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『正反対な君と僕』第21話「過去と今」振り返り|平に恋する東が健気で愛おしい……!

「そういうピュアだってあってもいいよね?」平に恋する東が健気で愛おしい……!──『正反対な君と僕』第21話「過去と今」振り返り

マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で2024年まで連載されていたラブコメ作品『正反対な君と僕』。明るく元気だけど人の目を気にしてしまうギャル・鈴木と物静かだけど自分の意見をはっきり言える男子・谷のカップルを中心に、高校生たちの日常を描いた作品です。

恋をした時の感情の忙しさや青春特有の人間関係、それに伴う心理描写の秀逸さで人気の本作。2026年1月よりアニメ第1期が放送され、7月5日よりファン待望の第2期の放送中です。

本稿ではファンが注目したポイントやSNSで盛り上がった箇所を中心に第21話「過去と今」のストーリーを振り返っていきます。とうとう平への恋心を自覚した東。今まで経験したことのないピュアな恋に振り回される東が愛おしくなります。

※本稿にはネタバレ要素が含まれます。

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正反対な君と僕
いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子・鈴木と、物静かだけど自分の意見をしっかり言える男子・谷。正反対な二人が誤解や勘違いをしながらもお互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく姿と、友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。作品名正反対な君と僕放送形態TVアニメスケジュール第1期:2026年1月11日(日)〜2026年3月29日(日)第2期:2026年7月5日(日)~MBS・TBS系全国28局ネットにて話数第1期:全12話キャスト鈴木:鈴代紗弓谷:坂田将吾渡辺:谷口夢奈佐藤:平林瑚夏山田:岩田アンジ東:島袋美由利平:加藤渉西:大森こころ本田:楠木ともりスタッフ原作:阿賀沢紅茶監督:長友孝和シリーズ構成・アニメーションプロデューサー:内海照子キャラクターデザイン:みやこまこサブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂総作画監督:﨑本さゆり 早川加寿子 伊澤珠美 迫江沙羅メインアニメーター:前原里恵 伊澤珠美美術監督:中村千恵子色彩設計:秋元由紀撮影監督:塩川智幸3Dディレクター:越田祐史編集:黒澤雅之2Dデザインワークス:越阪部ワタル音楽:tofubeats音響監督:木村絵理子音響効果:安藤由衣録音調整:太田泰明選曲:合田麻衣子アニメーショ...

初めての片思いに振り回される東が可愛すぎる!

「私クズしか好きになれんのよ」初登場時に疲れた顔でそう話していた東が、こんなに可愛い乙女になるなんて一体誰が想像したでしょうか。しかも平相手に!

前話ではっきりと恋心を自覚した東。今まで気持ちを否定し続けていたからか、はたまたこんなピュアな恋愛が初めてだからか、些細なことで浮き沈みする自分の心に終始振り回されることに。

とはいえ受験生でもあるわけなので、恋愛にばかり注力するわけにもいきません。クラスの違う平と会うのは、もっぱら地元のファミレスでいっしょに勉強するときや地区センターの自習室の利用が被ったとき。

そんな勉強漬けで彩りの無い日々でも、東は平と過ごす少しの時間についつい浮かれてしまいます。自習室に平が入ってきただけで、登校時に駅のホームで偶然会っただけで、心が浮き立つのです。

喋っていると思わずテンションが高くなってしまい「(一日中勉強してたはずなのに)なんか元気だな…」と平に指摘されて我に返って赤面したり、2人で歩いているときに他人からどう見えるか急に気になり始めたり……もう恋心の暴走が止まりません。

そんな中、佐藤に話を聞いてもらうシーンは特に印象的でした。相手が平だと明かさないまま相談していると「私の片思いだし…え?片思い…?」と、自分が片思いをしていることに自分で驚き、気持ちを静める方法として告白することを提案されると「したことない…し、されたこともない」と驚愕の一言。

あんなに恋愛経験がある様子だったのに、告白をされたことがない……? 私が思っていた以上に東は本当に雑に扱われていたことが窺えました。東にはもっと彼女を大事にしてくれる人と素敵な恋愛をしてほしいです、マジで。

