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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

未知の島での心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、まもなく連載30周年を迎える現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
9月28日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1194話“万物は変わりゆく”では、ゾロが覇王色を自在にまとう練習を繰り返します。自らの覇王色をコントロールするために必要なこととは……?本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1194話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方など、ジャンプ未読の方はご注意ください。
ゾロは自らに備わる覇王色の覇気を自在にコントロールできるようになろうと、ソマーズを練習台に据え、さまざまな斬り方を試します。
なかなか覇王色を纏った技を狙って出すことはできないものの、一つひとつの攻撃はソマーズが悲鳴を挙げるほどの凄まじさ。ゾロが攻撃を放つたびにソマーズが「奴の力は何らかの熱を帯びている!?」「「覇王色」アリかナシか!!」と困惑する様子から察するに、コントロールは効かない一方で、確かに覇王色を纏えている瞬間もあるようです。
その後も練習を続け、「三刀流 豹琴玉」の懐かしい技の登場を経て、覇王色を纏った「三刀流 千百八十煩悩鳳」を繰り出すことに成功します。覇王色を纏った“飛ぶ斬撃”は、ソマーズの荊を斬り裂き、離れた場所にある子ども誘拐用の船をも壊す威力です。
しかし、「三刀流 千百八十煩悩鳳」で覇王色を纏えたのは偶然だったよう。ゾロはふたたび自在なコントロールを目指し、練習を続けます。
そこでゾロが思い出したのは、「覇王達が必ず持っている変わる事のないもの」を語るミホークの言葉でした。覇王色とは、「弱者が立っていられぬ程の“己”」なのだそう。
ついにその極意を理解したゾロは、本気モードの証である手拭いを巻きます。バリバリと覇王色を纏うゾロの姿に、対峙するソマーズは涙を流してガタガタブルブルと震え上がるのでした。
覇王色とは“己”……そう言われると、ルフィをはじめとする覇王色を持つ顔ぶれにも納得がいきます。
ゾロ自身、これまで覇王色は「一味の船長をやる様な奴にしか宿らねェモン」だと感じていたそう。これまでに覇王色の片鱗とも言える描写も多く、しっかり己を持っているゾロではありますが、それでも船長を支える立場を担う立場にあるからこそ、自分の覇王色を自覚できるまでに時間がかかってしまったのかもしれません。
となると、ゾロ以上に“己”より“他者”ファーストな印象が強いサンジの覇王色のゆくえも気になってしまいますね。
ギャバンやミホークの言葉を参考に試行錯誤を繰り返し、ついに思い通りの覇王色にたどり着いたゾロ。刀の呼吸を知るに至ったかつてのMr.1との戦いを彷彿とさせるような、己と向き合いとことん考え抜いた末に成長する戦闘スタイルはゾロならではです。
ゾロらしいかっこよさの詰まった1話に、SNSには「かっこいい」「ゾロらしい戦いで最高だった」「ルフィの戦いより面白かったかもしれない」「ゾロが成長する回は毎度面白い!」と絶賛の声が寄せられています。
全編まるっとゾロの戦いと成長が見られた、読み応えたっぷりの第1194話でした。覇王色を完全に習得したゾロが魅せる戦闘が楽しみですね。
[文/まりも]