声優
Kiramune Music Festival 2009開催

音楽レーベルKiramuneが初ライブフェス『Kiramune Music Festival 2009』を開催。持ち歌全曲披露! 2010年に浪川大輔さんソロ参加のニュースも!!

 今年発足した音楽レーベル、Kiramune所属アーティストが一堂に会する初のライブイベント『Kiramune Music Festival 2009』が11月29日、東京・NHKホールにて開催された。

 出演アーティストは岩田光央さんと鈴村健一さんのユニット・CONNECT、入野自由さん、神谷浩史さんと、スペシャルゲストの浪川大輔さんとアーティスト・藤崎貴史さんのユニット・Jin-Ger PARADISE。

 このライブではKiramuneレーベルから現時点でリリースされている、すべての楽曲が演奏された。

 更に2010年2月24日発売のCONNECTの新曲「FIGHTING SPIRITS」、配信限定だったKiramune☆All Starsの「EVER DREAM」などを披露。約3時間に及ぶライブは出し惜しみなどまったくない、最大最高のステージになった。

 またJin-Ger PARADISEとして出演した浪川さんがレーベルから4番目のアーティストとしてソロデビューすること、この日のライブDVDが2010年2月24日に発売されることも発表された。


●レーベル発足以来初の大ステージのフェス

 “きらきら”、“コミュニティ”、“ミュージック”を合わせた造語からレーベル名が付けられたKiramuneは、映像・音楽界・リスナーを有機的に結び付け、その輪を広げるコンセプトの元、2009年4月24日に岩田光央さんと鈴村健一さんのユニット・CONNECTのアルバム『CONNECT』から歩みが始まった。

 その後、入野自由さん、神谷浩史さんという個性的で魅力のある声優陣も続々と同レーベルからリリース。8月30日の『キャラホビ』のステージでの初の3組そろい踏みのイベントライブを経て、今回がレーベル初の本格的なライブステージとなる。出演者だけでなく、ファンもかける想いが強いステージ。最初の一歩であり、夢の一夜が始まった。


●トップバッターは岩田光央さん&鈴村健一さんのCONNECT。遊び心あふれる大人なステージを展開

 場内が暗くなるとオープングBGMが流れるとステージ全体をおおっていた白い幕がスクリーンになり、Kiramuneレーベル所属のアーティスト、出演アーティストの紹介映像が映し出される。そして映像が消え、浮かび上がる二つのシルエット。記念的なステージのトップバッターはCONNECT。歴史の第一歩を刻む曲はファーストアルバムのタイトルチューンであり、アルバムでも1曲目に配置された「CONNECT」。二人はジャケット写真同様に黒と白のシックな衣装で登場。アッパーチューンで祝砲を上げ、観客のハートにもビートを点火すると場内も揺れる。2曲目の「NUDE MOUSE」では赤と黒の衣装に身を固めたダンサー4人に交じって、小気味の良いブルースで軽やかなステップを刻む。しかし曲終わりで段取りを間違え、袖に引っ込んでしまう岩田さんに、なぜか追随してしまう鈴村さん。それをMCでさっそく明かして、笑い合う二人。遊び心を感じさせる、やんちゃな大人なユニットだ。

 会場を見渡し、「Kiramuneもここまで来たな」と話す岩田さんに、「あの紅白歌合戦の会場ですよ。ここに立てるとは思ってなかったからうれしい」と鈴村さん。「思いっきりヒリヒリさせてやるぜ」とカッコイイ台詞で決めるところも岩田さんらしい。前半最後のブロックではリフトアップされたミニステージで「ケッパッチャッテ」を荒々しく、ラフで歌い、バラード曲「ヒカリ」では深みのあるボーカルで切なく伝わる。この振れ幅がCONNECTの魅力。

●入野自由さんはさわやかな自然体のナンバーで癒す

 2番手は入野自由さん。パーカーにパンツのさわやかな衣装で現れると入野さんらしさあふれる、「エール」を笑顔いっぱいで歌う。自然で優しさを感じる歌声と笑顔に癒される。そんな入野さんも「緊張しちゃいますね。今日が楽しみだったけど、不安もあって。でも皆さんの声を聴いて、ステージに立ったら安心しました。(何度も歩きまわるしぐさで)袖では『どうしよう、どうしよう』って感じだったけど(笑)」と打ち明ける。しかし一人でステージに立つのは落ち着かない様子。そんな表情もファンにはうれしい。「Fine Day」では体全体でリズムをとりながら歌い、「みんな、一緒に!」と手拍子を求める。入野さんが歌ってくれた軽快で明るいナンバーはどこまでも微笑ましく、心地良かった。


●神谷浩史さんははしゃぎながらもサービス精神旺盛なステージ

 3番手の神谷浩史さんはトランペットを手にしたダンサー6人と一緒にステージへ。最初からヒロシスマイルを爆発させ、「full count」ではフォーンセクションの演奏が聴こえるところではトランペットを吹くまねをしてみたり、ベースが低く鳴るところではエアベースを弾くなど、サービス精神旺盛。MC第一声で「神谷浩史で~す!」と絶叫すると「NHKホール、来ちゃった」とかわいくつぶやく。そして「イェイ、イェイ!」とはしゃぐ姿は本当に楽しそう。「上手じゃないけど、気持ちを込めて歌います」と話す神谷さんだが、「バジル」ではアップテンポなナンバーをリズムにのって歌い、ファルセットも使う器用さを見せる。3組共、1曲目にそれぞれの1枚目の1曲目を持ってきたのはスタートを意識したからだろうか。


