【TGS2008】日本ゲーム大賞年間作品部門発表授賞式

【TGS2008】今やゲームは家族や友人との絆! 日本ゲーム大賞 年間作品部門発表授賞式レポート!

 毎年、多くの支持を集めた人気作、ゲーム業界に多大な影響を与えた注目作が受賞し、大きな話題となる日本ゲーム大賞。今年も各方面から綺羅星のごときゲームが集い、その評価を競い合っている。

 中でも注目なのが、2008年度年間作品部門の大賞に輝いたゲームに共通している“絆”。もはやゲームは1人で遊ぶものだけのものではなく、世代を超えて共に遊ぶ、共通の世界として機能しているのだ!

 今回は、そんな新しい認識を産んだ10月9日の授賞式の模様をレポートしていこう!!

年間作品部門を受賞された作品の関係者の皆さん。いずれも素晴らしいゲームばかり。

年間作品部門を受賞された作品の関係者の皆さん。いずれも素晴らしいゲームばかり。


●新設、経済産業大臣賞!

 タレントかつゲーマーとしても知られる伊集院光さん、前田美咲さんのコンビによる司会で華々しく行われた発表受賞式。今年は新たな賞も新設されその賑やかさを増している。その賞とは、経済産業大臣賞。今や国内市場7000億円以上といわれ、日本経済の主要な産業となった日本の家庭用ゲーム産業の発展に寄与したと評価される人物や団体を表彰する賞だ。果たして、どのような方が受賞をするのか? 経済界からの視点に注目が集まるところである。

 授賞式は、選考委員長の養老氏の挨拶から始まった。「今年も数多くの面白いゲームが出て、死ぬまでにクリアしきれるかわからない」と、力作ぞろいのゲームについて笑顔で語る養老氏。今後のゲーム業界についても「まだまだ多くのブレイクスルーが起きる」と、あらたな革命の予感を語り、さらに経済産業副大臣の吉川氏も挨拶。会場を沸かせていた。

 さて、気になる経済産業大臣賞の受賞者であるが、こちらは誰もが納得の人物、ニンテンドーWiiの立役者である任天堂の宮本茂さんとなった。吉川氏から賞を贈られた宮本さんは、「30年、何をいわれても『こなくそっ!』と頑張っている内に、こうなりました。一緒に頑張ってくれた人たちに感謝しております」と喜びを語った。また、ゲームを作るコツについては、「皆が興味を持つもの、自分の過去の経験から生み出していく。今の技術では無理でも、何時かアイディアに追いつく時がある」と、深いコメントを呈していた。

●新世界を開くか!? 注目作品の数々

 また、今回の授賞式には新設された経済産業大臣賞や年間作品部門優秀賞と大賞の他にも多くの賞の贈呈が行われている。この内、グローバル賞の日本作品部門を受賞したのは、『はじめてのWii』(任天堂)。登壇はまたしても宮本さんだ。一方の海外作品部門は『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』(アクティビジョン)。どちらも手軽にゲームの世界を“体感”できるという点で共通している作品といえるだろう。

 ベストセールス賞を受賞したのは、またもWii作品の『Wii Fit』である。3度目の受賞となる宮本さんに賞を贈るのは、なんと全国から選ばれた一般ユーザー!心憎い演出と、直にユーザーの声が聞ける演出に、宮本さんも喜びを露わにしていた。

 日本ゲーム大賞選考委員により推薦される特別賞を受賞したのは、海外で人気のFPS『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』(アクティビジョン)。グローバル賞に引き続いての受賞にアクティビジョンの代表、竹山さんは「海外ゲームが受け入れられづらい状況だった中、広く日本のユーザーに遊んでいただけたのは嬉しい限りです」と喜びを語っていた。

●年間作品部門優秀賞は11作品! その中から選ばれる大賞受賞は!?

 メインイベントとなった年間作品部門の発表授賞式は、ゲームファンなら一度は手にしたことがあるであろう作品が目白押しである。任天堂からは、『Wii Fit』、『スーパーマリオギャラクシー』、『大乱闘スマッシュブラザーズ X』、『マリオパーティDS』が、カプコンからは『デビルメイクライ(R) 4』、『モンスターハンターポータブル 2nd G』が優秀賞を獲得。さらに、名作『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(スクウェア・エニックス)、『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』(株式会社ポケモン)、独自の世界観が魅力の『龍が如く 見参!』、『レイトン教授と悪魔の箱』(レベルファイブ)、サッカーファンには定番の『ワールドサッカー ウイニングイレブン2008』(コナミデジタルエンタテインメント)と、素晴らしい作品が肩を並べていた。

 いずれが大賞を受賞してもおかしくないこれらの中で、他の作品を制したのは、やはりと言うべきかこの2作品。『Wii Fit』、『モンスターハンターポータブル 2nd G』である。
 両作品とも、普段ゲームに触れることが少ない人が、多くの仲間と交流しながら楽しくゲームができるのがポイント。『Wii Fit』は主婦層を含む家族の交流、『モンスターハンターポータブル 2nd G』は、学校の友達や会社の同僚、はてはイベントスペースで出会った新たな友人とその層は違うものの、新たなコミュニケーションツールとしての不動の地位を確立したと言えるだろう。

 一般ユーザーから選ばれたファンからトロフィーを貰う宮本さん、そしてカプコンの辻本さんも「これからも頑張ってユーザー層を広げていきたい」(宮本さん)、「去年に続き今年も大きな賞を貰えてビックリしています。ユーザーの皆さんに広げて頂いたタイトルです。非常に感謝しています」(辻本さん)と、ユーザーの皆さんに深く触れたコメントで会場を沸かせていた。

 このように、ゲームの新たな可能性を示した今回の受賞作品。来年はどのような革新的なタイトルが受賞するされるのか注目して見守っていきたい。

多くの賞を連続受賞した任天堂の宮本さん。マリオの扮装で会場を沸かせる場面も。

多くの賞を連続受賞した任天堂の宮本さん。マリオの扮装で会場を沸かせる場面も。

こちらはグローバル賞の受賞シーン。今後は海外のゲームシーンも注目である。

こちらはグローバル賞の受賞シーン。今後は海外のゲームシーンも注目である。

楽しい司会でイベントを盛上げた伊集院さんと前田さん。しかし、その指摘はユーザーならではの鋭い分析を含むことも。

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