1stアルバムリリースで勢いにのるAsrielが待望のワンマ..

1stアルバムリリースで勢いを増したAsriel旋風が渋谷を席捲!待望のワンマンライブの模様をレポート!

 5月27日に発売した1stアルバム『unveil』の発売を受け、Asrielが6月6日6時(666)に渋谷duo music exchangeを舞台に、初めてのワンマン・ライブを実施。チケットは一気にSold Outを記録したほど、場内はまさにギュウギュウのすし詰め状態。その熱気あふれる会場に姿を表したAsriel。2時間にわたる開催となった、そのライブの模様をお伝えしよう。


●ファン驚嘆のジャズスタイルに深い音楽性をみせた!

 場内が暗くなったとたん起きた、凄まじいほどに迫力を持った声援と大きな拍手。幻想ホラームード満載なSEに乗せ、否が応でも興奮の熱気高まる場内。ヴォーカルのKOKOMIが舞台上へその姿を現したときは、さらに送られゆく声援が大きくなっていたほどだ。まさに、ステージが始まる前から、会場中が熱気に包まれていた。

 演奏は、Asrielの中でも非常に人気の高い、Xbox 360ソフト『11eyes CrossOver』のED歌として流れている「追憶の誓い」からスタート。しかも、“Naked JAZZ Mix”(アレンジVer.)での幕開けとなった。とても幻想ハードな世界観を持ちながらも、ピアノの旋律を印象深く折り込んだジャジーなスタイルに変貌させた表情が、観客たちの心を心地良いまどろみ覚えゆく世界へ誘っていく。「えっ、こう来たか?!」というその嬉しい裏切りが、また格好いいじゃない!!

 序盤のステージからは、Asrielらしさの活きた、激しくも幻惑ゴシックな世界観を持った楽曲たちが次々飛び出してゆく。アニメ『モノクロームファクター』のOP歌としても名高く、Asrielのメジャー第一弾作となった「Metamorphose」では、KOKOMIの儚さ抱いたヴィブラート声が冴えわたる、美しくもハード&ドライブ感満載な演奏を披露。この時点でウルトラオレンジの光が場内中へと灯り、思いきり拳振り上げ「Hai×4」と叫び声を上げてゆく人たちが続出。


●観客にさらなる熱気を!インディーズ時代の楽曲も演奏

もちろんステージ上は、その流れを止めるどころか、さらに熱気へ火を注ぐよう、KOKOMIのハイトーン・ヴォイスが炸裂した、美しく激しく舞い踊るナンバー「刹那夢見る少女」。壊れそうな美しき衝撃へ溺れゆく気持ちさえ抱いた「思いの欠片と信じる欠片」へと、演奏は止まることなく続いていった。

 「次は、インディーズ時代の人気の歌を2曲お届けします」。そう語ったあとに披露したのが、アルバム「unveil」にもアレンジVer.が収録されている、ヒラヒラと音の旋律が舞い散る印象さえ与えてくれた、幻想浪漫ナンバーの「雪月花」。同じく、ゆらゆらと湖面を漂うような気持ちにさえ導かれていく「Al meila」を演奏。まさに“歌や演奏に酔う”空間を、Asrielは作りあげていった。

ここで2人のヴァイオリン奏者たちが、「深紅の花園」を演奏。美しい演奏を挟み、舞台は中盤戦へ。


●中盤からはさらなるスピードで渋谷を疾走だ!

「ここからはノンストップで飛ばしていくよ~!!」。KOKOMIの声を合図に、ふたたび“熱狂の炎”を心に、身体へと燃え上がらせゆく楽曲たちが、次々登場。PSPソフト『Never7-the end of infinity~』のED歌にも起用。美しくも激しいオペラのように、ドラマティックな展開を魅せゆく激メロ・ソング「綻びし華」。PS2ソフト『モノクローム・ファクター-cross road』のOPテーマ「氷の月夜」を通し、その熱気はさらに激しさを増していく。PSP専用ソフト『Never7-the end of infinity~』のOP歌「千億の星屑降らす夜ノ空」では、刹那いメロディ歌と疾走感を持った演奏が、夜空を駆けめぐっていくような感覚さえ与えてくれた。そしてPCソフト『11eyes-罪と罰と償いの少女-』のED曲「穢れ亡き夢」を通した、魂が開放されゆくような心地良い衝動と恍惚感……。

終盤は、これまでの暗鬱な世界観から一転、光を浴び浪漫な世界へ羽ばたく、キュンと胸打つナンバー「Gemini」。ハードメロウ・ソング「歎きの雨を一雫」を演奏。そして本編最後は、まるで光の中へ溺れてゆくような、晴れやかな解放感を与える歌「unveil」を歌い、ひとしきりの熱狂を産み出しながら、本編の幕を閉じていった。


●観客の想いが1つになったダブルアンコールに涙!

 最初のアンコールでは、『追憶の誓い』のスタンダード・バージョンを演奏。すでに一度恍惚の極みへ達していた満員の観客たちは、ここぞとばかりに思いきり拳を振り上げ、大声を上げながら、熱狂の渦を会場中へ作りあげていった。

そんな興奮の嵐から開放されゆくように、最後はメロウなムードをゆったり漂わせる「Dearest...」で、最初のアンコールの幕は閉じていった。

もちろん、しっとりめなままで終わっては、この日の観客たちの火照った身体は収まりつくわけがない。2回目のアンコールでは、インディーズ時代から絶大な人気の歌『MoonLightTears』を演奏。そのドラマティック/メロディック/ハードな楽曲に合わせ、誰もが最後の力を振り絞りながら熱狂!!KOKOMIに至っては、途中涙ぐんでいたほどだった。

1stワンマン・ライブにして、いきなり満員御礼&熱狂の宴を描きあげたAsriel。次のステージが、どんな興奮と恍惚の舞台になっていくのか、今からとても楽しみだ。

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