●ゲストの浪川大輔さん率いるJin-Ger PARADISEはギターロックで燃え上がる

 前半と後半の間には4人全員が集合してのトークパート。『キャラホビ』イベント前夜の飲み会では変顔(?)写真を撮り合って盛り上がったこと、今回のライブでは前日まで全員揃ってのリハーサルができなかったことなどを話した。また会場に目を向け、男性客に呼びかけると多く手が挙がり、嬉しそうな4人。レーベル内の年功序列の話題からデビュー順に4人縦に並び、EXILEばりのダンスも披露。4人の仲の良さやKiramuneに対する愛情が感じられた。

 後半は浪川大輔さんと藤崎貴史さんのユニット・Jin-Ger PARADISEの「VoICE」からリスタート。ギターを手にした藤崎さんと登場した浪川さんはマイクスタンドを振り回すパフォーマンスを見せながらギターがフィーチャーされたスピード感のあるロックナンバーを熱唱。


●後半戦も個性を見せながらもそれぞれサプライズな一面も

 続く神谷さんは「名もなき花」など、ホットなステージにそよ風が通ったような清涼感のある曲を歌う。「優しい風」ではステージ中央に置かれたスタンドチェアに腰かけながら歌い、終わるとまたイスに腰かけ、笑顔を残し、ステージ下へ消えて行った。

 入野さんは11月25日にリリースされたばかりの「Faith」。ヘッドマイクを付け、ダンサー達とSing&Dance! 前半とは対照的な激しいダンスナンバーに驚かされ、バラード曲の「雨音」では情感たっぷりのボーカル。雨のイメージのスクリーンが映し出され、曲終わりに七色のネオンが雨上がりの虹を連想させる演出も。4曲の間でまったく違った表情を見せ、“アーティスト・入野自由”の未見の魅力の一部を感じさせてくれた。

 後半を締めるのもCONNECT。白煙が上がり、ステージ中央に現れた大きな星のモニュメントをバックに、こぶしを何度も振り挙げながら観客へエールを送るように「Stick to it」を歌い上げる。歌の後、「伝わったか! 俺達のメッセージ」と会場に問うと「オー!」のレスポンス。一瞬、何かを思い起こすように「今、我々にとって感慨深いものがあります」と話し始める岩田さんに、「ここまで来たかという想いが……。二人でいろいろやってきましたが、ここで一つ結実したかと思うと嬉しいです」と続ける鈴村さん。支えてもらった人達への感謝の言葉を述べて頭を下げる二人。しかし「これからKMFもっと行きますよ! だって気持ちいいから」と岩田さん。ラストの曲「Runaway Train」では最後のサビを入野さんと神谷さんも参加して合唱した。

●浪川さんKiramune加入発表&CONNECT新曲披露!

 大きなアンコールに迎えられ、「お待たせ!」の岩田さんの声で出演者全員ステージに。全員腕にシュシュを付けている。まるで絆を形にしているよう。ここで浪川さんがKiramune4組目のアーティストとして2010年ソロデビューすることが発表された。浪川さんも「来年、よろしくお願いします!」とごあいさつ。

 またCONNECTの新曲「FIGHTING SPIRITS」が2010年2月24日にリリースされるニュースと早速、その新曲をアンコールで披露するプレゼントもあった。ブラックテイストでHIP HOP風のナンバーはかっこよく、CONNECTのニューチャレンジと野心にあふれた曲だ。

 3組のアンコールが終わり、KMFのファーストライブフェスのクローズナンバーは全員でKMFのテーマ曲「EVERDREAM」。ステージ上から星型のペーパーが降り注いだ。全27曲完奏し、気持ち良さそうに全員「ふぅ」と深呼吸して、客席に一礼。そのまま「ありがとう!」と何度も手を振りながらステージ袖へ去っていくKiramune☆All Stars。


●ライブDVDが2010年2月24日発売決定!

 岩田さんが「今日は歴史に名を残す1日だ」と語った記念すべきステージが終わった。偉大なる航海の幕開けか、打ち上げ花火で終わるのか。それはアーティスト達、そしてリスナー達次第だ。このステージの成功を機に、「今後も輪を広げていきたい!」という言葉を信じ、今後のKiramuneレーベルの活動に注目してほしい。なお、この日の模様はDVD化され、2010年2月24日に発売される。15台にも及ぶカメラで撮影されたリアルな映像になりそう。参加できなかった人も“目撃者”の1人になろう!

<SET LIST>
1.CONNECT(CONNECT)
2.NUDE MOUSE(CONNECT)
3.ピストンとクランク(CONNECT)
4.エール(入野自由)
5.Start(入野自由)
6.Always,(入野自由)
7.Fine Day(入野自由)
8.full count(神谷浩史)
9.バジル(神谷浩史)
10.ヒカリ(CONNECT)
11.ケッパッチャッテ(CONNECT)
12.VoICE(Jin-Ger PARADISE)
13.名もなき花(神谷浩史)
14.優しい風(神谷浩史)
15.Faith(入野自由)
16.Brave(入野自由)
17.雨音(入野自由)
18.キミヲモフ(入野自由)
19.キミの歌(CONNECT)
20.DNA(CONNECT)
21.Stick to it(CONNECT)
22.Runaway Train(CONNECT)
=ENCORE=
23.my diary(神谷浩史)
24.if(入野自由)
25.FIGHTING SPIRITS(CONNECT)
26.Panchromatic(CONNECT)
27.EVER DREAM(Kiramune☆All Stars)


『Kiramune Music Festival 2009 Live DVD』
2010年2月24日発売
7,500円(税込)
発売:ランティス

CONNECT「FIGHTING SPIRITS」
2010年2月24日発売
豪華盤(DVD付き)2,100円(税込)
通常盤1,500円(税込)
発売:ランティス

>>Kiramune公式サイト

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