サイキックラバーがアルバム発売記念ライブをDUOで開催!

サイキックラバーが2ndアルバム発売記念のワンマンライブ『PYSCHIC LOVER LIVE 2009-LET’S TRY TOGETHER-』を開催。熱く盛り上がったステージをレポート!

 ボーカルのYOFFYさん&ギターのJOEさんによるアニソンロックユニット、サイキックラバーが9月2日にセカンドアルバム『Psychic Lover II』をリリース。それを記念したワンマンライブ『PYSCHIC LOVER LIVE 2009-LET’S TRY TOGETHER-』を10月4日、東京・SHIBUYA DUOにて開催した。

 ライブ前の取材で、「ライブではごまかしが一切きかないので真剣勝負です」(JOEさん)、「僕らもみんなも完全燃焼できるショーにします!」(YOFFYさん)と語っていたサイラバの二人。フルバンドでのワンマンライブは貴重であり、更に2ndアルバムを引っさげてのライブとあって、大きな気合と意気込みで臨んだステージ。「僕らのライブは女子が少ないんですよ」と語っていたのも今は昔。会場は男性だけでなく、女子や子供連れのお客さんなど年齢を問わず、サイラバ印のアニソンを愛するファンで超満員に膨れ上がった。

セットリストは『Psychic Lover II』の収録曲15曲中14曲とほとんど網羅。ヒットソングのオンパレード。トリプルアンコールまで飛び出すなどラストまで一気に走り抜けた2時間半だった。


●YOFFYさんが上京当時に作ったメモリアルバラード「I Believe」を熱唱

 客電が落ち、オペラのような重厚なコーラスのSEが響くと自然と手拍子が始まる。ベース、キーボード、ドラムのサポートメンバーに続き、YOFFYさんとJOEさんがステージへ。

 「Precious Time,Glory Days」からいざサイラバロックの大海原へ飛び出した。YOFFYさんのやけどするような熱く燃えるボーカルに、JOEさんの華麗でホットなギタープレーも冴えまくる。初っ端からヘビーなアッパーチューンの連打に負けじとオーディエンスも拳を何度も突き上げた。

 大量に滴る汗をぬぐいながら「めちゃくちゃ気持ちいいぜ!」と話すYOFFYさんに、チューニングしながら笑みを浮かべるJOEさん。一息つくかと思うと、ひとさし指を天に向け、「We are No.1!」と絶叫し、「ナンバーワン・バトルブローラーズ」に。超早のホットなナンバーが続いたが、ここでバラード曲の「I Believe」。YOFFYさんが故郷から上京した時に作った曲で、どうしても歌いたかったと思い入れの深い曲で、YOFFYさんの情感を込めたボーカルとJOEさんの泣きのギターの音色が心に響く。


●5年前の7時半に時計の針を戻した「特捜戦隊デカレンジャー」

 YOFFYさんがステージ袖に消えた後はバンドメンバーのソロコーナー。素晴らしいプレーに熱狂していると、再び「SWAT ON デカレンジャー」で加速した。「PRAYER」ではオリジナルとは違い、長いキーボードとギターのフレーズで始まるライブバージョン、「鼓動-get closer-」ではJOEさんがスタンドに固定されたアコギと、ストラップで下げたエレキギターを弾き分けるシーンなどが体験できるのもライブならでは。

 気が付くと終盤。「時計の針を5年前の朝7時30分に戻そうぜ!」と叫び、“SPD!”コールを連呼して「特捜戦隊デカレンジャー」。Aメロの雄叫び、サビ前の5!4!3!……のカウントダウンなど大合唱で最高潮。さわやかなミディアムナンバー「ALWAYS」では観客の手が左右にきれいに大きく揺れる。本編最後の曲「JUMP!」のラストでは会場全員でジャンプ。一体感が素晴らしい。


●アンコールでJOEさんが思い出のクラシックの名曲を披露

 アンコールではJOEさんがアコースティックギター片手に一人で登場。「ここでクラシックをやります。親父が聴かせてくれていたベートベンの『月光』です」と話すとアコギの弦をゆっくりと想いを込めて弾く。普段は見ることも聴くこともできないJOEさんの姿。そのギターの音に酔いしれ、場内の空気も落ち着いたムードに。

 「月光」が終わり、YOFFYさんが現れるとシンセのイントロ。「TOGETHERしようぜ!」とライブタイトルにもなっている新曲の「LET’S TRY TOGETHER」をぶちかます。「WOW~!」の大合唱に感慨深そうなYOFFYさん。「アルバムを象徴する曲で、みんなと合唱するために作った曲です。願いが叶いました。ありがとう!」とお礼を述べると拍手が起こった。

●止まらないハートビート。そして一気にトリプルアンコールへ

 ここまでおなじみの曲がずらりと並んだが、ここで今春リリースしてスマッシュヒットを記録した「侍戦隊シンケンジャー」で、チャンチャンバラ♪のおなじみのフレーズと共に、会場全員、手とうで空を斬りまくる。最後の「サイキックラバー略してサイラバのテーマ」ではタイトルにもなっているフレーズとサイラバコールが何度も繰り返された。

 最高の盛り上がりにそのままダブルアンコール。背中に“一筆奏上”、“天下御免”と書かれた銀色のド派手なジャケットを着たサイラバの二人。「やっぱりこの曲はこの衣装じゃないと」と再び「侍戦隊シンケンジャー」へ。YOFFYさんの要求通り、2回目のほうがより鋭く、大きなアクションで斬りまくった。

 沸点まで届いた熱気は冷めやらず、予想外のトリプルアンコールに突入。「さっき歌った時、納得できなかったからもう1回」と「SWAT ON デカレンジャー」で完全燃焼。ハードで、ホットで、心地よかったステージを締めくくった。

●サイラバはアニソン界のオンリー1&ナンバー1を目指す

  『Psychic Lover II』の収録曲15曲中14曲とほとんど網羅し、ほぼ全曲タイアップというベスト的なアルバムだけにヒットソングのオンパレード。ルミカなど光物も一切見られず、コアなファンしか知らないような、特別な振り付けもない、ただ熱くなった肉体と魂だけをぶつけ合い、年齢性別関係なく、誰もが楽しめるアニソンロックショーだった。

音楽性が多様化していくアニソン界の中、「シンプルで誰にでも愛されるロック魂あふれるアニソンを歌っていきたい」と常々、語っていたサイラバの二人。日本に留まらず、海外にも進出し、熱狂のステージを展開するサイラバはこれからもアニソン&ロック界のオンリー1&ナンバー1目指して爆進する。

<SET LIST>
1.Precious Time,Glory Days
2.IT’S YOUR SONG
3.LOST IN SPACE
4.ぶっちぎり∞ジェネレーション
5.Blaze Out!
6.ナンバーワン・バトルブローラーズ
7.SUBLIMINAL I LOVE YOU
8.I Believe
9.SWAT ON デカレンジャー
10.WONDER REVOLUTION
11.PRAYER
12.XTC
13.鼓動-get closer-
14.特捜戦隊デカレンジャー
15.ALWAYS
16.冒険者 ON THE ROAD
17.JUMP!
ENCORE
18.月光(ベートーベン)
19.LET’S TRY TOGETHER
20.侍戦隊シンケンジャー
21.サイキックラバー略してサイラバのテーマ
22.侍戦隊シンケンジャー
23. SWAT ON デカレンジャー

>>サイキックラバー公式サイト
>>コロムビアミュージックエンタテインメントHP内特設サイト
>>サイキックラバー公式ブログ

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