
『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』第9話「慟哭」を振り返ろう! ナナホシの身体を蝕む病気……その治療法を探すべくルーデウスは再び魔大陸へ【ネタバレ注意】
2026年7月4日より放送開始となったTVアニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』(以下、本作)。本作は小説家になろうに掲載され、後に書籍化を果たした理不尽な孫の手先生によるライトノベルが原作。
2027年7月27日(月)よりスマートフォン向けアプリゲーム『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エコーズ』が配信されるなど、アニメ以外にも様々な展開を見せて人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第9話「慟哭」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。なおネタバレが含まれますので、視聴前の方はご注意いただければ幸いです。
第9話「慟哭」あらすじ
ケイオスブレイカーで突如吐血し、倒れたナナホシ。原因は7000年前に根絶したはずの病「ドライン病」だった。
絶望するナナホシ。ルーデウスは彼女の力になりたいとペルギウスに申し出る。そして「ドライン病」を知っている可能性のある人物を探すことに…。
ナナホシの体調がずっと優れなかった理由が判明
前回吐血して倒れたナナホシ。今回のアバンではその治療として、贖罪のユルズの他者から健康や体力を移し替える力が用いられました。その相手はシルフィで、自分のせいでナナホシが倒れたのだと責任を強く感じてしまっている様子。
洞察のカロワンテによると、ナナホシには解毒魔術以外で外部から干渉された痕跡はなく、わかったのは体内の魔力の流れが滞っているということだけ。ペルギウスはその理由を調べるべく書庫に入りましたが、ルーデウスはその手伝いを許されず病床に伏せるナナホシのために動くこともままなりませんでした。
後日、空虚のシルヴァリルからナナホシの病気が“ドライン病”であることが判明。これは人の魔力が今より少なかった太古の病であり、体内に入る魔力を中和できないと例外なく命を落としたと言われているそう。治療法はわかっておらず、7000年ほど前に人の魔力が強くなったことで根絶されたことだけがわかっているのだとか。
ここでペルギウスは時間のスケアコートの能力でナナホシの時間を停滞させ、その間に地上にいるものが治療法を探すと宣言。ペルギウスの力でなんとか回復させられないかと焦るルーデウスたちですが、ペルギウスにはいずれ復活するラプラスを倒さなければならないという使命が。
これに怒りを露わにしたのがクリフでした。そんな時、ナナホシが目を覚ましたとの連絡が。お見舞いにいくナナホシはやつれにやつれており、その悲痛な姿に気休めの言葉をかけるぐらいしかできない一行。
そうして他の面々が去っていく中、ルーデウスとナナホシのふたりだけが部屋に残されました。ナナホシは元々身体が強いほうではないので、この世界で病気にかかったら治らないと考え、自分が魔術を使えないとわかった段階で予防に務めていたそう。
きたばかりの頃は剣と魔法の異世界にワクワクしたこともあったようですが、こちらの世界に来てから既に8年。しかも生理現象だけはあるにも関わらず、老いなどの変化が一切なく、ルーデウスのようにこの世界の人間として生きることもままならない。この理不尽に、ナナホシはこんな変な世界でこのまま死にたくないと号泣。
その様子を見たルーデウスは「帰りたい……家族に会いたい」そんなことを言われても、この世界に来たばかりの自分には刺さらなかっただろうと回想します。けれど今なら何気ない家族との日常の大切さを理解しているので、失った日常を取り戻したいと足掻くナナホシに共感したようで……!?
再び魔大陸へ足を運んだルーデウスたち……“魔界大帝”には会えるのか
そしてルーデウスはペルギウスの下へ赴き「俺も動きます」と宣言。ペルギウスには業務に支障のない形での協力を求めると、「よかろう、我としてもナナホシが死ぬのはしのびないからな」と快諾してくれました。
ルーデウスはまず自身の宿敵ではあるものの、以前ナナホシと行動していた龍神オルステッドと連絡がとれないかを確認しました。ペルギウスはこれに不可能だと返答して「7000年前の病のことまでは知るまい」と語るのですが、この“7000年前”というワードでルーデウスはある人物のことを思い出しました。
その相手とは、かつてルーデウスに“予見眼”を授けた“魔界大帝”ことキシリカ・キシリス。第一次人魔大戦の頃から生きているという彼女が、何かを知っているのではないかと考えたのです。キシリカがいる魔大陸へ行くと仲間たちに報告すると、ザノバとエリナリーゼ、クリフがナナホシのために同行してくれることに。
シルフィには家でルーシーの面倒を見てほしいとお願いしたほか、グレイラット家では家族に事情を説明して理解を得た上での旅路となりました。
ルーデウスたちが辿り着いたのは、かつての転移事件の後にエリスやルイジェルドと共に訪れたリカリスの町。魔神語を喋れるルーデウスが中心となって情報収集をしていると、そこにロキシーの昔のパーティメンバーだったノコパラがやってきました。
ノコパラはこの町の事情に明るいということで、金を使って情報収集を手伝ってもらうことに。もちろん値段交渉をしつつ自分たちが金をもっているからと変な気はおこすなと釘を刺した上で……ですが。
ルーデウスの方は当てが外れたようで、頼りにしようと考えていたジャリルとヴェスケルがこの町を離れてしまったことを知り肩を落とします。そんな時に、ノコパラからの情報が入りました。
キシリカを魔王である姉のアトーフェも探しているとのことで、ルーデウスはそんなアトーフェに話を聞きに行こうとするのですが、ノコパラはやめた方がいいと必死に止めようとしました。何か危険な理由があるのでしょうか。
その間にエリナリーゼとクリフは町の店で食事を調達しようとしていたのですが、そこの腹をすかせた汚いフード少女が現れ……ルーデウスはデジャブを覚えました。そして、そのフードの中身であるキシリカが、ご飯を恵んでくれたクリフの前で「なんでも願いを言うがよい!」とド派手に言い放ったところで第9話は終了。
ナナホシの身体を蝕むドライン病……なんとか完治してほしいところですが、彼女は無事に現代日本に帰ることができるのでしょうか。そして、なんとか再会できたキシリカはそんなドライン病への対処法を知っているのでしょうか。ぜひ来週も要チェックです!


























