『きらりん☆レボリューション』SHIPS「きみがいる」インタ..

『きらりん☆レボリューション』でおなじみSHIPSが2ndシングル「きみがいる」をリリースでインタビュー!ラブバラードを歌いこなす2人の成長に感動だ!

 アニメ『きらりん☆レボリューション』の中で風真宙人役を演じる井出卓也(いでたくや)さんと日渡星司役を演じる金井史更(かないしこう)さんは、劇中で登場するユニット、SHIPSとして活動し、『おはスタ』にも出演中。そんなSHIPSの2ndシングルとなる「きみがいる」が11月26日にリリースされた。

 「きみがいる」は、1stシングル「TOKYO FRIEND☆SHIPS」とは対照的なしっとりとしたラブバラードで、冬の季節にピッタリ。今後、アニメの劇中でも流れる予定なので番組をチェックしよう! カップリングの「さよならのRing A Ring」は、明るい曲調のちょっぴりせつないクリスマスソングになっている。
1stシングルでは元気で躍動的な二人のキャラクターだったが、ナイーブで温かさを感じさせる曲で違った魅力を見せてくれた。2008年は結成後、めざましい活躍だったSHIPSだが、育ち盛りのティーンエイジだけにまだまだ飛躍的な成長の可能性を持っているはず。2009年もSHIPSから目が離せない!


●バラードを歌うことで勉強になり成長できました!

――半年ぶりになる2ndシングル「きみがいる」はどんな曲なのですか?

井出さん:1stシングルの「TOKYO FRIEND☆SHIPS」とは180度違ったバラードナンバーに挑戦しました。個人的にはバラードを聴くこともあまりないし、カラオケで歌うこともなくて、なじみのないジャンルで、更に歌唱力が必要とされるため、不安もあったりして。僕の中ではバラードというと失恋の曲のイメージがあったんですが、「きみがいる」は恋真っ盛りで甘い感じになっていて、歌詞も「いいな」と思う部分があったので入っていきやすくて、にはすごく好きになりました。レコーディングでは頭の中で「こんな恋かな」と想像しながら歌いました。

金井さん:冬の寒い時期に温かい気持ちになれる曲です。恋の歌なので雰囲気付けが重要な曲だなと思うあまり、レコーディングでは意識過ぎて最初はうまくいきませんでした。でも歌詞が素直な想いが込められているので、「感情を込め過ぎず、シンプルに歌ってみよう」と思って歌ってみたらハマって。バラードをこういうふうに歌う方法もあるんだなと勉強になったし、すごくいい仕上がりで気に入ってます。


――「TOKYO FRIEND☆SHIPS」では友達との関係を歌っていた二人が、今回は恋人への想いをバラードのラブソングで歌っていて。成長したんだなと驚きました(笑)

井出さん・金井さん:(笑)。

井出さん:自分はまだ熱い恋をしたことがないから、こういう曲を聴くと頭の中で妄想……じゃないですけど(笑)、こんな恋をしてみたいなと思いました。

金井さん:僕もまだ経験もないのでぜひしてみたいです(笑)。


――まだ高校生ですからきっとこれからできると思いますよ(笑)。詞の中で気に入っているフレーズを教えてください

井出さん:僕は最後のほうの“不思議そうに見つめてた”というところです。個人的に、不思議そうに見つめている女の子の顔が結構好きなんです(笑)。この曲に入っていく時のベースになったのがこの部分で、ここからどんどん曲の世界が広がっていきました。だからこの部分は、ライブでも想いを込めて歌っています。

金井さん:僕は、“君の体温のそのぬくもりを幸せだと思った”というところで、恋人や大切な人の体温までもいとおしく思うことは、したことがないんですけど、すごいですよね。うらやましいです(笑)。


――熱いラブソングなので好きな女の子にこの曲を聴かせるのもいいかもしれませんね

井出さん:そうですね。この曲を使って告白してほしいです。

金井さん:カラオケで好きな人の前で歌ってみたりするといいと思います。成功したらぜひ教えてください(笑)。


――この曲の聴きどころはどこですか?

