
『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』第10話「慟哭不死魔王との謁見」を振り返ろう! ナナホシの回復手段を探すルーデウスでしたが……不死魔王アトーフェラトーフェ・ライバックといざこざに!?【ネタバレ注意】
2026年7月4日より放送開始となったTVアニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』(以下、本作)。本作は小説家になろうに掲載され、後に書籍化を果たした理不尽な孫の手先生によるライトノベルが原作。
2027年7月27日(月)よりスマートフォン向けアプリゲーム『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エコーズ』が配信されるなど、アニメ以外にも様々な展開を見せて人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第10話「慟哭不死魔王との謁見」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。なおネタバレが含まれますので、視聴前の方はご注意いただければ幸いです。
第10話「不死魔王との謁見」あらすじ
「ドライン病」の治療手段を知るべく魔大陸に飛んだルーデウスたちは、キシリカを見つけ出した。
しかし、キシリカを狙う不死魔王アトーフェラトーフェの親衛隊にキシリカと共に連れて行かれてしまう。
アトーフェラトーフェと対峙したルーデウスは彼女の親衛隊へと誘われるが…。
ナナホシ回復の鍵はソーカス草
ナナホシが患った“ドライン病”の治療法……その手がかりを求めて訪れた魔大陸のリカリスの町で、ルーデウスたちは遂に探していた魔界大帝キシリカを見つけ出すことに成功。
キシリカによるとドライン病はソーカス草の葉をお茶にして飲むことで治るそうですが、色々な出来事から現存しているのはキシリカが命じて各魔王の城の地下で栽培しているものになるとのこと。
リカリスの町にあるキシリカ城にもあると聞き譲ってもらう話をしようと思っていたら、ルーデウスたちを取り囲む怪しげな鎧の集団が。彼らはガスロー地方の不死魔王ことアトーフェラトーフェ・ライバックの親衛隊で、キシリカをアトーフェの下へ連れて行かなければならないのだとか。
その理由を聞いてみると、アトーフェが楽しみにしていたお酒をキシリカが全部飲んでしまったということで、すぐさまキシリカを拘束してアトーフェの待つ城へ向かうことに。
謁見の間で待つルーデウスたちですが、アトーフェは玉座の裏からではなくルーデウスたちの背後から登場。親衛隊のムーアがそれに苦言を呈すると、アトーフェはその意見が気に入らなかったのかムーアを剣で吹っ飛ばしてしまいました。
大怪我しつつも即座にその傷が言えているムーア。流石は不死魔王の親衛隊といったところでしょうか。その主であるアトーフェは中々の暴君っぷりで、キシリカを捕らえた褒美は要らないというルーデウスに「お前、オレの褒美がいらんというのか?」と激昂。
ムーアから事前に褒美を受け取らないようアドバイスを受けていたが故に丁重にお断りしようとしたルーデウスですが、むしろ穏便にすまなくなってしまったような印象も。アトーフェに気圧され「何が頂けるのでしょうか?」と聞いてしまったのですが、その褒美の内容はアトーフェの親衛隊に入れてもらい一生休みなく鍛えてもらえるというもの。
シルフィやロキシーら家族が故郷で待っているルーデウスには無理な相談なので固辞しようとするのですが、アトーフェはなぜ断られるのか理解できず、某とてつもない筋肉を誇るお笑いタレントのような勢いで「どっちなんだ!?」とまくしたててきました。
様子を見ていたキシリカいわく、アトーフェはあまり賢いタイプではなく、まともな会話が成立しないとのこと。そんなことを言っているキシリカも大概な気がしないでもないですが、そんなキシリカをしてそう言わせるということは本当に交渉は成立しないのでしょう。
キシリカの言葉に煽られ暴れだすアトーフェ。誰も彼もをなぎ倒していきそうな勢いでしたが、そんなアトーフェを唯一素手で食い止めて見せたのがザノバ。流石の馬鹿力と頑強さですが、ザノバの強さに興が乗ったのか自らを初代北神カールマン・ライバックの妻だと宣言すると、大技を放つ気配を醸し出してきました。
