2011-07-14 11:31

シンガポール出身の超大型新人アニソンアイドル、Sea☆Aの日本デビューが決定！TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』第三期EDテーマに決定しているデビューシングル「DREAM SHOOTER」は2011年8月10日リリース予定！！

　Sea☆Aは、シンガポールで開催されているアニメコンベンションAFA(Anime Festival Asia)のメイドカフェブースにて、圧倒的な存在感を放っていた美女たちによって結成されたアニソンアイドル。メンバーは、最年少ながらも抜群の歌唱力を誇るEstelle、フォトジェニックなアジアンビューティーながらメンバー一の勤勉家であるBeryl、元気一杯のムードメーカーでありコスプレイヤーとしてもその名を馳せるWynnie、そしてアニメキャラクターのように幼い声を持つ癒し系美女Valerieの4名。

　2011年5月～6月に開催されたMay’nのアジアツアー、May'n ASIA TOUR 2011「UNITE!!」ではオープニング・アクトを務め、多くのアニメファンを魅了したSea☆A。デビューシングル「DREAM SHOOTER」はTVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』の第三期EDテーマに決定するなど、早くも大ブレイクの兆しを見せている。

　そして今回アニメイトTVでは、プロモーションのため来日を果たした彼女達にインタビューを実施！！幼い頃から日本のアニメ、アニソン、コスプレ、フィギュア等日本の文化をこよなく愛してきたという彼女達が、楽曲の印象や日本のアニメについてをアツく語ってくれたので、ここに紹介しよう。

（左から）Beryl（べリル），Valerie（ヴァレリー），Wynnie（ウィニー），Estelle（エステル）

――よろしくお願いします！

Sea☆A一同：（日本語で）よろしくお願いします!！

――ではまず始めに、日本デビューの心境をお願いします。

Valerie：興奮しています！小さい頃からドラえもんやポケットモンスター、セーラームーンと言ったアニメを観ていたので、こういったチャンスを頂くことができ、驚いています。「DREAM SHOOTER」はアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』のEDテーマにも決定しているので、とても嬉しいです。

Wynnie：アニメを観て育っていく中で、いつも「このアニメの主題歌を自分が歌う事ができたら、どんなにいいだろう」と想像していました。だけど、私たちは東南アジアに住んでいるから、そんなことはできないと思っていたんです。でもその夢が叶って、今、私たちはここにいるんです！

Estelle：小さい頃からずっとアニメを観ていて、いつも友達と一緒にそのOPテーマやEDテーマを真似して歌っていました。そして今は、私たちがアニメのEDテーマを歌っている。そう考えると、とても不思議な気持ちです。それを観てファンの方が一緒に歌ってくださったら、本当に嬉しいですね。

――「DREAM SHOOTER」のレコーディングはいかがでしたか？

Beryl：すごく楽しかったです。シンガポールでレコーディングをしたのですが、スタジオに入った時は初めての事にとても緊張して、ナーバスになっていました。でもプロデューサーの方が「君たちならできるよ！」と背中を押してくださったので、全力を出す事ができました。

――日本語で歌う事は難しかったですか？

Beryl：難しくはなかったです。というのも、私達はずっと日本のアニメを観てきたので、アニソンで使う日本語のリズムや発音などが体に染みこんでいたからです。

Wynnie：ずっとアニソンを真似して歌っていたので、そこで自然と歌い方を学んでいたんです。

Valerie：そういった背景もあったので、日本語で歌う事への苦労はなかったです。プロデューサーの方に少しずつアドバイスを頂きながら、レコーディングに臨みました。

――今、日本語を勉強されているんですよね。

一同：はい！

Estelle：アニメがきっかけとなって、日本の文化に強い興味を持ちました。アニメの中で登場人物が日本語を流暢に話しているのを観て、「私にも話す事ができたら……！」と思い、日本語のクラスを取りました。

Beryl：私とValerieは、日本語の基礎を学ぶクラスを取りました。基本的な言葉は拾えるようになりましたし、勉強はとても楽しいですよ！

――デビューシングル『DREAM SHOOTER』はどのような楽曲でしょうか？

Valerie：「DREAM SHOOTER」は、情熱的でエキサイティングな楽曲です。デモを聴いた後、歌詞やその意味について話し合って、歌の中で私たちのストーリーが描かれている事に気付いたんです。

