
「シュワシュワしたものを見るたび思い出す作品に」坂田将吾さん&安済知佳さんが語る作品の魅力──アニメ『千歳くんはラムネ瓶のなか』第2クール先行上映会レポート
いつもとは違う朔と明日風の姿も
今回先行上映された第14話・第15話では、物語の舞台が東京へ。高田馬場や神保町、新宿など、実在する街並みが登場します。
キャストの二人が初めて東京を訪れた際の思い出について聞かれると、安済さんは声優を目指していた頃、オーディションで初めて原宿を訪れたエピソードを披露。一方の坂田さんは、学生時代に秋葉原を訪れた思い出を語るなど、それぞれの“初めての東京”トークでも盛り上がりました。
東京編を演じた感想について、坂田さんは、普段とは違う土地で明日風と過ごすことによって、朔の感情がいつも以上に表へ出ていたことが印象的だったと振り返ります。普段以上に一喜一憂していたので、アフレコでもそれを意識したとのこと。
安済さんも、東京へやってきた明日風の姿に、これまで以上に等身大の少女らしさを感じたとコメント。夢へ向かう高揚感と、不安や戸惑い。その両方を抱えながら東京を歩く姿が描かれており、第1クールとはまた違った雰囲気を楽しめるエピソードとなっていました。
また、演技面では明日風の“子どもっぽいワクワク感”を意識したディレクションがあったことや、朔の過去を語るシーンでは、モノローグとして大げさに語るのではなく、隣にいる明日風へ自然に言葉を届けることを意識したという裏話も明かされました。
本放送で改めて見てほしいポイントを聞かれると、安済さんが挙げたのは明日風の父親。現時点では朔に対して厳しい印象を与える人物ですが、そのやり取りを覚えておくと、後の展開で印象が変わる部分もあるとのこと。
また、明日風が宿泊先ではしゃぐ場面では、当初の芝居が少し大人っぽく聞こえたため、より子どもらしいワクワク感を出すようディレクションがあったことも明かされました。普段は大人びて見える明日風だからこそ、東京編で垣間見える年相応の表情にも注目です。
一方、朔の過去が語られる場面について、坂田さんはモノローグとして大げさに語るのではなく、隣にいる明日風へぽつりぽつりと話していくような距離感を大切にしたと説明。物語として聞かせるのではなく、あくまで朔にとっては当たり前の過去を、自然に言葉へしていくことを意識したそうです。
さらに、坂田さんは「ネット民としては(朔の)お風呂シーンで“ごくごく”ってコメントが書かれるのかなって気になった」と話し、会場の笑いを誘う一幕も。その後観客へ向けて「(本放送時は)実況しながら弾幕してほしい」とお願いしていました。
第14話・第15話では、東京といういつもとは違う場所だからこそ見えてくる、朔と明日風それぞれの新たな一面にも注目してみてください。
「夢を追いかける人の背中を押せたら」第2クールへ向けて
また、上映会では、第2クールのオープニング&エンディング映像も一足早く公開。
オープニングでは、第1クールを思い出させるモチーフや、今後の物語を予感させるカットが数多く盛り込まれており、原作を知るファンなら思わず反応してしまうような演出も。坂田さんは、これまでの出来事を思い返しながら見ると胸にくるものがあると語り、安済さんも映像だけで一気に作品世界へ引き込まれた様子でした。
一方のエンディングは、オープニングとはまた異なる幻想的な雰囲気に。キャラクターたちの表情や空気感にも注目してほしいとのことです。さらに、オープニングテーマのミュージックビデオは福井で撮影されていることも紹介されました。
イベントでは、坂田さんと安済さんが東京編の舞台を巡ったロケ映像「チラムネを感じる旅~東京編~」のダイジェスト映像も初公開。作中に登場する場所を実際に訪れ、ガガガ文庫に関連するスポットやカレー店などを巡った様子が紹介されました。
これまでのロケ映像では、しっとりとした雰囲気を目指して制作してきたそうですが……いい意味で思惑通りにはいかなかったようで、キャスト陣らしい賑やかなロケになっているとのこと。こちらの映像は10月中にYouTubeで公開予定となっています。
イベント終盤には、第2クールの放送情報や、福井で開催中のコラボ企画、今後のイベント情報も紹介されました。
そして最後は、坂田さんと安済さんから第2クールを楽しみにしているファンへメッセージ。
安済さんは、明日風を演じることで、自身が夢を追いかけて東京へやってきた頃の感情を思い出したと振り返り、「夢を追いかけてる人、これから大人になる人、明日風編でそんな人たちに力をあげたり、背中を押せたりできたら」とコメント。
坂田さんも、明日風だけでなく朔自身も“夢”と向き合っていくことになると語り、「今までの話と違う感じなので、明日風編の続きとともに楽しみにしていてください」と呼びかけました。
さらにオープニング映像に登場するラムネ瓶にも触れ、「シュワシュワしたものを見るたびにずっとこの作品を思い出すんだろうなって思っています。これを見たみんなも同じ気持ちになってくれるような作品になれば嬉しいです」と語り、イベントを締めくくりました。
第1クールで築かれてきたキャラクターたちの関係性から、さらに一歩踏み込んでいく第2クール。
これまでとは少し違う表情を見せる彼らの青春がどのように描かれていくのか、放送を楽しみに待ちましょう。
作品情報
あらすじ
勉強、運動、コミュ力すべてがハイレベルで、良くも悪くも注目を集める彼の周りには、誰もが羨む華やかな仲間たちが集っていた。
新たなクラスで迎えた2年生の春。
朔は、ひとりの引きこもり生徒の更生を頼まれることに——。
福井を舞台に紡がれる、
どこまでも青く、どこまでも眩しい、
エモーショナル青春ストーリー!
キャスト
(C)裕夢/小学館/チラムネ製作委員会



































