争の発端について、東国と西国のどちらが引き起こしたのかさえ明確になっていませんが、当時ドノバンは東国の首相を務めていました。そのためWISEから危険人物として警戒されているのも当然といえるでしょう。
ただし開戦時の首相はドノバンではなく、その前任者であるチャップリンです。現在のチャップリンは、ロイドが勤務する病院の特別室で昏睡状態となっています。さらに余命もわずかであることが示されているため、少なくとも現在WISEはチャップリンをドノバンほど危険視していないものと考えられます。
では、なぜドノバンはこれほどまでに危険人物として扱われているのでしょうか。その答えを探るうえで重要なのが、ドノバン自身の人物像です。
周囲から見たドノバンの人物像
現在に至るまで、ドノバンの目的はもちろん、その性格さえもはっきりとは分かっていません。しかし作中で描かれたわずかな言動からは、彼が極端なまでに他人を信用していない人物であることがうかがえます。
ロイドが偶然を装ってドノバンと初めて対面した際、ドノバンは「人と人は結局永遠に分かり合えん」と語っています。
さらに学生時代のドノバンも、歴史教師のヘンリー先生に対し、戦争はなくならない、人間はみな愚かで期待するに値しないと割り切るべき、と発言しており、ドノバンは少年時代から「人間同士が理解し合うことはできない」という考えを持っていたことが分かります。
妻・メリンダの不気味な証言
ドノバンを語るうえでもうひとつ重要なのが、妻・メリンダから見た彼の姿です。メリンダは夫であるドノバンを恐れており、彼のことを「心が読める宇宙人なのではないか」と疑っています。メリンダ曰く、ドノバンは子どもが生まれてから急激に人柄が変化したのだとか。近い距離にいる夫が本当に「心が読める」としたら、これほど不気味なことはありません。
そして「心が読める」という言葉から当然思い浮かぶのは、アーニャの超能力です。
もしドノバンもアーニャと同じように他人の心を読めるのであれば、すでにドノバンと接触しているロイドは絶体絶命なのでは……?
そんな緊張感を漂わせていたドノバンの“超能力者説”ですが、最新のエピソードでひとつの可能性が示されました。
【#SPY_FAMILY CHARACTERS】
— SPY×FAMILY展【公式】 (@spyfamily_ex) April 21, 2023
ドノバン・デズモンド
東国(オスタニア)第一野党・国家統一党総裁。東西平和を脅かす人物とされており、「オペレーション〈梟(ストリクス)〉の標的。非常に用心深い人物で、イーデン校の懇親会以外には滅多に人前に姿を現さない。#SPY_FAMILY展 #スパイファミリー pic.twitter.com/aXxXm8jXZy



























