『劇場版 機動戦士ガンダム00』大ヒット御礼でスタッフ座談会が開催。監督らスタッフによるトークで会場も盛り上がる！

　シリーズ19年ぶりの完全新作として9月より公開された『劇場版 機動戦士ガンダム00－A wakening of the Trailblazer－』。現在でも興行ランキングベスト10にランキングされる好調ぶりを見せている本作の"大ヒット御礼"として、10月11日にシネマサンシャイン池袋にて主要スタッフを集めての座談会が開催された。水島精二監督をはじめ、角田一樹副監督、メカニックデザインの柳瀬敬之氏、メカニック作画監督の有澤寛氏、CGプロデューサーの松浦裕暁氏、そして池谷浩臣プロデューサーが登場し数々の裏話が語られた。

　座談会はリラックスムードでスタート。完成までの多大な苦労をともにしてきたメンバーが並んだということでなかなかの赤裸々なトークが広がり、松浦氏はそのあまりのカットの多さに参ったという苦労を「軽いトラウマに…（笑）」と笑いを交えてのコメント。水島監督からは、大型モビルアーマー“ガデラーザ” は“プトレマイオス” よりも大きい理由について「モビルスーツとの大きさの対比をコンテから割り出していったらめちゃでかかった」とコメントが。サイズ設定にまつわるエピソードなど、どうやって作品が出来ていくのかについて、興味深い裏話を明かしてくれた。

　後半は事前募集したファンからの質問に。「ライルのメガネは誰の趣味？」「マリーの民族衣装は誰の趣味？」には「僕です」と両者へ水島監督が即答。「僕はメガネフェチなんです。“メガネっ子フェチ”ではなく」とのことで、メガネ雑誌にコラム掲載を希望している一面も語られた。またファンの多くが気になっている続編の予定を聞かれると、池谷プロデューサーからは「そういう声を頂くことも多くなってきました。今日この時点で決まっていることはまだないですが、皆さんの声を大事にしていかなければ」と客席からの期待高まる歓声に、たじたじになりながらコメント。最後の挨拶時には水島監督からも「サンライズさんに投書やメールをいっぱい送っていただけると、外伝や、まだ描写していない空白の時間について何か発表できたりするかもしれません」と完結を迎えた今なお意欲は衰えずといった様子を見せてくれた。

　尚、今回の模様は一部Ustreamでも配信もされていたので、今回会場へ足を運べなかったファンもそちらから視聴できる形となっていた。

　『劇場版 機動戦士ガンダム00－A wakening of the Trailblazer－』はシネマサンシャイン他で全国公開中。


>>『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』公式サイト