
手塚治虫氏生誕80周年を記念して、「交響詩 ジャングル大帝」の改訂版が43年ぶりに登場!綾戸智恵さんのナレーションと冨田勲さんの作編曲&監修で、新たなパンジャやレオ、ジャングルの動物達の物語が動き出す!
2009年10月2日、東京・文京区のバリオホールにて、アルバム「交響詩 ジャングル大帝 ~白いライオンの物語~《2009年改訂版》」完成発表会が行われた。
これは、作曲家・冨田勲さんが、1966年に発表したアルバム「子供のための交響詩 ジャングル大帝」に、新たな編曲や録音技術を加えた最新作。手塚治虫さん原作のTVアニメ『ジャングル大帝』の音楽を元に、“子供のための交響詩”というコンセプトで作られたものだ。
今回の制作は、冨田さんがセンター長を務める尚美総合芸術センター(学校法人尚美学園)と、コロムビアミュージックエンタテインメントによる産学共同。演奏は、指揮者・藤岡幸夫さんと日本フィルハーモニー交響楽団だ。「ジャングルの朝」「ハンターたちがきた!」「レオのたんじょう」等、全16曲を収録。原作の冒頭部分にあたる、白いライオンのパンジャや息子のレオの活躍を、音楽で表現しているのだ。
更に今作では、ジャズシンガーの綾戸智恵さんが、各曲毎にナレーションを入れ、作品世界を広げている。しかも、ナレーション入りのCDとDVD(ステレオ/5.1chサラウンド切替、ナレーションon/off可)の2枚組となっている豪華版だ。
会見にて綾戸さんは「今回、大阪弁でやってもいいかと、冨田先生のきいたんです。そうしたら、ナレーションの台本に、大阪弁を書いてきて下さいましたので、遠慮なくやらさせていただきました(笑)。手塚先生は、色んなところから物事を見れる人やから、こういうのもええなあと、喜んでくれるんじゃないかなって(笑)。ナレーションはずっとやりたいなーって思ってたんですね。声だけで私って分かり、声で物が動いているのが見えたり、心を動かせたらいいなと。レオと一緒に、私も草原を駆けめぐりたいんです」と話してくれた。そして、冨田さんも「DVDでは、手塚先生が描いたイメージ画の静止画と共に、音楽が流れるんです。それは僕が子供の頃観た、紙芝居のイメージなんです。画を観ながら綾戸さんの声を聴いていると、イマジネーションが広がるんですよ。5.1chサラウンドっていうとオーディオ上級者向けにきこえるけど、子供達に聴いてほしいんです。子供の頃にこういう情報量の多いものを聴くと、ずっと記憶に残っていくんですよね(笑)」と話してくれた。
気になるアルバムの発売日は10月21日、乞うご期待だ!
<発売情報>
「交響詩 ジャングル大帝 ~白いライオンの物語~《2009年改訂版》」
2009年10月21日発売
価格:3990円(税込)
発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
※CD、DVDの2枚組
>>コロムビアミュージックエンタテインメント公式HP









