井出さん:僕が好きな歌詞の部分を聴いてもらって、この曲の良さを感じてほしいです。それとサビに行くにつれて盛り上がっていくところは、バラードの聴かせどころだと思います。

金井さん:それぞれのソロパートの後、ユニゾンするんですけど、「自分でもきれいだな」と思うくらい、うまくいきました。あとハモりの部分も注目してほしいです。


――この曲を歌う時に苦労したことや心がけたことはありますか?

井出さん:ちょっと高いキーがなかなか出にくくて。二人でハモっているんですけど、その音が全然つかめなくて苦労しました。

金井さん:バラードは微妙な音程の違いが如実に出てしまうので、ハモりが不協和音にならないように気をつかいました。あと、この歌を人に伝えることを意識しながら歌うところも考えました。


●イベントに続いてもうすぐアニメでも歌います!ご期待あれ!

――この曲はアニメ『きらりん☆レボリューション』の中でも宙人と星司として歌うシーンもあるんでしょうか?

井出さん:はい! もうそろそろだと思うので、毎週欠かさずに番組をチェックしてください!

金井さん:アニメの中で二人がどんなふうに歌うのか、お楽しみに!


――アニメでの登場に先駆けて、『きらりん☆レボリューション』のイベントなどで披露されたそうですが皆さんの前で生で歌ってみた感想は?

井出さん:ステージに出る前までは、「ちゃんと歌えるかなあ」とか「振りもきちんとできるかな」とか、「お客さんがどう受け止めてくれるのかな」など、いろいろなことを考えました。

金井さん:不安だったよね。「TOKYO FRIEND☆SHIPS」とはあまりにもタイプが違ったから。

井出さん:実際、ステージで歌うと手を波のように左右に振ってくれたり、聴き入ってくれている姿が見えてうれしかったです。ステージでは曲の世界に浸って歌えたので、気持ちよかったことを覚えています。

金井さん:グッズの光るタンバリンを振ってくれたり。暗い会場にハマっていい雰囲気になって。あまりにも心地よい空間だったので、お客さん全員を愛しく感じて、「みんな、大好き!」と叫びたくなるくらいでした。


――あとテレビCMなどで流れていますが、PVも撮影されたそうですね

井出さん:私服っぽい衣装で普段のSHIPSのイメージと、ジャケットの衣装を着て幻想的なSHIPSの二通りのSHIPSが見られます。ジャケットの衣装では夜、ビルの屋上で撮ったんですけど、観覧車があったり、レインボーブリッジがあって、ものすごくきれいで。最初は寒かったのに歌っていたら体が熱くなってきて、風もいい感じで雰囲気が出ていました。

金井さん:すごく気持ち良かったよね。PVにはストーリーもあって、ジャケット衣装の僕達が天使で、地上にいる私服の僕らを見守っていて、僕達が笑顔になって幸せになっている様子を見ている、幻想的な映像になっています。


――私服の衣装の時に見せる微妙な表情の演技がよかったです

金井さん:憂いのある表情や、笑顔を取り戻して歩きながら去っていくシーンなど、1コマ1コマの演技に気をつかいました。

井出さん:CMでも伝わりやすくなっていますが、感動的なラストシーンなど、ぜひ一度フルバージョンで見てもらいたいです。


●「さよならのRing A Ring」は失恋クリスマスソング

――カップリング曲の「さよならのRing A Ring」は「きみがいる」とは対照的で曲調は明るめなのに詞はせつなくて

井出さん:そうですね。

金井さん:失恋クリスマスソングっぽいんですけど、どちらかというと一人のクリスマスに聴いてほしいです。


――一人のクリスマスの部屋で聴いたら寂しくないですか?(笑)

金井さん:でも、一人で過ごすクリスマスや失恋した時に「きみがいる」を聴くとうらやましく感じたり、寂しい気持ちになるじゃないですか。

井出さん:「あの子、よかったな」とか(笑)、引きずっちゃうと思うんです。「さよならのRing A Ring」は曲調も明るく楽しいので、「また頑張ろう!」と元気になれたり、癒されたりすると思います。


――詞の中で気に入っているフレーズは?