Wynnie：初めてデモを聴いたときは、泣きそうになりました。私たちは常に夢を持っていて、それをどうにかして叶えたかったんです。その私たちの夢はまさにこれから始まるのですが、この曲は私たちに、夢は叶うという事を教えてくれた曲でもあるんです。この曲に込められた、諦めちゃいけない、自分たちならできる、というメッセージにすごく感動しました。私は他のメンバーよりも日本語が得意なので、「この曲の意味、こうなんだよ！」って他のメンバーに興奮して話していました。そして日本でこの曲を聴いてくださるファンの皆さんとも、私たちが感じた興奮や感動を共有できたら嬉しいです。

――特にお気に入りのフレーズはありますか？

Beryl：2つあります。一つ目は「一緒に証明しよう！」。私たちがMay'nさんのシンガポール公演でオープニング・アクトをさせて頂いた時に、オーディエンスに向かって「みんなで一緒に！」と言った事から、印象に残りました。二つ目は、「みんなの笑顔　勇気をくれる」。私がステージで歌っていたときに、ファンの方と目があって、その人がニッコリしてくださったんです。その事が私に力を与えてくれて、より良いパフォーマンスをする事ができたと思ったので。

Valerie：「溢れ出す情熱」という部分です。このパートを歌うときは、アニメやこの曲への情熱を込めて歌うので、力も入りますし、とても興奮します。この部分を歌うときは、私のエナジーが爆発するような感覚になるんです。

Wynnie：「ひとりひとりの輝きで　TWINKLE STAR!!」です。このパートを見たときに、泣きそうになりました（笑）。この歌詞は私たち一人ひとりに、星のように輝ける事を教えてくれていると思うんです。ここで私が感じた事を、オーディエンスの皆さんにも届けて行きたいです。

Estelle：「次のYES NO」です。歌手としてデビューする事は、とても大きな決断でした。デビューをするというのは並大抵の事ではないし、「YES,NO」という答えの間を彷徨っていたんです。でもこのパートは、私の背中を押してくれました。そして「絶対！夢を狙え！」という部分は、恐れずに夢を追いかける、と言う事に気付かせてくれました。

――日本に来てみて、どんな印象を受けましたか？

一同：Anime World！！Center of THE OTAKU（笑）！！

Valerie：自動販売機がたくさんあったり、電車に乗ったり、おにぎりを食べたり……日本には、私がやってみたかった事がすべてありました。

Estelle：自動販売機が至る所にあるのは、私も驚きました！暑かったら冷たいものをすぐに買う事ができるし、種類もたくさんあって、すごく便利ですよね。

Wynnie：アニメの中でしか見た事なかったものが街中にたくさんあって、大騒ぎでした。小学生が制服を着て黄色い帽子を被っていたのを見て、ちびまる子ちゃんみたい！と感動しました（笑）。あとは高校生が制服を着ているのを見て、すごく嬉しかったです！

Beryl：桜の木も素敵でした。残念ながらお花を見ることはできなかったので、いつかお花見をしてみたいですね。着物や浴衣も着てみたいです！

Valerie：2日前に秋葉原に行って、アニメイト秋葉原店の前に立ったときは、感動のあまり言葉を失ってしまいました。Googleで画像を見ながら、ずっと「行きたいな」と思っていた、憧れの場所だったんです。

Wynnie：Valerieはお店の中で「あれ見て！これ見て！」って叫んでいましたよ（笑）。

――秋葉原にも行かれたんですね！では、次に日本に来た時はどこに行きたいですか？

Valerie：もし時間があれば、ディズニーランドに行きたいです！

Estelle：ポケモンセンター！

Beryl：あとは、ガンダムカフェ。

Wynnie：日光江戸村も行ってみたいです！NARUTOが好きだから、忍者の格好をしてみたいです。

――日本のアニメを好きになったきっかけは？

Valerie：小さい頃にテレビを見ていたら、日本のアニメが放送されていたんです。それを見てみたら、今まで見た事のないような世界が広がっていて、どんどん魅了されていきました。

Wynnie：声優さんの声がとても可愛かったり、ストーリーもとてもわかりやすくて、興味深かった事もきっかけの一つですね。

Beryl：私は最初、少女マンガを好きになったんです。それからアニメの事を知り、のめりこんでいきました。

Estelle：私たちが6歳か7歳くらいの時に、ポケモンやセーラームーンが放映されていたんです。その中で描かれる魔法やキャラクターにとても惹かれ、アニメが好きになりました。

