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『ギャグマンガ日和+(プラス)』よりキャストコメントが到着!

「ジャンプスクエア」連載中の『ギャグマンガ日和』が2010年1月から放送開始!『ギャグマンガ日和+(プラス)』よりキャストコメントが到着!強烈キャラを第1期から演じてきた皆さんの意気込みとは!?

 集英社「ジャンプスクエア」で好評連載中、累計400万部を超える大ヒットとなっている増田こうすけ氏の人気マンガ『ギャグマンガ日和』。連載10周年を迎え、2010年1月より4度目のTVアニメ化となる『ギャグマンガ日和+(プラス)』が、CS放送キッズステーション、読売テレビほかにて放送されることが決定した。

 本作は新作エピソードと過去に放送された人気作を組み合わせたものとなり、聖徳太子や小野妹子、松尾芭蕉に曽良、うさみちゃんやクマ吉くんといったおなじみの人気キャラクターに加え、新選組などの新キャラクターも登場するとのこと。

 そこで今回『ギャグマンガ日和+』プレスコ収録現場より、うえだゆうじさん、名塚佳織さん、矢部雅史さん、前田剛さん、伊藤実華さん、内藤玲さんらメインキャスト6名のコメントが到着。シリーズ第1弾から強烈なキャラクターを演じてきた皆さんに、作品の感想やエピソードなどを語っていただいたのでご紹介しよう。

――今だから話せる、最初に『ギャグマンガ日和』の出演依頼を受けたとき、初アフレコ後の感想などを教えてください。

うえだゆうじさん:最初に参加したのは「ジャンプフェスタ2002」のプロモーションフィルムでした。あのときはプレスコのみならず、収録したあとに人工的に間を詰めたり早送りをしてみたり、色々とセリフ自体にも手を加えてストーリーを作っていたので、「これはまた、ややこしいことをするな」と思いましたね(笑)。

名塚佳織さん:初めて収録をしたあとに関係者の試写会があったんですけど、お偉い方々がプロモ映像を真剣に観ているわけですよ(笑)。当時はまだ高校生だったので、すごく緊張しましたね。「タイトルが『ギャグマンガ日和』なのに誰も笑ってない!」と思って、自分の芝居が面白くなかったのかと不安になったのを覚えています。そのときは緊張していて分からないことが多かったんですけど、ファンの皆さんが支えてくれてアニメの第4弾まで決まったことはすごく嬉しいです。

矢部雅史さん:皆さんが目にしているマンガが台本として渡されて、収録もプレスコ方式。テーブルに対面式で座って、喫茶店でおしゃべりをしているような感じだったので、びっくりしました。

伊藤実華さん:TVアニメからの参加でしたが、最初は全然つかめなくて苦戦したのを覚えています。台本がマンガなので、セリフの順番とか段取りの打ち合わせをするんですけど、それについていくのに必死でした。シリーズ1作目の「名探偵うさみちゃん」では、ナレーションで本気でかんじゃったんですよね。でもそのまま使っていただいて、声優をやっていて「かんでいい」と言われたのは初めてだったので戸惑いました(笑)。

矢部さん:伊藤さんのナレーション原稿は当日の直前に渡されるんですよ。かみねらいです(笑)。

伊藤さん:事前にいただいても目を通さないで行きますね。そうしないとセリフをかめません。かまないと大地監督から「なんでお前はかまないんだ」という視線で見られることもありますので(笑)。

内藤玲さん:マンガをコピーした台本をもらったのは生まれて初めてだったので、どういう風にやるんだろうかと最初は現場へ行くまで全然分かりませんでした。うえださんや矢部さんをはじめ、キャストの皆さんがクセ者揃いなので収録が始まるまで誰がどんな芝居をするかも分からない。そこで面食らってうろたえるということはありましたね。1作目は勢いでなんとか演じることができましたが、当時はTVシリーズが続くとは思ってもいなかったので、最初の出演依頼よりも第2弾でまたお話をいただいたときのほうが緊張しました。

――連載10周年、アニメは第4弾ということで、皆さんが思う「ギャグ日」の魅力とは?