とはいえ東自身も、付き合いたいかどうかはまだわからないという段階。平が友達から好きな人に変化していったからこそ、カップルになる想像がいまいち湧かないのでしょうね。こんなこと今まで彼女が経験してきた恋愛ではきっとなかったことです。

初めての片思いで浮かれる気持ちを必死で鎮めようと努める東。しかし、自習室での勉強後に東が出てくるのを平が待ってくれていた時、東との息抜きの時間が救いだと言ってくれた時、どうしたって気持ちは弾んでしまいます。なんたって好きな人の言動ですから。

どうしようもなくなった東が奥の手として取り出したのは中学の卒業アルバム。高校デビュー以前の平を見て冷静さを取り戻そうという苦肉の策です。

ところが、今よりもちょっとふっくらした姿や冴えない表情で写真に納まる平を見ても、冷めるどころか可愛いと感じてしまい、むしろもう後戻りできないほど平を好きになってしまっていることを痛感する羽目に。この恋心はもう誰にも止められません!

東の気持ちを感じ取った平の反応は?

対する平は東のことを特別な友達だとは思っているものの、特に恋愛感情は持っておらず、黙々と受験勉強に励む日々。そんな中、高校最後の文化祭でわざわざ自分とのツーショットを撮りに来た東の反応から、ついに彼女の気持ちを感じ取ります。

「東が自分を好きかもしれない」その考えに至った平は青ざめてしまうほどに困惑。仲の良い女子からの好意に気づいた男子の反応とは到底思えません……。

中学時代は自分と全く違う人種とさえ思っていただろう東(かつての平的に言えばヒエラルキーの上位でしょうか)。そんな彼女が自分を好きなんて……勘違いではないかと思うものの、一度そう思い始めると、ここ最近の東の言動ひとつひとつが恋心に起因するもののように見えてきてしまいます。

その日を境に、平は東を避け始めるように。平が東の気持ちを喜ぶことができないのは、この心地良い関係を壊したくないから。東も同じ理由で恋愛的な意味で平に踏み込むことを躊躇していましたが、彼らの決定的な違いは、東は「好きになってほしい」であるのに対し、平は「嫌われたくない」であること。

好きか嫌いかの二択で言ったら、東のことはもちろん「好き」。ですが、平の頭をよぎるのは高一の頃の苦い思い出。アプローチされていた女子からたった一回のデートで幻滅され振られてしまった時のことです。

本当の自分をさらけ出して、また幻滅されるのではという怖さ。それを、他でもない東にされてしまったときの絶望感は、元カノの時とは桁違いのもののはず。東との関係が大切だからこそ怖くなってしまうのは当然のことと言えるでしょう。

平は、元カノとの縁が切れたことではなく、自分が幻滅されたことにショックを受けていた自分に気が付き、自己愛の強さや劣等感を強く自覚していましたが、それはこれまで平が自己開示するたびに傷付く経験をしてきているから。平本人もこうなりたくてなったわけじゃないんですよね。そうは言っても、このコンプレックスを克服しなければ、東の気持ちに向き合うことはできません。

私がここで言及したいのが平が「付き合える自信がない」と言っていること。告白された場合、断ることが選択肢に入っていないのです。すでに特別な友達である東からの好意を断る理由は、自分の自信のなさ以外何も無いんだということが感じられます。このことを平が自覚しているかどうかはわかりませんが……。

意図的に東を避けていた平でしたが、久しぶりに帰りの電車がいっしょに。東が「受験終わったらどっか行かん?」と誘うと、平はわかりやすく動揺。その様子を見た東は「みんなで遠出してみたくない?」と付け加えます。

てっきり2人で遊びに出かける誘いだと思っていた平は拍子抜けし、東との距離を近く感じていたのは、好きだからではなく卒業前の思い出作りだったのだと、要は自分の勘違いだったと認識を改めます。いや、勘違いじゃないですけどね……。