――アニメは日本語で放映されていたのですか？

Wynnie：いえ、中国語の吹替版でした。それもすごく可愛かったのですが、オリジナルの音声を聞いたらもっと可愛くて。すごく感動しました。

Valerie：その後、好きなアニメのステッカーやフィギュア、カードなどを集めるようになっていったんです。

――では、皆さんが好きなアニメはなんですか？また好きなキャラクターもいればぜひ。

Beryl：私は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』です。キャラクターは……

Wynnie：（Berylに向かって）顔、赤くなってるよ！

Valerie：Berylはこの話になると、すごく興奮しちゃうんです（笑）。

Estelle：（Berylに向かって）ほら、紹介して（笑）！

Beryl：……。（笑）私の好きなキャラクターは、アスラン・ザラです。かっこよくて、頭も良くて、素敵ですよね。チームのリーダーでもあって、本当に魅力的なキャラクターだと思います。

Valerie：『犬夜叉』が好きです！犬夜叉はすごく男前なキャラクターなのに、「おすわり！」と言われると、本当におすわりしてしまうじゃないですか（笑）？あの部分も面白いですし、大好きなキャラクターです。劇中でかごめが制服を着ているのを見てから、日本の学校にあるような制服が大好きになりました。

Wynnie：『NARUTO -ナルト-』と『ONE PIECE』です。キャラクターたちが努力して強くなっていく事や、決して諦めないところ、そして仲間を大切に思っている部分が好きで、私自身がそこから学ぶものも多いです。どちらの作品も笑いあり、シリアスあり、感動ありで、本当に大好きな作品です。

Estelle：『カードキャプターさくら』が一番好きな作品です！どのエピソードでも、主人公のさくらが着ている洋服や制服は本当に可愛くて、見るたびに興奮していました。ケロちゃん、李小狼くんも好きなキャラクターです。さくらがローラーブレードを履いて雪兎さんのところに行く、というパートがあるのですが、そこもとても好きでした。CLAMPの作品は本当に素晴らしいです。

――憧れのアニソンシンガーはいますか？

一同：May'nさんです！

Beryl：May'nさんのツアー、May'n ASIA TOUR 2011「UNITE!!」でオープニング・アクトをつとめさせていただいて、一緒にツアーを周る機会を頂いたんです。

Wynnie：その時に、ステージやリハーサルなどすべてを見させて頂いたのですが、とても勉強になりました。

Valerie：歌への愛情や、技術の高さ、ステージのパワフルさなどを目の当たりにして、すごく影響を受けました。いつの日かMay'nさんのようになりたいです。

Estelle：ツアー中私たちは全ての事が初めてで不安で緊張していたのですが、May'nさんは、私たちにもすごく良くしてくださって。ライブパフォーマンスは本当に素晴らしかったですし、私たちの憧れのアーティストです。

――最後に、日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

Beryl：皆さんが疲れた時や落ち込んでしまった時に、「DREAM SHOOTER」を聴いて、元気になってくださったら嬉しいです。「DREAM SHOOTER」のPVも元気一杯の映像になっているので、ぜひチェックしてみてください！

Valerie：「DREAM SHOOTER」を聴いたら、PVを見て、そしてまた「DREAM SHOOTER」を聴いてください（笑）。きっと新しい発見があると思いますし、どんな時でも元気になれると思います！私たちの情熱を感じてくださったら嬉しいです。

Wynnie：私たちは、アニメが大好きで、とても嬉しい事に夢を叶え、アニソンを歌う事ができました。そしてその夢はこれからが始まりです。もっともっとアニソンを歌っていきたいですし、もっと素晴らしいアーティストに成長できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします！

Estelle：どんな時も、私たちはファンの皆さんに元気になってもらいたい、と思って歌を歌っています。もし困難な事があっても、決して諦めないでください。周りに味方がいないと感じた時も、Sea☆Aはいつでもファンの皆さんのことを思っています。応援よろしくお願いいたします！

＜取材・文：杉山　玲菜＞

『DREAM SHOOTER』／Sea☆A
2011年8月10日発売
【Sea☆A Loves Japan ＆ You Edition（CD+DVD）】
価格：1,800円（税込）
品番：LASM-34102 ～ LASM-34103

【通常盤】
価格：1,200円（税込）
品番：LASM-4102

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