ドラマCD『Vassalord.』Chapterシリーズの新装版が遂に発売！今回は新規に収録するオリジナルドラマの現場から藤原啓治さん、置鮎龍太郎さんのコメントをお届け！！

吸血鬼でありながらも聖職者であることに誇りを持っている最強のサイバー・ヴァンパイアハンター・チャーリーと、彼のマスターである“真祖ヴァンパイア”のレイフロが活躍する『Vassalord.』（原作：黒乃奈々絵／マッグガーデン刊）。

ドラマCDが続々と発売される中、今では入手不可能となった誌上通販CD「『Vassalord.』Chapterシリーズ」が装いも新たに一般発売決定。Chapterシリーズに収録されたストーリーは勿論、このCDだけの完全新作オリジナルドラマも収録されるというファン垂涎のCDだ。
新装版として発売されるのは、「幽宮のヘリオガバルス」（10月22日発売予定）、「ヒエロクルスの迷夢」（11月27日発売予定）。

今回は、新作オリジナルドラマの収録現場で、ジョニー・レイフロ役の藤原啓治さん、チャールズ＝J＝クリスフント役（通称・チェリー）の置鮎龍太郎さんからコメントを頂いたのでお届けする。

――今回、ドラマCD「幽宮のヘリオガバルス」と「ヒエロクルスの迷夢」に収録される新作オリジナルドラマの収録でしたが、どのようなお話なのでしょうか？

置鮎さん：今回の新作ドラマには、レイフロと2人しか出ないお話です。2人だけのドラマというのがとても珍しいので、是非、聞いて頂きたいです。

藤原さん：確かに珍しいよね。
最近はレイフェルやチェリルとか僕たちに近い距離のキャラクターが登場したので、2人だけで収録をするというのはなかなかありませんでした。2人だけしか登場しないというのは、シンプルでいいと思います。ファンの方は、割と2人の会話が好きという風に言って下さるので、今回もいい感じになっていると思います。


――『Vassalord.』がドラマCD化されてかなり経ちますが、改めて作品やキャラクターについてどのように思いますか？

置鮎さん：そうですね…短いストーリーを何度も収録しているもので…。
一度、核心に迫りそうなお話があったのですが、そこからも遠ざかって、近づいて、行ったり来たり。この『Vassalord.』というお話自体、どこに向かって行くのかというのが1つの謎になっているので、その辺が先々見えてくるといいなと思いますね。ドラマCDは原作にない、オリジナルストーリーで収録する事が多いので､それはそれで楽しいです。
キャラクターについては、名前のあるキャラクターたちが沢山出てきているのですが、ドラマCDではレイフェルやチェリル以外、なかなか遭遇出来ないので、もどかしい感じがします。


――チャーリー自身は勿論、彼のパートナーであるレイフロについてはどう思われますか？

置鮎さん：レイフロについては、ハイテンションで、遊び人的な部分を沢山出していて、楽しいキャラクターだと思います。僕はいつも「藤原さん、いいなぁ」って思っています（笑）。
チャーリーは堅物で、レイフロの存在を認めつつも、素直に受け入れられないというか、シャイな部分が全面に出すぎているかなと思います。堅物な面も見せつつ、彼の魅力を引き出せればいいなと思って演じております。


――藤原さんはレイフロについてどのようなキャラクターだと思われますか？

藤原さん：レイフロは、カッコいいキャラクターだなと思いますね。
最初、このキャラクターを見た時はくだらない冗談などを言うようなキャラクターではないと思っていたのですが、結構、言ってますよね。
過去に収録したドラマの台本を読むと、7～8割方、大体カッコ悪いんですよ。
う～ん…カッコ悪いというと語弊があるかもしれませんが、何というかとても楽しい人というか。たまには格好をつけさせろよ！と思ったりしますね。
話は変わりますが、ドラマCDの特典用フリートークで、僕はサンマの話をする事が多いんですよね。なので、『Vassalord.』を見るとどうもサンマを思い出します。