ルーデウスはその隙を見計らって無詠唱魔術で雷を一閃。続けざまにザノバが鉄拳をお見舞いすると、アトーフェは城外まで吹き飛ばされていきました。残された親衛隊と逃げる算段をつけたところで、キシリカを連れナナホシの待つ空中城塞ケイオスブレイカーへ戻るべくもと来た転移魔法陣へ向かうことに。
途中でクリフやエリナリーゼとも合流。ソーカス草は既に確保しており、その栽培法も把握したとあっては、もうここに居続ける理由もないでしょう。その時、アトーフェの「奴らを追え!」との声が轟きました。
クリフを転移魔法陣へ辿り着かせるべく奮闘
逃げ出したルーデウスたち。転移魔法陣のある建物を目前としたところで、既に待ち受けていたアトーフェ。アトーフェは自力で飛行ができるため、ルーデウスたちを先回りをしていたのです。後ろからはムーアたち親衛隊の姿が……ルーデウスたちを見逃してくれたにしても、罠にかけようとしたとしても、アトーフェに逆らうことはしない様子。
退路を断たれた以上、もう戦うことは避けられないでしょう。相手が魔王ということで、シルフィに心の中で帰れないかもしれないと謝るルーデウス。予見眼でも良い未来が見えないとあっては仕方がありません。そんな時、エリナリーゼがクリフだけでも転移魔法陣で逃がせないかと耳打ちしてきました。
ソーカス草の栽培法を把握しているクリフが帰ればナナホシは助かりますし、ペルギウスに頼んで救援を呼んでもらえるかもしれません。自分も帰りたい想いはありつつも、ルーデウスはこのエリナリーゼの提案を承諾。
そんなルーデウスに、命に代えてもアトーフェは抑えると誓うザノバ。それでも先制攻撃をためらうのですが、ザノバは「師匠、余を信じてくだされ」と一言。この言葉で決意を固めたルーデウスは、アトーフェにストーンキャノンを放ちました。
これはアトーフェに軽々と切り払われてしまいますが、続けてザノバがキシリカをアトーフェに向けて投てき。この隙に接近して殴りかかると、アトーフェの小手がへこむほどのダメージが入りました。
これをものともせずザノバを殴り飛ばすアトーフェ。すかさずエリナリーゼがカバーに入って復帰までの時間を稼ぐと、ザノバはアトーフェに組みつき鯖折りのような格好に。はじめは破廉恥などとのたまい照れたような表情を浮かべたアトーフェも、ザノバの怪力による圧迫には流石に吐血するほど。
アトーフェがザノバの決死の足止めで動けない間に、クリフが転移魔法陣へ向けて猛ダッシュ。それを追う親衛隊をルーデウスは様々な手段で妨害する……といった互いのチーム同士のシーソーゲームが繰り広げられていきます。
そうしてなんとかクリフは転移魔法陣に辿り着いたかと思いきや、転移魔法陣の行先を調査させられていたアトーフェの親衛隊のひとりに窮地に追い込まれてしまいました。しかし、その親衛隊のひとりは既に倒されており……!?
それをやったのはもちろん、おくれてこの場に現れたペルギウス。どうやらアトーフェはペルギウスと何か因縁があるようで、すぐさま向かって来ようとします。しかし、ルーデウスたちから受けた傷が響いているようで動くことができず、ペルギウスはそんな状態のアトーフェを「また油断でもしたか?」「油断は貴様ら不死魔王のお家芸だったな」と挑発。
ペルギウスは初代北神ことカールマン・ライバックと何らかの盟約を結んでおり、アトーフェに手を下すことができない様子。しかしそんな盟約を破らない形でアトーフェを成敗すると、ルーデウスたちを回収しつつ手当までしてくれました。
なんとか窮地を脱したルーデウスたち。ルーデウスはアトーフェを足止めしてくれたザノバとエリナリーゼへの感謝を改めて感じた様子で、今回のエピソードは幕を閉じました。
ドライン病に効くとされるソーカス草を手に入れることはできましたが、これでナナホシが元気になることを祈りたいところ。
また、次回のサブタイトルは「ターニングポイント4」。これまでのシリーズ作品でも重大な出来事が起きたエピソードに何回かつけられていたタイトルだけに、何か大きく物語が動くことを予感させます。来週は絶対に見逃せません!


