うえださん:アニメーションに限って言うなら、コツコツやっているところじゃないかな。変に派手なビジネスにしてしまったら、きっとあらぬ方向へ行ってしまうのではないかと思うので。もしこの先が続くなら、今のような感じで続いてほしいなと切に願っております。

名塚さん:“ぶっとび感”だと思います。普通の日常生活を送っていたら考えもつかないような、「この会話の流れでこんな言葉は出てこないでしょ!?」っていうものがポンポンと出てくる。自分の一歩先を行くギャグセンスだから笑えるというか。そんな増田先生の原作に大地監督のセンスが組み合わさって素晴らしいコラボレーションが生まれたところに「ギャグ日」の魅力があるのではないかと思っています。

矢部さん:今のお笑いもそうなんですけど、短いものが好まれている現代においてすごくマッチしたギャグアニメなのではと思います。最初にインパクトがあってそのまま1~2分で完結していくので、深く考えなくても肩の力を入れずにリラックスして観ることができる。それが女子中高生のニーズにも合っていたと(笑)。

伊藤さん:小学生も「ギャグ日」を観ているみたいで、聖徳太子とか松尾芭蕉のモノマネをしているそうですよ。たぶん役者の味がそのまま伝わっているのかなと。できあがった映像を観たときに「こんな芝居のやりかたもあるのか」と普通に勉強になりますよね。そういう意味でも個人的に好きな作品です。

内藤さん:世の中にたくさんあるアニメーションのなかでも、「ギャグ日」はかなり特異な部類に入る作品。難しく考えなくても感覚的に面白い、という斬新なところが皆さんに受け入れられたのかなと。言葉のチョイスの仕方だったり、セリフの言い方だったり、よく分からないけど面白いという魅力がこの作品にはあるのではと思います。


――音声を先に収録するプレスコ方式ならではのご苦労や、楽しいところは?

前田剛さん:自分の好きなテンポでセリフを言えるのがいいですね。マンガを読んで「こうしゃべったら面白いな」という印象のままダイレクトに表現できるので。苦労する点は、逆にノリノリになってくると相手のセリフに自分のセリフをかぶせたくなってくるんですよ。相手のセリフにかぶせるくらいにツッコミを入れると面白いのに、かぶってしまうと録り直しになる。いま最高の芝居をしたのに「すいません、かぶりました」って言われて録り直しになり、最高ではなくなってしまったことが何度かあります(笑)。

矢部さん:出番がないときに笑いをこらえるのが大変です。前回はうえださんのセリフに笑ってしまって、間をおいてから立て直したことがありました。プレスコは笑ってセリフが言えなくなってNGということがないので逆に助かることもあるんですが、そこが苦しみでもあり楽しみでもあります。

内藤さん:キャストがクセ者なのでどういう芝居をするのか楽しみだったり、「こうくるか」っていうものしかこないような人たちばかりなので刺激的だなと。本番の収録中、隣の部屋にいるスタッフさんが大笑いしてくれるときは嬉しいんですけど、イヤなのは逆に笑いがなくてシーンとしているとき。「今のはダメだったのか」と心が折れそうになります。嘘でもいいから笑って欲しい(笑)。でも収録中に笑いが起きたり、キャストも笑いをこらえないといけないような現場はあるようであまりないので、その雰囲気がうまく作品に乗っかって皆さんに伝わっていれば幸いです。

――自分が演じられた役と他の方が演じられた役、これまでのシリーズで印象に残っているキャラクターやエピソードは?

