
前作をモチーフにさらなる世界観を築いた映画『リアル鬼ごっこ2』の撮影現場を取材!キャストにインタビューも!!
石田卓也主演で2008年に公開された映画『リアル鬼ごっこ』。その続編の製作が決定した。山田悠介のベストセラー小説『リアル鬼ごっこ』は、「佐藤姓の人を捕まえて抹殺する」という命がけで逃走するサバイバルゲームを描いた作品。前作『リアル鬼ごっこ』は、当初、単館公開を予定していたが、公開前に盛り上がりを見せ、36館からスタートした公開館数も最終的に100館以上に。小・中・高生から圧倒的な支持を受け、大ヒットを記録。その前作から2年、『リアル鬼ごっこ2』は原作をベースにしたオリジナル作品として誕生する。前作に引き続き、柴田一成監督がメガホンをとる。主人公の佐藤翼役には、石田卓也が再登板。また、新キャストとして三浦翔平と吉永淳が起用される。全てがスケールアップした『リアル鬼ごっこ2』は2010年6月全国公開される。
――まずは一言づつご挨拶をお願いします。
柴田一成監督:前作の『リアル鬼ごっこ』は規模的には単館系でしたが、山田悠介さんの原作発表当時のファンと映画公開時の両方のお客さんに観に来ていただきスマッシュヒットになりました。また、レンタルの方での回転も洋画の大作レベルと同じ位で、たくさんの方に観ていただき、ファンの方からの要望もあり、脚本を描いて今に至ります。(物語は)原作に続編がないので全くのオリジナルになります。“死をかけた鬼ごっこ”というベースは残しつつ、新たな世界を構築、新キャラクターも登場させて、スケールアップした作品を撮影中です。ご期待ください。
石田卓也さん:前作よりアクションシーン・スピード感はレベルアップしています。前作での反省点がいっぱいあったので、その辺りを生かせていければと思っています。
吉永淳さん:アクションシーンを含む映画は初めてで、撮影に入る前に厳しい稽古を積んで撮影に入りました。共演者の方も優しくて、現場も楽しいです。
三浦翔平さん:原作の山田悠介さんのファンで、出演でき嬉しかったです。“佐藤洋”役ということで稽古をしながら悩んでいたのですが、 監督と相談しながら、自分らしい“佐藤洋”を演じています。
――『リアル鬼ごっこ2』が決まったときの感想と、撮影に入っての感想を教えてください。
石田さん:前作の時撮影がハードだったので、2が決まって「またやるのかよ…」って思いました(笑)。今回は体力作りをしてから撮影に入ったので、全てレベルアップしていて、自分でも観るのが楽しみです。
吉永さん:撮影で実際に追いかけられると本当に怖くて、夢にまで出てきて追いかけられました(笑)。体力的にも精神的にも追いかけられていますが、撮影は楽しくて、この作品に関われて嬉しいです。
三浦さん:前作と同じ役で違うキャストというのは初めての経験で、最初に思ったことは“前作に負けたくない” 役作りは悩みに悩みましたが、今はこれが自分の“洋”だと思って頑張っています。
――監督にお聞きしますが、今作で一番力を入れてるところを教えてください。
柴田監督:続編のセオリーとして“スケールアップ・新キャラクター・新事実・前作を観た人、観てない人も楽しめる” この5つを脚本に盛り込むのが大変でした。これに加えて、ラブストーリーも織り交ぜて、より楽しめる作品になっていると思います。また、アジア人が銃を持って銃撃戦を繰り広げるというのは、ハリウッドに比べると、やりにくくて現実味がないのですが、パラレルワールドを設定することで、思いっきりできました。
――最後に映画を待っているファンにメッセージをお願いします。
柴田監督:今回は迫力ある怒涛のアクションに加えて、キャラクターの掘り下げと、ラブストーリーもお楽しみに!
石田さん:バリバリのアクション作品という日本映画は少ないなかで、本作では迫力のあるアクションシーンが観られます!!
吉永さん:まだ全部を撮りきってないので、最終的にどうなるかわかりませんが、面白い作品に仕上がると思います。劇場まで走って来てください。
三浦さん:撮影をしながら手ごたえを感じていて、目の離せない面白い作品になるだろうと思います。是非、観に来てください。
『リアル鬼ごっこ2』
2010年6月全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム
監督・脚本:柴田一成
出演:石田卓也、吉永淳、三浦翔平、蕨野友也、渡辺奈緒子、永島敏行
>>映画「リアル鬼ごっこ2」公式サイト