強烈な恥ずかしさに襲われつつも、安堵する平。その様子を見ていた東は「露骨に安心しやがって…」と平の胸中を察しており、平にその気がないなら「とことん待つしかない」と気持ちを隠し通してでも関係保持する姿勢に。

今までは「まあいいか」で人間関係に固執することのなかった東ですが、平との縁はそんな扱いができるようなものではありません。絶対に切りたくないのです。

地元の駅で別れた平の背中を眺める彼女の脳裏に浮かぶのは、1年前の文化祭で鈴木が言っていた言葉。「今これから目の前の人と真摯に向き合おう!って思ったなら…それはもう純愛(ピュア)じゃんね…!?」。

脈なしの平と本気で向き合う決意を固めた東ですが、その瞳には涙が。本当は脈なしどころか、脈があるからこそ平はこの反応を見せているわけなのですが……彼女はそんなこと知る由もありません。互いを大切に思っているのにすれ違う関係に切なさが募ります。拗れ始めた2人の恋路はどのような展開を見せるのでしょうか。

賑やかな文化祭の中、顔が曇る谷と西

本話では高校最後の文化祭の様子も描かれました。受験生たちもこの日ばかりは勉強を休み、文化祭を満喫。鈴木と谷は去年のように2人で模擬店や出し物を見て回り、山田は西が当番中の写真部の展示を覗きに行きます。

猫耳をつけた鈴木といつも通りの谷を見て「コンカフェ店員と太客」と表現する本田は相変わらずキレキレでしたね! 好きすぎるホンちゃん。ポニーテールの西と進学のため黒髪になっている山田もいつもと雰囲気が違っていてよかったです。2人のまとう雰囲気からも順調に交際しているのだということも見て取れました。

そんな賑やかで楽しい雰囲気の文化祭の最中に気になることが。それは谷の表情が曇っていること。鈴木が「もしお互い本命受かったら大学近いし卒業後もたくさん会えるね」と笑顔で言うのに対し、谷は沈んだ表情で「うん…」と空返事。何か思うことがあるようです。

さらに、西も何か悩み事がある様子。一人で解決したいと言っていましたが、この時期なので進路のことでしょうか……。それぞれの課題や悩みをどう乗り越えていくのか、見守っていきましょう。

第21話「想いと選択」予告動画

作品情報

正反対な君と僕
作品名 正反対な君と僕
スケジュール 第1期:2026年1月11日(日)〜2026年3月29日(日)
第2期:2026年7月5日(日)~
MBS・TBS系全国28局ネットにて
あらすじ いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子・鈴木と、物静かだけど自分の意見をしっかり言える男子・谷。

正反対な二人が誤解や勘違いをしながらもお互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく姿と、友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。
話数 第1期:全12話
キャスト 鈴木:鈴代紗弓
谷:坂田将吾
渡辺:谷口夢奈
佐藤:平林瑚夏
山田:岩田アンジ
東:島袋美由利
平:加藤渉
西:大森こころ
本田:楠木ともり
スタッフ 原作:阿賀沢紅茶
監督:長友孝和
シリーズ構成・アニメーションプロデューサー:内海照子
キャラクターデザイン:みやこまこ
サブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂
総作画監督:﨑本さゆり 早川加寿子 伊澤珠美 迫江沙羅
メインアニメーター:前原里恵 伊澤珠美
美術監督:中村千恵子
色彩設計:秋元由紀
撮影監督:塩川智幸
3Dディレクター:越田祐史
編集:黒澤雅之
2Dデザインワークス:越阪部ワタル
音楽:tofubeats
音響監督:木村絵理子
音響効果:安藤由衣
録音調整:太田泰明
選曲:合田麻衣子
アニメーション制作:ラパントラック
製作幹事:松竹アニメ事業部
主題歌 OP1:「メガネを外して」乃紫
OP2:「猫じゃらし」7co
ED1:「ピュア feat. 橋本絵莉子」PAS TASTA
ED2:「運命の君」Mega Shinnosuke
電子書籍 『正反対な君と僕』電子書籍(コミック)

(C)阿賀沢紅茶/集英社・「正反対な君と僕」製作委員会

この記事をかいた人

わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
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