うえださん:瞬間的に放出してしまうので、具体的に何が印象的だったかというのはあまり残ってないんですよ。収録で全てをやりつくしてしまう感じです。

名塚さん:普通のアニメではやらないような役でも振っていただけるので、やりがいのある仕事というか、楽しみのひとつでもあります。私の父はスタントロボのスタ江がお気に入りで、木から「よっこいしょ」って降りるところがツボだったみたいです(笑)。観てくれた方の感想を聞くと、それぞれに笑いのポイントが違って面白いですね。私の好きなキャラクターは「終末」の大林さん。「大林一郎」っていかにも演歌歌手にいそうな感じの名前だし、スッポンポンポコポンポコリンの歌が離れなくて。すごいインパクトでした(笑)。

伊藤さん:自分が演じた中では「がんばれ浦島太郎」で「1枚~、2枚~」って皿を数える柄の悪いダンサー。乙姫様に殴られるフグ子も楽しかったです。個人的には名塚さんが演じた「一休さん」がすごく好きでした(笑)。

矢部さん:僕は個人的に「煬帝怒る」のタコタコ星人が好きだったんですよ。悪い人なんだけど、やたら気を使っているところとか、塩に弱いところとかすごく気に入っています。あと色々な人から言われているのが「ハリスインパクト」のハリス。最初の収録ではヒュースケン役の前田さんも乗ってきて2人でニセ外国人風にしゃべっていたのがすごく面白かったんですけど、尺が足りなくなって(笑)。残念ながら前田さんは普通の話し方で録り直しになってしまいました。

前田さん:印象に残っているのは「ネコちゃんの腹筋」で「腹筋がとれたワン」っていうドッグトレーナー。個人的にすごく好きなんですけど、セリフは2つくらいしかないキャラクターでした。あとは内藤さんが演じた猪八戒。若干イラッとする感じが良かったなと思っております(笑)。

内藤さん:やはり「奥の細道シリーズ」の松尾芭蕉さんが印象に残っています。なぜか若い女の子たちに芭蕉と曽良が気に入ってもらえているみたいで。あんなに良いところが何もない、中年のオッサンがなんで人気があるのか不思議でしかたがないんですけど、嬉しいです。

前田:そんなに罵倒されたいんですかね(笑)。

内藤さん:あとはうさみちゃんとかクマ吉くんとか、ほかのキャストの方が演じている役はどれも面白く感じます。自分が演じた中で好きなのは猪八戒。「ギャグ日」に参加して最初に演じたキャラクターでした。そのときは尺の指示が出ていて、皆さんがすごい勢いでセリフを言っているときに「ぶぅ~」ってのんびりしゃべっていたのが印象に残っています。


――最後に、ファンの皆さんへメッセージを。

内藤さん:アニメ化第4弾ということで、いっぱい面白い話があると思います。ぜひ観てください。

矢部さん:どんどん新しい作品やシリーズが出てきますので、それに負けないように僕も頑張ります。『ギャグマンガ日和+』ということで、何か皆さんの心にプラスになることがあればいいなと思います。

伊藤さん:第5弾、第6弾と続けていけるように頑張ります。

名塚さん:死ぬ気で一生懸命演じます!

うえださん:それではまた次回、

前田さん:お会いしましょう!


TVアニメーション『ギャグマンガ日和+(プラス)』
2010年1月よりCS放送キッズステーション、読売テレビほかにて放送開始

<放送局>
読売テレビ:2010年1月4日(月)26:14スタート!
中京テレビ:2010年1月5日(火)25:29スタート!
tvk:2010年1月8日(金)24:35スタート!
テレ玉:2010年1月10日(日)17:45スタート!
キッズステーション:2010年1月9日(土)23:54スタート!
(局の都合で、放送日時・内容が変更になることがあります)

<スタッフ>
原作:増田こうすけ(集英社「ジャンプスクエア」連載)
監督:大地丙太郎
アニメーション制作:スタジオディーン
製作:読売テレビ、バンダイビジュアル、集英社、キッズステーション


>>『ギャグマンガ日和+(プラス)』公式サイト

(C)増田こうすけ/集英社・読売テレビ・バンダイビジュアル・キッズステーション
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