置鮎さん：サンマ？

藤原さん：そう。他はベランダに桜の花びらが落ちてきて大変とかそういう日常の話もしているようですが、僕の中ではどうにもサンマの話が消えません。


――今後、『Vassalord.』にどのような展開を期待されますか？また、これから発売されるドラマCDなどで演じてみたいストーリーなどはありますか？

藤原さん：『Vassalord.』とは、もう3～4年の付き合いでしょうか？
意外と長いので、何かやらないのかなと思います。自分の中では、他の作品で演じてきたキャラクターよりもかなりしっくりくる作品になりましたので、今後はアニメ化に期待しますね。

置鮎さん：そうですね。期待する今後の展開は、僕もアニメ化ですね。キャストは是非共、今のままでお願いします（苦笑）。
また、これから演じてみたいストーリーですが、先ほども言いましたが、過去に演じたストーリーの中であまり登場していないキャラクターがいます。そういうキャラクターと再会するというようなお話をやりたいですね。
収録時には、また次のCDもこのキャラクター、この声優さんが出るんだと思っていたら、「あれもう出ないの？」ということがありましたので、また共演したいですね。

藤原さん：僕も同じですね。1回だけ登場して、もう共演していないという人が多いので、出来ればそういうキャラクターたちをまた登場させてほしいですね。
あとは、チャーリーが三枚目な感じの部分が出たお話があってもいいですね。

置鮎さん：散々突っ込んでいるので、既に三枚目ですよ？
ボケある限り突っ込んでますからね（笑）。

藤原さん：まぁ確かにそうなんだけど、そういう三枚目っぷりが色濃く出た極端なお話があってもいいかなと思います。


――最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

藤原さん：僕は黒乃先生の絵が大変気に入っています。普段はあまりこういうことは言わないのですが、大事にこれからも演じていきたいという気持ちでおりますので、これからも宜しくお願いします。

置鮎さん：長く愛される作品になってきました。これからもより長く皆様に愛される作品に関わっていけるように努力しますので、宜しくお願いします。


CD■ドラマCD「Vassalord.」幽宮のヘリオガバルス
2008年10月22日発売予定　2,940円（税込）

■ドラマCD「Vassalord.」ヒエロクルスの迷夢
2008年11月27日発売予定　2,940円（税込）
各巻アニメイトオリジナル特典：ポストカード

＜「幽宮のヘリオガバルス」収録内容＞
下記2編に加えて、ドラマCD ChapterIよりレイフロとチャーリーが観覧車デート？をする「Ferris Wheel」と完全新作オリジナルドラマ「Rainy Day」を収録。

●原作第1章　幽宮のヘリオガバルス
ヴァチカンからの依頼で、レイフロを連れてヴァンパイア・ハントに向かったチャーリー。
しかし、その依頼には裏があり…。

●「Redemption」
棺桶に寝るレイフロに辟易したチャーリーは、強引にレイフロを連れてベッドを買いに向かう。レイフロのはしゃぎっぷりに困惑しながらも、何とか彼の希望を全て叶えたベッドを手に入れるが、
そのベッドには幽霊がとり憑いていて・・・。
2005年コミックブレイド3誌連動オリジナルドラマCD ZEBEL EDITIONを完全収録。

＜「ヒエロクルスの迷夢」あらすじ＞
下記2編に加えて、ドラマCD ChapterⅡ＆Ⅲより、レイフェルと
チェリルも大暴れする「Forelock」と「King Game」に加えて、
完全新作オリジナルドラマ「Dinner」を収録！！

●原作第2章　ヒエロクルスの迷夢
プロテスタントのパーティーに出席したレイフロとチャーリー。だがパーティーの最中に、主催者であるメイラー牧師の頭上に十字架が倒れ、会場は騒然とする。しかも、倒れた十字架の裏には若い女性の死体が磔にされていて…。

●原作第3章　去りし黒きアッバ
戦火から逃れ、廃墟で一人暮らしていた幼い頃のチャーリー。
そこに現れたのは…。
コミックブレイドZEBEL Vol.4付録CDのストーリーを収録。

藤原啓治さん

置鮎龍太郎さん

■ドラマCD「Vassalord.」幽宮のヘリオガバルス
2008年10月22日発売予定　2940円（税込）
(C)2005 黒乃奈々絵・MAGガーデン

■ドラマCD「Vassalord.」ヒエロクルスの迷夢
2008年11月27日発売予定　2940円（税込）
(C)2005 黒乃奈々絵・MAGガーデン