帰ってきたノンストップ疾走アクション大作!映画『リアル鬼ごっこ2』が6月5日にいよいよ公開で主演の石田卓也さん&三浦翔平さんにインタビュー!
全国の“佐藤さん”が次々と殺されてしまうという奇抜な設定で、多くの若者たちから熱烈な支持を受け、小説からマンガや映画化等、様々なメディアミックスを展開させた『リアル鬼ごっこ』が2年の時を経て、映画ならではのオリジナル要素を存分に盛り込んで帰ってきた!それが6月5日公開の映画『リアル鬼ごっこ2』だ。
アニメイトTVでは、先日行われた全国の “佐藤さん”を招待したプレミア試写会&舞台挨拶の直前に、佐藤翼役の石田卓也さんと佐藤洋役の三浦翔平さんにインタビューを敢行した。注目の『リアル鬼ごっこ2』にまつわるエピソードなどを聞いた――
――まずは続編が決まったときの印象をお伺いしたいのですが?
石田:「『2』をやるのか!」という驚きが最初にありました。次に『1』のツラさを体験していたので「ハードな撮影がまた始まるのか…」と思いました(笑)。
三浦:前作を観ていたのですが、大東俊介さんが演じている役なのでプレッシャーを感じていました。だけど、台本を読んでみて、現世とパラレルワールドで人格が異なった佐藤洋を演じられるというのはとても楽しみでした。
――撮影をしたのはいつ頃なんですか?すごく汗をかいていましたね?
石田:11月頭から12月にかけてで、すごく寒かったですよ。走り出したら暑かったですけど、やっぱり朝は冷え込んでいたりして、カイロを20枚くらい持っていましたね(笑)。
――実際に撮影前に走り込んだりしました?
石田:しました! 僕は『1』のツラさを知っていたので、準備をしておこう……準備をしていないとヤバいなって思いました(笑)。
三浦:僕は別の映画を撮り終わってすぐにこの撮影に入ったんですが、1ヶ月くらいアクションなどの練習があったので、そこで体力をつけさせていただきました。
――映画の観どころは?
石田:とにかく、アクションですね。『1』を観ている人も、また違った楽しさを見出せると思います。アクションの多さにビックリするのではないでしょうか。
三浦:洋もアクションはやっていますが、今回、愛とのラブシーンもあるので、そこが観どころです。
――『2』のほうがより走っている印象を受けましたが、実際はどうだったんですか?
石田:撮り方の違いかもしれませんが、走ったのは『1』のほうが多いんですよ。『2』では戦っているシーンが多くて、初めてワイヤーアクションをやらせていただきましたし、アクションの種類も多かったですね。
あと、本物の薬莢を使い、音もすごかったです。銃を使ったアクションもありました。残念ながら僕はガンアクションはなかったんですが・・・。
――先ほどもおっしゃっていましたが、三浦さんは現世とパラレルワールドとで、人格が異なった佐藤洋を演じていらっしゃいますよね。それぞれの役作りに関して教えていただいてもいいですか?
三浦:両方の洋を足して2で割ったのが“僕”です(笑)。2つの役を演じることが出来たことにまず感謝をしたいです。とても勉強になりました。
パラレルの洋はクールなんだけど、愛のことが好きだし、仲間が殺されたら怒るという、真っ直ぐな性格。現世の洋は、本質は素直で優しいのに、それを隠すために強がってしまう性格。
現世の洋はストーリーが進んでいく内に本質が出てきて、終盤ではパラレルの洋と現世の洋がシンクロしていきます。
――お互いの印象をお願いします。撮影中に発見した一面などはありますか?
石田:最初はクールな人だと思ったけれど、撮影していくうちに、面白い人だったんだなと思いました。現場を盛り上げてくれて、常に明るかったです。冗談ばっかり言ってるんですよ(笑)。
三浦:まるで仕事していないみたいじゃないか!(笑)
石田:違う、違う!(笑)
三浦:たっくん(石田さん)は最初に会ったときは静かな印象でしたね。でも、ちゃんと話しかけると喋ってくれるし、なにより優しい。そして笑顔に癒されますね(笑)。あとは漫画好きっていう発見がありました。
――お二人が絡んだ、印象の強いシーンは?
石田:ふたりで協力して鬼を退治するシーンがあるんですが、やっぱりそこですね。
――ラストシーンでは時代劇風(?)な世界へ飛ばされてしまいます。パート3があるとするなら時代劇になりそうですが、“時代劇”『リアル鬼ごっこ』で挑戦したいことなどはありますか?
石田:そうですね! そうなったら殺陣に挑戦することになりますが、カットで割って編集で繋げるような殺陣ではなく、1シーン続けて殺陣をしてみたいですね。侍になりたいですね(笑)。
――最後に、メッセージをお願いします。
石田:『1』に比べて、かなりレベルアップしているので、『1』を観た人も観ていない人も楽しめる作品になっています。オススメはやっぱりアクションをがんばったので、そこを観ていただきたいです。キャストが新しく愛(吉永淳)と洋(三浦翔平)になっているので、そこも観どころですね!
三浦:『2』だけでも楽しめる作品には仕上がっているので、『1』をあまり意識しないで観ていただきたいです。アクションあり、ラブシーンあり、キャスト・スタッフ、みんなが全力でがんばって仕上げた作品なので、是非観てください。
<取材:だーくまたお/文:岡 優希>
>>映画『リアル鬼ごっこ2』公式サイト