金井さん:“いつかの天使よ 笑顔に溢れた日々がずっと君のところへ訪れるように”という部分は、一人で悲しみに打ちひしがれているのではなくて、好きだった相手を思いやって、幸せを願う気持ちが出て、前向きさが出ているのがいいですね。

井出さん:“握ったポケットの中は君の温もりを覚えてるよ”というところは、すごくその人のことが好きなんだなという気持ちが伝わってきます。僕もポケットの中に温もりを残したいです。


――恋が終わった後もここまで相手を思える、いい男像が見えてきます。そんな男性に二人もなっていくんでしょうね

井出さん・金井さん:(笑)。


――この曲のレコーディングはうまくいきましたか?

井出さん:「きみがいる」よりも難しかったです。ハモり部分も多かったし、リズムが一定にビートを打っている感じで、ノリがずっと一緒なのに悲しくなっていく表情の込め具合が苦労しました。

金井さん:僕もこの曲のほうがいろいろ考えることが多かったです。「きみがいる」は語る感じで自然と流れるようでしたが、この曲は悲しいけど、ちょっと笑いながら実際に歌ったりしたんで、そんな部分を感じてもらえたらいいですね。


――この曲の聴きどころは?

井出さん:ハモりですね。

金井さん:僕も。

井出さん:特にサビを重点的に。でもそこに至るまで、クリスマスなのに寂しいという想いががぎっしり詰まっているので、そこも聴いてほしいです。ビートは効いた曲だけど、ノリノリで聴くよりも、歌詞をかみしめて聴いてもらえたらうれしいです。
金井さん:でも落ち込み過ぎずに聴いて、この曲が悲しさや寂しさのストッパーになれば(笑)。聴いて元気になってください。


●09年のSHIPSはアルバムリリースが目標!?

――今年SHIPSを結成しましたが2008年が終わろうとしています。振り返ってみての感想は?

井出さん:早かったですね。SHIPSを始めて、パートナーもできましたが、スタッフの方やファンの方など、いろいろな人との関わりが一気に増えた気がします。改めて人とつながっていくことはすごく大事だなと思いました。お仕事や経験もいろいろさせていただいて、いい機会をもらえたなと感謝しています。

金井さん:早かったけど、歴史や物語も刻まれた1年だった気がします。結成してから壁に当たったり、お互いぶつかり合ったりしたこともあったけど、ここまで積み上げてきたものも多くて。一つひとつ乗り越えてきた壁も実感できたし、『きらりん☆レボリューション』をきっかけに、声優やアーティスト活動させてもらったり、『おはスタ』に生出演など、すごく成長できたと思います。


――そして来年2009年への抱負を聞かせてください

井出さん:コンビを組んだことで相手が持っていて、自分が持っていない部分がたくさん見つかって、悔しさを感じることもありましたが、見習いつつ、自分に吸収できるように頑張りたいです。そして『きらりん☆レボリューション』のもう一つのユニット、MilkyWayとコラボレーションして一緒に歌えたらいいですね。今後も一回りも二回りも成長して、「SHIPSっていいな」と思われるようになっていきたいです。

金井さん:今年はいろいろなことをやらせていただき充実はしていたけど、これで満足せず、これよりも更に積み上げていきたいです。あとイベントを多くやってファンの方と触れ合う機会を増やして、みんなと心をつなげていったり、僕らのことをもっとたくさんの人に知ってほしいです。


――そして夢の延長線上にはアルバムとかソロライブとか……

井出さん:いいですね!

金井さん:ぜひやりたいですね。皆さん、応援よろしくお願いします。


――最後にメッセージをお願いします

井出さん:「きみがいる」はバラード曲で、また違ったSHIPSを見ていただけると思います。聴いていただいて皆さんの心の中に、「いいな」と感じてもらえるものが残せたらいいですね。これからアニメでも流れるし、何度も聴いて自然に口ずさめるようになってもらえたらうれしいです。2009年も『きらりん☆レボリューション』や『おはスタ』などで、SHIPSをアピールしていきますので、これからもよろしくお願いします。

金井さん:今までのSHIPSとは違うけど、「このSHIPSもいいな」ときっと思ってもらえる1枚になりました。この冬にピッタリのCDですので、この曲を聴いて温かい気持ちでこの冬を過ごしてください。来年は自分達のスキルを磨いて活躍して、皆さんの心の歴史にSHIPSを刻みたいです。今年以上に皆さんと会いたいと思っていますし、来年の予定も動き始めていますので僕達の公式サイトやブログをチェックしてください。

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